青森県の保健所にいたときに、大河ドラマで知った「徳川家康作戦」を展開したことがある
その昔、NHK大河ドラマで「独眼竜政宗」がありました。
戦国時代の東北の王者「伊達政宗」が主人公で、俳優の渡辺謙さんが演じました。
関ヶ原の戦いに勝った東軍の徳川家康は、敗けた西軍の大名の領地を奪って、論功として東軍の大名に分け与えました。
大坂夏の陣で豊臣家を滅ぼしましたが、ほとんどが徳川方になったので、与える領地がありません。
家康は、朝廷から官位をもらってそれを大名に配りました。
伊達政宗は、家康が土地のかわりに権威を与える機略に感心します。

青森県のむつ保健所にいたときに、大河ドラマで知った「徳川家康作戦」を展開したことがあります。
公衆衛生に関する大臣表彰や知事表彰を、管内の自治体や団体が受賞するようにしたのです。
そもそも表彰をいただくためには、要件に合致する対象者であること、表彰に値する活動歴があることなどを明確に示す必要があります。
具体的には、こうしたことが書かれた調書が作成できるかどうかにかかっています。
調書作成は、相当面倒な作業です。
実際に作成する担当者の心意気にかかっています。
そうした担当者に伴走して、文章だけではなく、データをグラフ化して示すとか、読みやすく箇条書きにするとか、とにかく調書を見て評価する人がわかるように、とアドバイスをしました。
むつ保健所の管内は、北のまほろばの下北半島で、地域的に不利であり、人材不足などいろんな面で遅れていましたが、そうした逆境の中でもこのようなユニークな活動ができたのだと書くことができました。
おそらく、審査する人たちには判官贔屓があったのでしょう。
いくつかの団体が表彰を受けました。
管内のある団体が真っ先に表彰を受けたので、青森市や弘前市、八戸市などの都会の団体からクレームがありました。
だったら調書をつくって提出すればいいではないかとつっぱねました。
当時の大蔵省の主計局は、「要求なきところに査定なし」と言っておりました。今もそうでしょう。
業績が全くないように見えても、役場や団体には長年の活動の記録が残っており、人々の中には記憶があります。
こうした記録と記憶をまとめると、見た人が応援したくなるような調書ができあがるものです。
ネバーギブアップ!
あきらめたら試合終了ですよ。

下北半島に佐井村という村があります。
佐井村と保健所が組んで調書を作成し、見事、保健文化賞を受賞したことがあります。
調書作成のために、保健師が合宿をしました。
村長さんが天皇陛下と会って感激して、保健文化賞受賞記念の冊子を作り、保健所にお礼を言いに来ました。
そろそろ宮崎県でも保健文化賞を受賞してもいいときが来たと思います。

第一生命が主催です。
賞金があり、受賞した個人・団体は天皇皇后両陛下に拝謁することになっています。
賞金は団体が200万円、個人が100万円。
第一生命の社長さんは、特定の県が続くよりも、できるだけ多くの県から応募してもらいたいと言っておられました。
ネットで調べてみたら、対象は以下のとおりとなっています。
保健衛生(関連する福祉等を含む)の向上に著しく向上させた団体あるいは個人
保健衛生(関連する福祉等を含む)の向上に著しく寄与する研究または発見をした団体あるいは個人
宮崎で徳川家康作戦を展開してはどうでしょう。
ドリーム・カム・ツルーさんも言ってます。
何度でも 何度でも 何度でも
10000回だめでも
10001回目は 変わるかも知れないと。
