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倒産した翌年にカローラで行った金運神社、5年後にはポルシェで参拝できていた話



あの頃、口座の残高よりも借金の方がはるかに大きかった。

40歳で会社を倒産させ、気づいたら7000万円を超える借金を抱えていた。 毎朝目が覚めるたびに「またこの現実か」と思う日が続いた。

そんなとき、知り合いから「山梨に日本一の金運神社があるから行ってみろ」と半ば強引に背中を押された。

神様にお願いして借金が消えるはずはないとわかっていた。 ただ、他にできることがなかった。

それが新屋山神社との最初の出会いだった。

あれから10年近くが経つ。

乗ってきた車はカローラからポルシェになり、レンジローバーにもなった。

「神社の効果か?」と聞かれると、正直なんとも言えない。

でも、間違いなく何かは変わった。

この記事では実体験をそのまま話す。

新屋山神社ってどんな場所なのか、参拝方法はどうすればいいのか、そしてお金まわりが変わった本当の理由を自分なりに考えたことを、全部書いてみようと思う。

倒産の翌年、カローラで金運神社に向かった日のこと

人生で一番惨めだと思っていた時期に、僕は山梨へ向かった。

会社を倒産させてから数ヶ月が経っていた。

債権者からの連絡は毎日のように来ていた。

家族にも多大な迷惑をかけて、精神的にかなりギリギリのところにいた。

知り合いの一人が「去年行ったら何かが変わった気がする」と言っていた新屋山神社。

半信半疑というか、むしろ疑いの方が8割くらいあった。

それでも「行けることがあるなら行ってみよう」と思って、当時乗っていたカローラで山梨へ向かった。

境内に入った瞬間、空気が変わった気がした。

よく「気が変わる」と言われるパワースポットのあれを、このとき初めてリアルに感じた。

本殿でのご祈祷のとき、禰宜さんが丁寧に言葉をかけてくれた。

流れ作業的な感じではなく、ちゃんと向き合ってもらえた。

正直、泣きそうになった。

この日に使ったお金は1万円ほどだった。

当時の自分にとって、1万円は決して軽い額ではなかった。

でも、使うことをためらわなかった。

「ここには置いてこよう」という妙な確信があった。

今思えば、それが最初の変化の入口だったかもしれない。

新屋山神社とはどんな神社なのか?日本一の金運神社と呼ばれる理由

新屋山神社が「日本一の金運神社」と呼ばれるようになったのは、経営コンサルティング会社「船井総研」の創業者・船井幸雄氏の発言がきっかけだとされている。

「お金に困りたくなければ富士山のふもとのこの神社へ行くといい」という言葉が広まり、多くの経営者や事業家が訪れるようになった神社だ。

船井氏は「イヤシロチ」と呼ばれる概念を研究していた。

地磁気が高く、マイナスイオンが豊富な土地を指す言葉で、富士山周辺はそのイヤシロチの一つとされている。

レイライン(大地のエネルギーラインと呼ばれるもの)上にあるとも言われていて、スピリチュアル系の文脈では「高いエネルギーが集まる場所」と説明されている。

信じるかどうかは別として、境内にいる参拝者の雰囲気が普通の観光地とはまったく違うのは確かだ。

「お願いしに来た人」より「お礼を言いに来た人」が多い感じがある。

経営者や事業主らしき人が目立つのも、他の神社とは少し違う特徴だと思う。

この神社には本宮と奥宮の2つがある。

本宮は富士吉田市の市街地に近い場所にあり、年間を通じて参拝できる。

奥宮は富士山の二合目に位置し、冬季(12月〜4月)は閉社する。

参拝の順番としては、まず本宮でお参りを済ませてから奥宮へ向かうのが基本の流れだ。

いきなり奥宮へ向かう人もいるが、本宮を先に参拝した方が気持ちの整理もつくし、神社側の本来の参拝ルートとしても自然だと思う。

公式情報は変わることもあるので、最新の開社時間やアクセスは公式ホームページで確認してほしい。

サイト名:金運神社 富士山 新屋山神社

毎年お礼参りを続けたら、乗る車が変わっていった

最初の参拝から1年後、少しだけ状況が変わっていた。

倒産後、正社員として再就職し、同時に副業を始めていた。

収入は以前には及ばなかったが、少しずつ動けている実感があった。

「今年はお礼が言える」と思えて、また新屋山神社を訪れた。

それからお礼参りが毎年の習慣になった。

最初に行ったときはカローラだった。

次の年はアウディQ5で向かった。

その次の年はアウディQ3に変わっていた。

ポルシェ911で参拝した年もあった。

レンジローバー・ヴェラールで行ったのが最後になった。

