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【水面に揺れるスタートライン】あとがき的なやつ


この記事は「水面に揺れるスタートライン」を読み終えた方のみ、お読みください。なんとなく綴ってみた、「あとがき的なやつ」です。

数年前に魂を削りながら書いたものの、半分忘れかけていて、半分封印していたこの作品。
保存したUSBメモリは紛失、昔のPCに置き忘れられていたこの作品を、ふとサルベージしようと思い、懐かしく読み返していたら思ったよりよかった。
身内はこの作品を気に入っていて、今でも時々「あの作品はよかった」なんて言ってもらえても、自分の中では「いやいや、絶対今の方が文章力上がってるし、今読んだらきっと大したことないだろう」なんて思っていた。

あんなに辛い思いをしながら書いたのに。

生と死の、ギリギリの綱渡りの途中で立ち止まっていたあの頃。どうせここから落ちるなら、その前にやるべきことがある…そういう思いで、傷を抉りながらこの作品を書いた。ああ、あんまりこういうことを言うと、重過ぎて引かれてしまうかも。でも少しも大袈裟ではなくて、いや、実際はもっと重い状況だった…なんて、それはもういいや。

あんまり思い入れが強い作品を、こういう賞レースに出すのもどうなんだろう、という気持ちもありつつ、いい機会だなと思い、初めて発表させていただいた。創作大賞がなかったら、この作品をnoteに投稿することはなかったんじゃないかな。
どうだろう…身内の反応しか見たことがないから、少し不安だけれど。

noteで投稿していた連載小説は今まで3作品、この「水面に揺れるスタートライン」を含めると4作品になるけれど、全て雰囲気がまるで異なり、私の作風を誰も掴めないんじゃないかと思う。でもこの「スタートライン」が私の原点。しばらくこういうものばかり書いていてしんどくなって、noteに逃げ込んだ。ここでは気楽に、面白おかしく書いていたい、そういう思いでnoteを始めた。で、苦しい思いをしなくても小説を書くことができるんだって、知ったのだ。noteに出会えてほんとによかった。いや、まあ、苦しい思いは…今でもするか。でも書くために痛い思いをしなくてもいいんだってこと。
今は自由に、なんでも書ける。
あの時、揺れる細い綱の上で、身をよじってこの作品を仕上げたから今がある。

…なんて、たまには立ち止まって振り返ってみてもいいかもしれない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
しばらく、本腰を入れて小説を書きたいので連載の予定はありませんが、また、そのうち。
今後ともよろしくお願いします。


葉月Lエンデ





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