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日本一の宮崎牛にとって、猫は天敵である

保健所の会議に出席しました。

報告事項は、
重症血小板減少症候群(SFTS)、
旅館・公衆浴場のレジオネラ症発生防止対策、
食中毒対策、
犬猫の苦情及び引取状況、
保健医療福祉調整本部の概要、
でした。

感染症・健康危機管理の話題に、
出席した委員の関心が集まりました。

SFTSは、
保健所の管内で2名の患者が発生したので、
質問が相次ぎました。

宮崎県が国内で発生報告が最多で、
致死率が25%というのは
かなり衝撃的だったようです。

60歳未満で亡くなった人はいませんが、
60歳以上の高齢者は感染者も多く、
重症化して亡くなる方もいます。

発症して6日目が生死の分かれ目になる
という話がありました。

感染症法で1類になっている、
ダニが媒介するウイルス性疾患の
クリミア・コンゴ熱に匹敵する致死率です。

我が国で開発された
アビガンは世界初の治療薬です。

ダニよけの薬は、
延岡市発祥のドラッグストア
「コスモス」でも売っているとのことでした。

SFTSは、
中国、韓国、台湾、東南アジアなどに
広く分布しています。

ウイルスの遺伝子による型で、
中国型や日本型などに分類できます。

面白いことに日本には、
日本型と中国型が生息しています。

中国型のウイルスは、
中国大陸からやってくる渡り鳥に付いたダニ
に乗って運ばれてきたものの末裔です。

日本型にはさらに細かく分かれますが、
宮崎県の日南地域のSFTSは、
日本でもここにしか分布していない
レアものだとのこと。

SFTSは犬も猫も感染しますが、
全く違う様相を呈します。

犬は感染しても元気なことが多いのですが、
猫はへたれて体調不良となり
元気がなくなります。

SFTSは雪のようなもの。

雪が降ると、
犬は喜び、庭を駆け回りますが、
猫はヘタレて、こたつで丸くなります。

ちょっと違う気もしますが、
とにかく、弱った野良猫は、
もしかするとSFTSに感染している
かもしれません。

猫を放し飼いにすると、
感染した野良猫とけんかをして傷ついたり、
ダニに刺されたりして、
SFTSになることもあります。

そもそも猫は、室内で飼うのが原則です。

猫は、
住むのに
横のひろがりはあまり関係なく、
縦の方が重要です。

部屋の中で、 
高く登れるようにすれば、
猫的にはOK。

野球のピッチャーにたとえると、
スライダーのような横ではなく
高低を重視するフォークボール派です!


そして、野良猫への無責任な餌やりは
とても問題のある行為です。

高齢者で
一人暮らしや
家族や親戚とのつきあいがない方
がすることがほとんどのようです。

餌を食べにくる猫に安らぎを覚えるようです。

こうした餌やり行為は、
餌をやる人が病気で入院したり、
入所した場合に途切れる
ことになります。

集まった猫たちは、
餌をもとめて近所の家などに侵入して
トラブルを起こします。

牛の餌箱の中に入った猫は、
わらの中に糞尿をします。


そうすると牛は、もはや餌を食べなくなります。

日本一の宮崎牛にとって、猫は天敵です。

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