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【2025 キーンランドカップ(G3)】徹底的に攻略データ篇

*「日本文芸社の重賞競走データBOOK 2025年度版」よりほぼ抜粋。

<2024年のレース検証>

レースは、好位追走から直線で抜け出したサトノレーヴ(2人気)が、中団から脚を伸ばしたエイシンスポッター(8人気)に1.1/2馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にオオバンブルマイ(7人気)が入り、中波乱決着??

芝1200㍍が[5-2-2-1]。GI以外では[5-0-1-0]とほぼパーフェクトのナムラクレア。大目標は初のGI制覇を目指すスプリンターズSだが、完調手前でもこのメンバーなら負けられない。ましてや昨年制しているだけに死角はほぼ見当たらない……はずだった。しかし、まさかの5着に敗れた。そんなナムラクレアに実は1つだけ気になるデータがあった。それは「枠順」で、1・2枠は併せて[0-0-2-33]と3着が最高。ナムラクレアのレースぶりも内枠で窮屈なところが見られ、やはり内枠は減点となるようだ。


[出走登録馬]

過去10年 キーンランドC 馬齢別成績

[3歳馬]

カルプスペルシュ(牝3、栗東・石坂公一)
ナムラクララ(牝3、栗東・長谷川浩大 )
パンジャタワー(牡3、栗東・橋口慎介)
ルージュラナキラ(牝3、美浦・加藤征弘)
レイピア(牡3、栗東・中村和也)
ロートホルン(牝3、美浦・加藤征弘)

[4歳馬]

エトヴプレ(牝4、栗東・藤岡健一)
ジョーメッドヴィン(牡4、栗東・清水久詞)
フィオライア(牝4、栗東・西園正都)
ペアポルックス(牡4、栗東・梅田智之)

[5歳馬]

カルロヴェローチェ(セ5、栗東・須貝尚介)
クファシル(牡5、栗東・池添学)
サウザンサニー(牡5、美浦・岩戸孝樹)
ツインクルトーズ(牝5、美浦・牧光二)
ティニア(牡5、栗東・池江泰寿)
レッドヒルシューズ(牝5、栗東・武英智)

[6歳馬]

エーティーマクフィ(牡6、栗東・武英智)
プルパレイ(セ6、栗東・須貝尚介)
モリノドリーム(牝6、美浦・鹿戸雄一)
レッドアヴァンティ(牡6、美浦・尾形和幸)

[7歳馬]

ゾンニッヒ(牡7、栗東・池江泰寿)

[8歳馬]

ウインカーネリアン(牡8、美浦・鹿戸雄一)

<函館スプリントS好走組や外国人騎手に要注目!!>

[人 気]

①人気は[3-1-1-5]と人気ほど信頼を置けないが、②人気が[2-4-1-3]で6連対と好調。上位人気では③人気が[1-0-2-7]と今一つの成績で、③〜⑨人気まで成績はほぼ横一線の様相を呈している。

馬連平均配当は5,697円。中位人気混戦は配当にも表れており、過去10年中6回は20〜40倍台。大穴より、そこそこ妙味のある配当を狙っていきたいレースだ。

(netkeiba.com 想定人気)
想定1人気 パンジャタワー(牡3、栗東・橋口慎介)
想定2人気 ウインカーネリアン(牡8、美浦・鹿戸雄一)
想定3人気 カルプスペルシュ(牝3、栗東・石坂公一)
想定4人気 レイピア(牡3、栗東・中村和也)
想定5人気 ペアポルックス(牡4、栗東・梅田智之)

過去10年 キーンランドC 人気別成績表

[ステップ]

主力ステップは函館スプリントS組で[3-2-3-30]。UHB賞組も[2-3-1-41]と健闘しているが、ハンデ戦から別定戦になった 23年以降[0-1-0-7]でこの結果をどう捉えるか悩みどころ。安定しているのは前走GI組で、特に少数精鋭のヴィクトリアマイル組が[1-1-0-1]と注目だ。その他で目立つのは[1-0-1-9]のアイビスサマーダッシュ組あたりか。

UHB賞組 [2-3-1-41]
1着②人気 フィオライア(牝4、栗東・西園正都)
2着⑪人気 レッドヒルシューズ(牝5、栗東・武英智)
3着⑫人気 サウザンサニー(牡5、美浦・岩戸孝樹)
4着⑨人気 クファシル(牡5、栗東・池添学)
5着⑤人気 ジョーメッドヴィン(牡4、栗東・清水久詞)
7着⑭人気 プルパレイ(セ6、栗東・須貝尚介)
10着⑦人気 ゾンニッヒ(牡7、栗東・池江泰寿)
16着⑩人気 ツインクルトーズ(牝5、美浦・牧光二)
アイビスサマーダッシュ組 [1-0-1-9]
4着④人気 カルロヴェローチェ(セ5、栗東・須貝尚介)

過去10年 キーンランドC 前走レース名別成績表

<攻略ポイント>

①函館スプリントS組~前走着順で明暗くっきり

20〜22年こそ不振だったが、過去2年はしっかり好走馬を出した函館スプリントS組。最重要ポイントは前走着順。前走3着以内[2-2-3-8]に対し、前走4着以下[0-0-0-21]と明暗がくっきり。この組は連続好走パターンのみ警戒したい。

*今年の出走登録に前走・函館スプリントS組無し!?

