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ガレノスは1400年間、アビセンナは600年間、西洋医学の世界に君臨した


古代ローマ帝国においては、
医療はローマ人の仕事ではなく、
奴隷の仕事とされていました。

そこで、腕のいいギリシャ人の医師を奴隷として使っておりました。

ローマ帝国の医師に、とんでもない医学の巨匠がいます。

ヒポクラテスの没後、約600年に
現在のトルコのベルガマに生まれた
ガレノスです。

父は、息子のガレノスの教育にありったけの金をつぎ込みました。

ガレノスは天才で、
13歳で3冊の本を書き、
生涯に500冊もの本を書いた
と言われています。

全部ギリシャ語です。
天才でしたが、ラテン語は苦手でした。

古代の医学文献をかき集め、
動物の解剖をたくさん行いました。

当時は、人の解剖は禁止されていました。

剣闘士の産業医をしており、
切り口から中をのぞいて観察しました。

軍医としても、
ローマ帝国の5賢帝のひとりである
皇帝アウレウスのドイツ出征に
従軍しています。

ガレノスは、
膨大な医学文献と解剖の実績をもとに
医学を集大成させました。

古代ギリシャ・ローマの医師たちが築いてきた
医学情報は、ガレノスのもとでまとめられて、
後の西洋医学の基礎となったのです。

薬学の世界でも、調剤術を完成させました。

薬を服用しやすい形で投薬するための
剤型を研究する分野は、
現在も「ガレノス薬学」と呼ばれます。

西暦199年頃にガレノスは亡くなりますが、
死後は「医師の君主」となって尊敬されました。

「ガレノス医学」は、キリスト教の教えとなり、
ヨーロッパでは約1400年間も、
医学の世界に君臨しました。

いわば医学の進化が止まったのです。

キリスト教が医学を支配し、抑圧しました。

「ガレノス医学に背くことは異端邪教である!」
とされたのです。

恐るべし、ガレノス。

ガレノスは西洋医学の巨匠ですが、
アラビア医学の巨匠は、アビセンナです。

アラブ名は、イブン・スィーナ。

実はアラビアは、
ギリシャ医学とインド医学、中国医学が融合した世界でも最も医学が進んだ地域でした。

アビセンナは、
西暦980年に、
現在のウズベキスタンのブラハに産まれました。

小さいときから神童と言われ、
若干10歳でコーランをマスターしました。

漫画「巨人の星」の星一徹のような父にしごかれて、アビセンナは星飛雄馬のように勉強したのです。知らんけど。

16歳からは医学を勉強しました。

昼は勉強以外は何もしなかったそうです。
夜も勉強のために眠らなかった、
という伝説があります。

打倒ガレノスを目指して、「ガレノス養成ギプス」を付けた記録は残っておりません。

わからないことがあると、
水をかぶってみそぎをしました。

モスクに行って、
「自分に理解を与え、困難の扉を開いてくださるように」
とアラーの神に祈りました。

この姿は、
まるで終生のライバル花形満に
大リーグボールを打たれた星飛雄馬のよう。

飛雄馬は、
どん底の状態から
次なる魔球のヒントをつかみました。

18歳で、
王族の治療を行うまでに成長しました。

その後、
バクダッド最大の病院で最重要の地位に就き、
医師のトップとして君臨しました。

ついたあだ名は「医学の王子さま」。

漫画のようですが、本当です。

アビセンナは、
生涯に100冊以上の本を書きました。

中でも「医学典範」は、アラビア医学の最高峰とされました。

アビセンナは、1037年に亡くなりました。

医学典範はラテン語に翻訳されて、
アビセンナの死後600年間、
ヨーロッパの大学の医学部の教科書として
広く使われました。

医学の王子様のアビセンナにも
弱点がありました。

ワインと女性に溺れて、
早死にしたと言われています。

ちなみに、
コーヒーを世界に広めたのは
アビセンナと言われています。

アフリカ産のコーヒーの効能を、
医学典範で紹介しました。

アビセンナは、
ウズベキスタン共和国では英雄で、
その医療は現代にも伝わっています。

「アビセンナ」又は「イブン・スィーナ」は、
我が国では全く知られておりません。

知り合いの医者で、
アビセンナを知っている人がいたら、
褒めてください。

その方は「違いの分かる医師」かも。
貴重な存在です。

宮崎市の山形屋百貨店で
紙をつかわなくていい
コーヒードリップを購入しました。

ペーパーフィルターがいらないので、
ずぼらな私には大変便利です。

学生時代、
ペーパーフィルターをきらしていたときに、
テッシュペーパーで飲んだら美味しくなかった。

そういうトラウマがあったので、
少し高かったのですがゲットしました。

高鍋町のナガノ屋で、
hiroコーヒーの粉を買って飲んでおります。

これが美味しい!
しかも安く、コスパがはんぱない。

ネットで調べたところ、
新富町の10号線沿いの「珈琲専科批呂」
の自家焙煎でした。

UCC上島珈琲に勤務していた、
コーヒーのプロだそうです。

還暦過ぎての、こうした新しい発見は嬉しい。
ワクワクします。

次回は、豆を買って、挽き立てで飲もうかしら。

椎葉村にいる父が「ソバはな、本当は挽き立てが旨いとぞ」とよく言っておりました。

挽き立てが旨いのは、ソバもコーヒーも同じ?

いかん。今日はガレウスとアビセンナの話だったのに。宮崎の話になってしまったT^T

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