こんなにも違う日本とイギリス。それはカフェ文化の違いにも表れていて…
ロンドンを旅していて気付いたことがあります。
たぶん気付いたことです。
「この国、カフェのテイクアウト用カップを持ったまま歩いてる人多くねーか?」
今回はこの謎に潜む、闇の部分に挑んでいきます。
挑んだ結果、1ミリも闇っぽい部分はなかったけど、とにかく挑むったら挑むんです。
東京より圧倒的に多いロンドンカフェテイクアウトカップの現状
ロンドン一人旅から帰国した僕の記憶には、街中に溢れるカフェのカップ持ち歩き勢のイメージがこびりついていました。
けれど、いないのです。
日本では、カフェカップを持ち歩いている人が。
いや、まったくいないってわけじゃあないんですよ。
別にレッドリストに登録されている絶滅危惧種並みにいないってわけじゃない。歩いていることはいるんですよね。
でも、その絶対数が圧倒的に違う。
女王様と働きバチ並みに違うんです。
ロンドンは、街を歩けばそりゃもううじゃうじゃいましたよ。
公園にも、地下鉄にも、スーパーにも、ぞろぞろです。
けど日本だとほとんど見かけません。
いったい何がここまで違いを生んでいるんでしょうか。
カフェカップで飲み歩きする人が多い3つの理由
おぼろげながら浮かんできたんです、カフェカップで歩き飲みする人が多い3つの理由が。
輪郭が、浮かんできたんですよ。
ええ、ほんとに浮かんできたんですよ!疑うんですかっ!うたg……
① カフェショップの数が違うのではないか?
シンプルに、カフェショップの数が違えば、その周辺地域に与える影響も変わると思うのです。
ほら、サッカー日本代表のユニフォームを着たファンが、国立競技場の周り集まっていたら「なんか今日ユニフォーム着てるやつ多くね?」って思うじゃないですか。
それとおんなじ現象が、ロンドンと日本とのカフェカップ持ち歩き勢の差になっているかもしれません。
そこで、ちょいとグーグルマップ先生にご協力してもらって、一定範囲内にあるカフェの数を調べてみることにします。
▶ルールは次の通り。
・駅を中心に設定。
・グーグルマップで右下の距離のところが100mにしたときの画面に映っているカフェの数を数える。
・cafeというキーワードで検索する
では早速みていきましょう。
▶先行 日本。
場所はカフェの街下北沢に設定します。
いざ勝負!

<<< 合計20店 >>>
さすがに下北沢、強い。
▶後攻、ロンドン。
場所はロンドンの中心地(だと勝手に思ってる)Piccadilly Circus駅。
勝負はいかに!

<<< 合計20店 >>>
同数だと……!?
まさか、カフェの数が変わらないことってあるのか…?
確かに、検索方式によっては変わる可能性もあります。
が、予想では「ロンドンのほうが多いんじゃね?」…と考えていたので、この結果は衝撃的でした。
② ロンドンでの、カフェにおける店内とテイクアウトの値段の差
実はイギリスでは、飲食を店内かテイクアウトかによって、大きく値段が変わる場合があります。
これはVAT(Value Added Taxの頭文字を取ったもの)、つまり付加価値税というやつが影響しているそうです。
日本でいうところの、消費税に当たるやつですね。
※ちなみに日本には”消費税という税金”は本当はなくて、実際のところは”付加価値税”のことを指してます。つまり僕たちは、付加価値税のことなのに、消費税と呼ぶようにしているだけなんだそう。うーん、不思議!(皮肉です
イギリスのVATは基本的に20%です。
ですが、生活必需品には0%税率となるそうです。
このVATの生活必需品には、どんなものが当てはまるんでしょう。
ということで、もうちょっとだけ詳しく調べてみました。
それをここに書いておきますね。
・食料品
・子供服
・水道
・衣料品
・文房具
・新聞
・書籍
・他生活必需品
これをみると、生活に欠かせないものや子供用品などに税金がかからないようにしているのが見て取れます。
人が人として最低限生きていける環境のため。
そして未来を担う子供のため。
税金を取るべきものと、取ってはいけないものの線引きがある程度しっかりできているってことですね。
これ以上の情報は、もはやこのNoteの趣旨と違うので、いつか違う媒体で語れればと。
つまりまとめると。
店内での飲食だと税金がかかる、テイクアウトのほうが安い。
「だったら安いテイクアウト選ぶよね→じゃあ歩きながらカフェを飲むか」
だから、カフェをテイクアウトして持ち歩く人が多いのかもしれません。
逆に日本はというと、税率がほんの少しだけ違うだけで、店内もテイクアウトもほとんど変わりません。
店内だと10%の消費税がかかりますが、テイクアウトだと8%です。
つまり、わざわざテイクアウトを選ぶほどの税金差がないんですよね。
店内でええやん!てなるに決まってます。
持ち歩くのダルいですからね。
そりゃあスタバやドトールは、いつ行っても混んでるわけだ。
吉祥寺のスタバが満席だった光景を見た時、正直ドン引きしましたからね。
平日の昼ど真ん中だというのに、ね。
「お前らどっかいけよ!僕がPCで作業できねーだろうが!くそがっ!」
とその時思ったとか思わなかったとか。
③ 食べ飲みしながら歩く行為の文化的違い
日本は、行儀とかマナーとかを異常に気にする文化があります。
今回のテーマでいえば、歩きながら食べ飲みしている人のことは「行儀が悪い」、と見えてしまうのでしょう。特にこれは、年齢層の高い人たちの意識の中に、こびりついている文化とも言えます。
言ってしまえば、、他人からの目を気にしすぎる民族ともいえます。
そんな文化圏で育ってきた僕たち。
ということは、その行儀に囚われすぎてしまい、歩きながらの飲食に対して、否定的なイメージをもってしまうのかもしれません。
他の人から行儀が悪いと思われたくない。
だから、歩きながらの食べ飲みは避ける。
世間体を気にする日本における、文化的拘束って言葉がぴったりの姿ですねぇ。
翻ってロンドンはどうでしょう?
外で歩きながら飲食するのは当たり前。
お店の中にもガンガン持ち込むし、それについて誰も咎めない。
なにしろそれが当然だから。
もちろん、それを行儀が悪いと誰も思っていない。
結果、カフェも歩きながらだって飲む。
だってそれが”当然”だからですね。
そもそも、他人の目なんてだーーれも気にしちゃいないんじゃないかと。
いったんの結論
なぜロンドンではカフェカップを持ち歩く人たちが多いのか、について、3つの仮説を考えてみました。
そしてそのうちの2つ
「付加価値税の高さ」
「文化的な違い」
ここらへんかな。
この2つの要因が、大きな影響を与えていそうな気がします。
もちろんもっと他の要因もあるかもしれません。
逆にこんな理由もあるんじゃね?と思われる方もいるかも。
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読まなくてもいいおまけ雑記
カフェ代をケチるとき、AGFのスティックコーヒーを愛用してます。特にカフェラトリーシリーズが好物で、よく「濃厚ミルクカフェラテ」を常飲してます。かなりおススメです。
一応1日2スティックを上限にしてます。健康診断が怖いので。
良かったら飲んでみてください。飛ぶぞ。
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