いつまでも若くいるには〜夢を追い続ける夫の場合
年齢とともに神経細胞は増えずに減っていく、というのは今は昔の話だそうで。
新しいことを始めたり、ワクワクすることをしていれば神経細胞は逆に増えていくのだと、ネズミの実験で発見されたらしい。
昨日の衆議院議員総選挙で、80代の政治家が何人も当選しているニュースを見ながら、家族でその話になった。
↓は、ネズミやサルの実験から得られた神経細胞が増えることについて書かれた記事。
(一般社団法人EAメディカル研究会 国立消化器・内視鏡クリニックHP)
東京大学の研究成果も。↓
ひるがえって我が家の夫。
「おれが何人もいればいいのに」
とは、結婚当初の25年前から言っていた。
当時からやりたいことがあふれていた。
そもそも私が夫と結婚したいと思った言葉が、ファミレスで話しながら言われたこれ。
「おれさ、ベトナムに学校をつくりたいんだ。一緒にやってくれないかい?」
これ、プロポーズと思うでしょ。私は思ったのだ。だから「分かった」と、少しほおを赤らめながら応えたのだ。
その後「結婚するなら早くしようか」と、青いゾウのいる公園で私が言ったのが、夫にとってはプロポーズらしくて、みんなに言いふらしていた。
そのころから夫は、いろいろな夢を語ってきた。
「子ども向けに、絵本を作りたいんだ」
「ミステリー小説を書きたい」
という文学的なことから、
「ロシアのアムール川を拠点に、極東アジアで一緒に何かやれれば」
「宮沢賢治が目指したみたいに、東洋エスペラント語をつくりたい」
というスケールの大きな話、
「馬車道を復活させて、馬と人のかかわりを増やしたい」
「里山を整えたい」
「海に森を作りたい」
「チーズや漬物の発酵食品づくり、キノコ栽培をやりたい」
という自然系の話。
いろんな多岐にわたる夢を持ち続けていて、人と出会う度に夢を語っているらしい。
私もずいぶん聞かされたけど、たいてい子どものことで頭がいっぱいで、一緒に盛り上がれなかったのはほんとのところ。
3つ目の自然系の話は、面白がって話を聞く人がけっこういるらしく、本当にプロジェクトが動き出し、一緒に里山を整備したり海産物の6次化で商品を開発して実際に販売に至ったり。
そのたびに嬉しそうに報告してきた。
「すっかりおれと◯◯さん、意気投合しちゃったよ。あんな人いるんだなぁ」
こんなに前向きに人と接することができる人が世にはいるのだな。
いまも、企業ですすめられている再生エネルギーのあるプロジェクトに参画したいと、ひそかに狙っているようだ。
恥ずかしながら、神経細胞が年齢を重ねても増えていく話を私が知ったのは昨日のことで、「そんなことあるんだねぇ」と言いながらふと目を上げたら、目の前に夢追い人がいた。
「おれ?そうだよ、おれもどんどん神経細胞が活性化してる。力がみなぎっているよ」
ここ数年の夫の人との出会い、スポーツ少年団へのかかわり(最近、陸上のコーチに加えて、クロスカントリースキーのコーチ見習いにも行き始めた)、消防団や財界の人々との出会いなどが、次から次へと新しい企画や事業に結びついているのを見ていると、永遠に少年のように夢を見続ける人というのは、やりたいことが増え続けて若くいられる源なのではないかと、本当に感じる。
願って口にすれば、叶うものなのだ。
それを具現化している夫。
夫はかなり常識から外れた人で、私はときどき理解に苦しむこともあるけれど、常識から外れているからこそ得られるものもあるのだろうなぁと、80歳を超えた政治家たちを見ながら考えた。
体力もないので夫の真似はとてもできないけども、それでも少しは私もワクワクを増やして、神経細胞を増やしていけたらなぁと思ったのだった。
私のワクワクはなんだろうな。
「ことしやりたい10のこと」を1月に書いたけれど。
このうち、
3、髪を切る
4、味噌をつくる
をやって、「願ったことができた」のがうれしかった。
それから校正・校閲の仕事が1月から定期的にいただけているのもうれしい。
願えば叶う。
書けば叶う。
まずはそんなところから、はじめましょうか。
