不登校な小2三男、将棋を指す
12月に入って、学校にまた行くことにした小2三男は、がんばって行ったら疲れて、再び休み中。
週末挟んで5日通って、体育で普通級の子たちともかかわれた。
「無理させない」のが、三男の支援学級の担任の先生のモットー。
この先生は3年前までずっと普通級の先生だった。
次女が小5の時に担任をしていた普通級のときは「優しい」と子どもたちには人気だったけれど、親たちには「優しすぎて全く厳しくない。子どもによくない」と言われていた。
先生もいろいろ言われて大変だ。
この先生、とても自閉症スペクトラムのことを理解してくださっていて、どんな困りごとを抱えているか、いつも一人ひとりに目を配ってそれぞれに合わせた適切な指導をされる。
とても勉強されたのだと思う。言葉がぽんと弾くように返ってくる。
三男が入学してからお世話になっているけれど、いつでも三男の名前にさん付けしてくれて、三男の過度な負担にならないよう、考えてくれている。
だから今回、間に休日があったのに5日も連続で行けたことをとても喜んでくれた。
「きちんと困ったことも言えたし、率先して部屋の片付けをして穏やかに過ごしていました。だからこそ、とても疲れていると思います」と話していて、すごいなぁとあらためて感じ入った。
昨日の日曜は、町で将棋大会があって、小学生の部に三男もエントリー。
去年参加したときは、小1の同級生とか、まだ始めたばかりでルールもあやふやな子とかにはかろうじて勝ったけど、ことしは去年息子をこてんぱんにした上手な上級生4人と三男の5人しか参加者がいなかった。
三男は夫と将棋はやるけども、夫がアドバイスしても聞こうとせず、夫がかなり譲歩して負けてあげたりするので、自分は強いと思いこんでいる節がある。
昨日は、ひとりにはかなりがっぷり組んで試合ができ、1対9くらいで追い詰められていても最後まで土俵際でこらえていた。
結果は負けたけども、ずいぶん踏ん張る力がついたなぁとも感じたり。
ほかの2人には見事にやられ、もう一試合あったけれどもう心が折れてできなさそうだったので、棄権させてもらったのだった。
負けるたびにくぅ〜!と悔しそうに泣く三男。
それでも少し休むとまた勇ましく次の試合に出る。
1年前であれば、負ければ悔しいより怒りが強く、私に八つ当たりなどしていたけれど、ことしは自分で気持ちを整えるようになっていた。
悔しい気持ちがあれば強くなれるよ、と言ったら納得していたようだった。
参加者が5人しかいなかったので、特別に5等の賞状と景品をプレゼントしてもらって、三男はご満悦。
そういえばここの主催の方たちもみんな、子どもたちを名前でさん付けしていた。
小さな子をさん付けするのは、相手を対等に尊重してくれるようで、なんだかほっとする。
帰る頃には三男はすっかり元気いっぱいになって、帰宅すると、1週遅れの次女の誕生日パーティーの準備に張り切って取りかかっていた。
結局寝てしまって、いざというときにスイーツを食べられず、朝「どうして起こしてくれなかったの〜!」と大泣きするまでがセット。
朝食に、三男用のスイーツを出したのだった。
三男は朝も夜も、気が向くと大好きな父さんと詰将棋で遊ぶ。
夫が定期購読している「将棋世界」に、はがきにその月名が書かれた応募券を切り取って答えを送ると、正答すれば詰将棋の級・段がもらえるページがあり、夫が挑戦していた四段がようやくいただけたので、来月号から三男が10級に挑戦するらしい。
母さんはつい、隣の市にある将棋教室に行ったらどうかな、なんて思ってしまうけど、こうして父子で語らいながら将棋を楽しめるのが一番三男にあっていて、楽しそうだ。
夫はその将棋教室に知り合いができたので、今度将棋を打ちに行くのだそう。
今度は将棋が趣味に加わった(今までテレビ観戦ばかりであまり試合はしたことがなかった)。
夫は永遠の少年のようだ。
なんだかんだと、親が趣味に仕事にと楽しそうにやっていると、子どももなんとなく好きになったりやってみたくなるんだろうか?
どこにも出かける予定のない我が家の年末は、きょうだいも巻き込んでワイワイ将棋大会になるのかな。