過去10年 キーンランドC 前走クラス別成績表

②騎手~日本実績豊富な外国人騎手に注目

ルメール騎手[2-1-0-3]、モレイラ騎手[1-2-0-3]、レーン騎手[1-0-0-0]と外国人騎手が活躍。ちょうどWASJの開催と重なるため、世界の名手が札幌に集結。必然的に当レースでの外国人騎手の騎乗も多く なるが、狙えるのは日本での実績が豊富な騎手のみ。

外国人騎手騎乗予定馬
ティニア(牡5、栗東・池江泰寿)=A.バデル騎手
プルパレイ(セ6、栗東・須貝尚介)=K.ティータン騎手
モリノドリーム(牝6、美浦・鹿戸雄一)=C.ルメール騎手

過去10年 キーンランドC 騎手別成績表

③前走クラス~前走GI惨敗の牝馬は狙い目

前走GI組が[2-1-2-12]と安定しているが、同条件の牝馬に限れば[2-1-1-5]と信頼度は増し、さらに前走着順というファクターも加えると「前走GIで5着以下の牝馬」は[2-1-1-4]と信頼度が若干アツプ。GI経由の牝馬は惨敗していても積極的に狙いたい。

*今年の出走登録に前走・GI惨敗組の牝馬は無し!?

過去10年 騎手別成績表 性別・東西厩舎別成績表

④波乱の主役~3勝クラス以上の芝1400㍍超実績

⑧人気以下で3着以内に好走したのは8頭。このうち24年⑧人気2着工イシンスポッターを筆頭とする7頭に「3勝クラス以上の芝1400㍍以上での勝利実績」があった。例外は18年⑨人気3着ペイシャフェリシタだが、同馬も2勝クラスの芝1400㍍で勝利実績はあった。24年は高速決着だったが、基本的には洋芝で時計もやや掛かるレース。ゆえにスピードに加え、スプリント戦より長めの距離の上級クラス戦を勝てる程度の底力が要求されるのかもしれない。

*今年の出走登録馬に3勝クラス以上の芝1400㍍実績は無し!?

過去10年 キーンランドC 前走距離別成績表
過去10年 キーンランドC 前走場所別成績表

【戦術ポイント】

[軸馬の狙い方]

人気面では、複勝率70%の②人気を単純に軸馬にする手はある。ステップ面では、函館スプリントS組で前走3着以内の馬や、前走GIで5着以下に負けている牝馬が出走していれば軸馬候補となる。また、日本での豊富な実績を持つ外国人騎手騎乗馬も有力な軸馬候補となり得る。

相手は⑨人気まで広めにとりたいが、前走函館スプリントS4着以下、6歳牡馬、ノーザンファーム生産馬は出走していても軽視。複数買い目から外せる馬がいたら、買える項目に合致する⑩人気以下の馬も買い目に加えたい。

*ロードカナロア産駒が全種牡馬トップの3勝を挙げ、当日④人気以内なら[3-1-0-5]と狙える。

過去10年 キーンランドC 種牡馬別成績表
過去10年 キーンランドC 枠番別成績表
過去10年 キーンランドC 馬番別成績表

[注 意 点 ~ コレが買えない!?]

(6歳牡馬)

6歳馬は[0-1-1-20]と、そもそも成績は芳しくないが、2度の好走はすべて牝馬でのもの。牡馬に限れば[0-0-0-15]と全滅している。たとえ実績馬の出走があってもここでは軽視したい。

今年の出走登録6歳馬
エーティーマクフィ(牡6、栗東・武英智)
プルパレイ(セ6、栗東・須貝尚介)
モリノドリーム(牝6、美浦・鹿戸雄一)
レッドアヴァンティ(牡6、美浦・尾形和幸)

過去10年 キーンランドC 脚質・上がり3F別成績表

(ノーザンファーム生産馬)

毎年多くの活躍馬を出すノーザンファーム生産馬だが、ここでは[0-0-1-17]と分が悪い。生産馬には短距離タイプが少ないとはいえ、出走なら人気を集める馬が多いだけに軽視できるのはありがたい。

今年の出走登録ノーザンファーム生産馬
カルプスペルシュ(牝3、栗東・石坂公一)
カルロヴェローチェ(セ5、栗東・須貝尚介)
クファシル(牡5、栗東・池添学)

過去10年 キーンランドC 馬体重別成績表

[注 目 デ ー タ]

①馬齢3~5歳
②同年に(芝)オープン1着or(芝)重賞で連対実績
③7~9月(芝)1200㍍の2勝クラス以上で1着実績
④父or母父がノーザンダンサー系

ちなみに、すべて該当したのは
          カルロヴェローチェ(セ5、栗東・須貝尚介)
          ナムラクララ(牝3、栗東・長谷川浩大 )
以上2頭。
*「モバイル サラブレの重賞のツボ」を参考に抜粋。


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