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心臓は単なるポンプではなく、ホルモンを分泌する内分泌器官である

宮崎大学医学部50周年のイベントで、
午後に福岡ソフトバンクホークスの工藤元監督の話を聞きました。

午前中は、宮崎大学医学部の教授陣が心臓についてプレゼンテーションをしました。

講演をしたひとりで、
心臓血管外科の古川貢之教授は、
椎葉村の出身です。

彼の実家は、
上椎葉ダムの展望台のすぐ横にあります。

椎葉村に行かれた際に、
日本初の大規模アーチ式の
上椎葉ダム(別名「閣下」)を
見たいという方がおられたら、
ぜひ展望台までお越し下さい。

教授の父は、神楽面づくり名人ですので、
いろいろと面白いお話が聞けると思います。 

ハベレオ通信のことをしゃべると、
お茶がでるかもしれません。

展望台からの眺め①

古川教授の講演によると、
医学界ではかつて
「心臓は単なるポンプ」
と考えられていたそうです。

そのため、
もし心臓が悪くなっても
人工的な心臓(ポンプ)に置き換えればいいと、人工心臓の研究が盛んに行われていました。 

脳死下の心臓移植は
倫理的な課題もあって実施するのが難しい 
ことが多いことから、
そうした課題の少ない
人工臓器の開発に世界中が向いていました。

ところが、
心臓からホルモンがつくられている
という衝撃的な事実が判明しました。

心臓が生産するホルモン(ANP)
を特定した研究者は、
松尾壽之先生という研究者で、
宮崎と大変ゆかりの深い方でした。

東大の薬学部出身で、
米国のチューレン大学医学部助教授となり、
阪大の生化学から宮崎医大の生化学教授になり、その後、
国立循環器病研究センターの研究所長
になりました。

そして宮崎医大の学長となり、
宮崎大学と宮崎医大の統合を実現して
退職されたそうです。

心臓から出るホルモンは、
血管を広げて尿の排泄を促す作用があり、
心臓へのストレスを和らげる生理作用
をもっています。

つまり、
心臓は単なるポンプではなく、
内分泌器官としての役割があったのです。

この結果、
心臓を恒常的な人工臓器に置き換えよう
とした研究は無くなったそうです。

展望台からの眺め②

心臓は電気的刺激で拍動します。

1906年ドイツ留学中に、
その心臓のスイッチ部分である
房室結節を見つけたのが、
日本人の病理学の医師で、
九州大学教授の田原淳先生です。

名前をとって「田原の結節」と呼ばれています。

福岡市の天神には、
田原淳先生の旧居跡の碑があります。

「ペースメーカーの父」とも言われております。

大分県の出身です。

心臓に関する世界的な発見が、
宮崎県と大分県の関係者によりなされた
ことを知って、
なんとなく心臓が身近になりました。

もともと身近ですが……。

天神にある田原淳先生の住居跡

心臓に毛が生えている人も、
ノミの心臓と言われる人も、
週末は、
ホルモン焼きのお店に
足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、最初に注文するものは「ハツ」

「初」に通じるものがあります。


松尾先生に敬意を表して、
ホルモンは心臓ファーストで。

ハツを三個食べたら、ハツトトリック

田原先生に敬意を表して、
田原俊彦さんのように、ハツとして!Good!

すいません。
今日は、疲れがたまっているような気がします。

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