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スキンシップ苦手な私、触られたくない人たち〜夫婦の関係とか

自分で思ったような結果にならなかったとき。
行動をたしなめられたとき。

三男は怒る。
悔しくてコタツに潜り込む。
怒りの元凶になった人を泣きながら殴る。蹴る。

落ち着かせようと頭をなでようとしたり、抱きしめようとすると、体をのけぞらせて嫌がる。

それでも人に危害を与えるのはよくないので、羽交い締めにする強めに抱きしめる。
しばらく暴れていた三男も、少しずつ落ち着いて、何もなかったようにもとに戻る。

最近は少し落ち着くのが早くなり、自分が何に悔しかったかを話すようになり、さらに言われたことを反芻して直したりもするので、ずいぶん穏やかになった。

とにかく三男は身体に触られるのが苦手だ。
機嫌がよい時も、ハグとか背中をさするのをとても嫌がる。

我が家には、身体に触られるのを極端に嫌がる人が何人かいる。いや、うちの子どものほとんどがそうかもしれない。

両手を広げて「おいで〜」としたときに駆け寄ってくるのは長女と次男くらいだった。

頭をなでられるのも。
抱っこされるのも。
背中さすられるのも。

自閉症スペクトラムに伴う特性の1つ、感覚過敏ともいえるけど、単に体を触られるのを嫌がるだけなのかもしれない。

長男が赤ちゃんの時、抱っこしようとしたら身体をつっぱらせて嫌がり、頭をなでようとしても頭をのけぞらせて泣いた。

「子どもが泣いたら抱きしめて」
という育児の指南が音を立てて崩れた瞬間であった。

長男が夜泣きしたときは、話しかけても触っても激しく怒り、抱きしめても怒るので、泣きっぱなしにして泣き寝入りするのを待つしかなかった。

日中おとなしい長男が、夜は本性が現れていたように感じていた。

「触られたくない」というのは、こちらの都合で勝手に抱きしめてごまかそうとしていたのを断られただけなのであって、別の対応を考えればよいわけなので、さして問題でもないのだ。

そんなわけで、みんな無事に大きくなっているわけだけども。


最近、私自身が夫に触られるのを避けるようになっているのに気づいた。

6人も産んでおいて何を今更な感じなのだけど、私も本当はスキンシップは得意ではない。

お風呂は絶対に1人で入りたいし、寝る時も可能な限り1人の布団がよい。

それでも夫と付き合った頃や子どもが小さなうちは、手をつなぐのもスキンシップも、そんなに嫌ではなかった。

時折、夫が通りすがりに私の体を触る。
ゾゾゾ、と体の奥底で拒否感が生まれるのを感じる。

無下にはできないので「やめて」と言うにとどめている。
でも私のなかに、明らかに「私のスペース」が存在していて、それに触られると自分に侵入されたような気さえする。

夫でさえ、それはゆるされないのだ。
それは年齢を重ねたせいなのか、夫婦の倦怠期のようなものなのか。

子どもが私に触れたり抱きついてくれたりするのは大歓迎。いくらでも触ってほしい。

でも夫は……。


ひごろ私に「子どものことを考えていない」などと言ってきたり、私に対してだけ怒るとひどく怖いのに、お酒が入ったり夜になると甘えてくる夫に対して、私はついに言った。

「あなたは私に甘えてくるけれど。こんなことを言われた私は傷ついて、甘えられても応える気にならない」

私を小馬鹿にしているつもりはないと、それは明言したけれど、やはり子どものことを見ていない、などという発言は撤回せず、笑ってごまかしていた夫。

「迎えに行ってもありがとうのひと言もなく、ごめんなさいもない。敬意を感じられないので、私は甘えに応えられません」
と明確に宣言した。

結局のところ、大事にしてくれていないと感じる人に対しての拒否感が私のなかにあるのだろう。

その後も懲りずに夫は触ったりしてくる。
勝手ながら、夫の純粋なマッサージは好きだ。

実際、この夫から私へのスキンシップをなくしたら、きっと寂しくなるのは私だろう。
そうならないと思いこんでいるけれど、夫の心が私から離れない確固たる理由はない。

私が夫に対して優位に立つ理屈はないのに。

甘えたの夫と、身体に触れられたくない私。

相容れない部分はありながらも、お互い穴を補いつつやっていくのだろう。
「やめて」も1つのコミュニケーションとして。

それがたぶん、私たち夫婦のやり方。

※「愛の日」になんて記事を、私ったら。
気にせず出しますが。

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