アメリカでは新薬開発が感動のドラマとして描かれ、日本では新薬の許認可の不正と汚職が描かれる
難病の患者会や交流会では、
患者さんのご家族の想いを知ることができます。
そうした想いを受け止め、
どのような形でもいいので、
少しでも前に進めればいいと思っています。
私が見たことのある難病関係の映画が
3つあります。
一つ目は、「ロレンツオのオイル」です。
副腎白ジストロフィという難病に罹った息子を救うために奮闘する夫婦の実話を、映画化したものです。
治療法がないのですが、夫婦は諦めずに、治療法を探ろうと国際シンポジウムまで開催します。
日本人の学者も登場します。
二つ目は、「レナードの朝」です。
ロバート・デニーロが、嗜眠性脳炎の患者を演じています。
患者を助けようとする医師が、パーキンソン病に開発された新薬Lドーパを投与します。
そのときに、ある奇跡が起こります。
原作は英国人の医師で、医学的で丁寧な仕上がりになっています。
三つ目は、「小さな命が呼ぶとき」です。
ハリソン・フォードが、
生化学者役で登場します。
ライソゾーム病に罹った息子を治療するために、投資家が会社を買い取って、新薬を開発させる話です。
ロレンツオのオイルの投資家バージョンという感じです。
実話に基づいており、
これはアメリカでしかできないと思いました。
株主はすごいと思いました。

アメリカでは、こうした新薬開発を描いた映画があります。
こうした映画を見ることで、
患者の家族の想いを知ることができます!
これが、アメリカから新薬が次々に生まれる原動力になっているのだ、と感じています。
一方、我が国の新薬開発的な映画は、
あまり聞いたことがありません。
逆に、
治験で不正があったとか、
薬の許認可で厚労省の役人が汚職をしたとか、
そんなことばかりがドラマになります。
TBSの人気ドラマ「下町ロケット」では、
医薬品医療機器総合機構(PMDA)に似た
「PMEA」という組織が登場して、
その検査官が製薬会社に銀座で接待されたり、
他の第三者に医療機器の開発情報を
漏らすシーンがでておりました。
これを見て
厚労省の医薬局やPMDAの職員は
大変怒っておりましたよ。
作家の吉村昭氏の「光る壁画」は、
日本で開発された世界的な医療機器
「胃カメラ・内視鏡」
を描いています。
東大の医師とオリンパスの技師が開発しました。

ちなみに、
新型コロナウイルス感染症の治療で
大活躍をしたパルスオキシメーターを
開発したのは日本人です。
超音波の診断装置の開発も
日本人の医師が貢献をしています。
こうした技術開発を肯定的に捉えるドラマを
いつかつくりたいですね。

メディキットの創業者の
中島社長の話もドラマになりそう。
宮崎は小説のネタが多いと思います。
あとは、書くだけです!

今日の写真は、
宮崎県木城町に「新しき村」をつくった
武者小路実篤先生にまつわるものです。
アメリカでは、武者小路実篤先生は、
きっと映画化されると思いますよ。

