もう無理、と思ってからの一歩が、燕岳だった
今回の長野旅行、最初の山は燕岳。
朝4時、まだ暗いうちに駐車場を出発しました。
序盤からずっと急登。
「まだ登るん?」と思いながら、ひたすら歩く。
正直、めちゃくちゃ疲れました。
途中、燕岳名物の山小屋のスイカを食べました🍉
山の上で食べるスイカって、なんであんなにおいしいんでしょう。
「もうちょっと頑張ろう」と、少し元気をもらいました。
そして、また歩く。
「もう無理かも」と思いながら、それでも一歩ずつ足を運ぶ。
気がつけば、仕事のことも家のことも、普段のあれこれも全部忘れていました。
山の中にいると、山に抱かれているような感覚になる。
ただ歩いて、景色を見て、息をする。
それだけなのに、すごく幸せ。
そして、最後にゴールにたどり着いたとき。
「やったー!」というより、なんとも言えない達成感と感動がありました。
あんなにしんどかったのに、また山に行きたくなる。
山って不思議です。
結局、駐車場に戻ってきたのは出発から10時間後。
長かった……。
でも、登ってよかった。
燕岳から3日ほど経った頃、大雨による土砂災害で登山客が下山できなくなったというニュースを見ました。
「え……」
数日前に自分たちが歩いた山で?
下山できたとしても、車を置いたままになっていたら、その後も大変だっただろうなと思います。
せっかく山を楽しみに来ていたのに、帰るところまで大変なことになってしまったんですよね。
それでも、大きなけがなどにつながらなかったのなら、それが不幸中の幸いだったと思います。
私たちも今回は無事に帰ってこられて、本当によかった。
山は絶景を見せてくれるけれど、やっぱり自然の中。
天気ひとつで状況が変わることも、忘れてはいけないなと思いました。
そして、この燕岳はまだ長野旅行の最初の山。
このあと立山、乗鞍岳、美ヶ原と、まだまだ山歩きが続きます。
「こんなに登って、私、大丈夫なんかな……」
と思いながらも、結局行ってしまう(笑)。
10日間の長野旅行。
この日の燕岳から始まった山歩きは、どれも現実離れするような景色ばかりでした。
帰ってきた今でも、あの山の中に戻りたい。
やっぱり、山が好きなんだと思います。難なく登頂する息子の成長した姿も見られ、こんな幸せはないです。
