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🚐噂のSIRATを観てきた話

※ネタバレありなのでこれから観る方はご注意ください🙇‍♀️

映画好き界隈で話題になってるSIRAT。

ジャンルも不明、観た人からは映画館で観ないと意味がない!と言われるほどでどんな映画なのだろうか、、と皆んなが観る前に思った映画なはず

SIRATとは、イスラム教の言葉で天国と地獄を結ぶ道で、髪の毛のように細く、刃のように鋭いという意味らしい。

このSIRATの意味がこの後の展開で
こんなにも身に染みて感じるとは思いもよらず…

物語の始まりは砂漠で行われてるレイブパーティー(野外クラブのようなもの)で娘が行方不明になってしまったパパ「ルイス」が息子のエステバンと、愛犬と一緒に、娘の写真をパーティーにいる人に見せながら探していくけど、そんなすぐに見つかるわけもなく。

ただただダンスシーンが数分流れている時間もあったりして、あぁ、この作品は一種のアート作品なのかなとか思ったりしていたけれど、そこでまず気づいたのが、音響。

レイブパーティで流れる音楽のベース音が
心臓に響く感じ、あれは映画館でないと体験できないな、、私は通常上映で観ましたが、これはIMAXで観たらとんでもない体験ができるな、、と確信。

そしてルイスさんはひょんなことから、
とあるグループと一緒に娘を探す旅に出かけることに。

映画も30分〜40分くらい過ぎた頃に、
映画のタイトルがででんっと出てきた時は
監督のセンスに痺れた。。。

ルイス御一行の乗っている車は、日本人からしたら大きいけれど、他の仲間(グループ)達はトラックのような大きい車に乗っていて、本当にこの小さい車で大丈夫、、、??
って心配な気持ちになっていたけれど、もうそこで最初のSIRATを渡ったんだろうなと思った。

砂漠の道を車で並走してるシーンは
MADMAXを彷彿とさせられたり笑

父と息子と愛犬でほっこり車の旅が始まったかと思いきや、ここで大きな事件が起きる。

険しい山道を走ってる際に、
前を走る仲間の車がスリップしてしまいルイスさんももちろん助ける。その時息子が愛犬と崖の近くにいたため、「車の中にいなさい!」と中へ入るよう指示。

次の瞬間、息子と愛犬を乗せた車が後ろに動き出し車ごと崖から落ちてしまう。

この瞬間、なるほど、こういう映画か、、と監督からの挑戦状を突きつけられるような気持ちに。

その後も続くSIRATの道。

絶望な気持ちに打ちひしがれるルイスさんは
砂漠道を1人で歩きだす。

そこへ仲間が助けに来てくれるが、
なんとそこは地雷原。仲間の2人が地雷で次々に爆発していく。

もうどこに埋まっているかもわからない地雷原がある中でみんな立ち往生してしまう、、

そんな中、ルイスさんはすっと立ち上がり
数メートル先にある丘に向かって歩き出す。
皆んなが心配する中、なんとルイスさんは丘に無事辿り着いてしまう。

私はこの映画を見て、
この物語はこのルイスさんが丘に向かうまでの道『SIRAT』を歩ききるためのお話だと解釈。

そこでまた不思議なのが、
ルイスさんの歩いた道を辿り丘へ向かう仲間が1人いて、ルイスさんの歩いた道を辿ったはずなのに地雷で爆発してしまう。。

ルイスさんは数センチの差で、
地雷を踏まない道を歩いていたのが、
覚悟が決まった人が歩ききれる細くて鋭い道SIRATの道なんだと映画鑑賞後に考えてみた。

最終的に生き残った3人が、
ゴールの見えないトロッコに乗っている映像が流れてこの映画は終了。

終わり方もいろんな捉え方ができるし、
私は最後ルイスさんが清々しい表情をしてるなーと思いました。

娘を探し始めたルイスさんが、途中で息子と愛犬を失い、止まりたくても止まってられず、ただ前に突き進んでいくルイスさんの、心が解き放たれてきっと悟りを開いた感覚なんだろうなと。

私自身も毎日生きていく中で、
知らずのうちにSIRATを渡ったりして
選択をしているのだろうなと思ったら、
いろんな深いことに気付かされるそんな映画でした。

私はSIRATを渡りきれるのか…?
観た人それぞれの感想を聞きたくなるお話しでした🚗

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