毎年新しい車を買い換えていたわけではなく、仕事と副業の結果が出るにつれて状況が変わっていったということだ。

気づいたらお礼参りのたびに車が変わっていた、というのが正直なところに近い。

副業のブログアフィリエイトが軌道に乗り、外注ライターさんを5名ほど使っていた時期もあった。

5年間の売上は合計で約7200万円になった。

倒産で背負った借金も、個人再生を経て42歳までに完済できた。

途中から奥宮でご祈祷が受けられることを知って、3万円ほどをお賽銭・お守り・ご祈祷に使うようになった。

「神社にお金を使う」ことへの迷いが消えていたのは、お金に対する考え方が変わっていたからだと思う。

お金は出口を作ってあげないと、入ってくる理由がなくなる感覚を、このころから強く持つようになった。

初めて行く人のために:参拝の流れとお賽銭の目安

実際に何度も行った経験から、初めての人が迷いやすいポイントをまとめておく。

まず場所についてだが、正直なかなかわかりにくい。

本宮の住所は山梨県富士吉田市で、車で行くのが現実的だ。

道が細い区間があるので、大きめの車で行く場合は特に注意してほしい。

本宮の参拝の流れはこうなっている。

手水舎で手を清めてから本殿へ向かう。

禰宜さんがお祓いをしてくれるので、流れに沿って進めばいい。

初めての場合でも、作法を丁寧に教えてもらえるので特に心配はいらない。

本殿でのご祈祷を終えると、本殿前に「お伺いの石」がある。

石を持ち上げてから願い事を念じ、再び持ち上げたときに軽く感じたら叶いやすいとされている。

本殿の外にある夫婦木社、稲荷社、恵比寿・大黒天にも順番にお参りする。

奥宮へは本宮から車で20〜30分ほど走る。

国道138号線沿いから富士山側へ上がる林道に入り、15分ほど走ると看板が見えてくる。

林道の道幅は狭いので安全運転で向かってほしい。

奥宮に着いたら金運神社のメイン社でお参りをして、奥の小さな社、入口にあるストーンサークル(環帯状石組)の順に巡る。

ストーンサークルは時計回りに3周して、1周ごとに拝するのが作法だ。

お賽銭の目安だが、境内で見かける他の参拝者は1000円札を当たり前のように置いている印象だった。

「いくら以上」という決まりはないが、千円以上は用意しておいた方が自然だと思う。

自分の場合、最初は1万円で、お礼参りを重ねるにつれてお守りやご祈祷を含めて3万円ほど使うようになっていた。

奥宮の開社時間に注意が必要だ。

夏季(5月〜11月)は10:00〜15:30で、冬季は閉まる。

午前中に本宮を参拝して、午後に奥宮へ向かうスケジュールが無理がない。

帰りは富士吉田名物の吉田うどんを食べて帰るのがいつものパターンだった。

お金は使わないと帰ってこない──金運が上がった本当の理由を考えてみた

神社に行ったから金運が上がったのか、自分でも正直なところわからない。

ただ、参拝を続ける中でひとつ気づいたことがある。

「お金を使う場所」を意識的に決めたとき、人は自然と本気になるということだ。

1万円のセミナーより10万円のセミナーの方が真剣に学ぼうとする。

多くの人が体感していることだと思う。

神社への賽銭も、ある種それと近い作用があるのかもしれない。

3万円を持って参拝するということは、3万円分の「本気」を自分に課すようなものだ。

「これだけ使ったんだから、今年もちゃんとやろう」という気持ちが自然と湧いてくる。

神様への祈りというより、自分への宣言に近い感覚だった。

副業で結果を出す過程でも、同じことを何度も感じた。

外注ライターさんに費用を払い始めたとき、一気に作業への本気度が変わった。

お金をかけた分だけ「元を取ろう」という集中力が生まれて、動き方が変わった。

金運が上がったというよりも、お金に対する向き合い方が変わったのかもしれない。

神社はそのきっかけを与えてくれる場所だったと、今の僕は思っている。

信じるかどうかは、どちらでもいい。

「行動する理由」を一つ作れれば、それで十分だ。


信じるかどうかより、動くかどうかが全てだと思う

正直に言う。

新屋山神社に行ったから人生が変わったとは断言できない。

ただ、あの倒産直後の最悪の状況の中で「動けることがあるなら動く」と決めた自分が、その後も同じ姿勢で仕事と副業に向き合い続けたのは事実だ。

神社への参拝が、その「動く習慣」の入口になっていたのかもしれない。

今は観光地化が進んで混んでいる時間帯もあるようだが、それでも境内に一歩入ったときの空気は他とは違うと感じる人が多いようだ。

「なんか気になる」という気持ちがあるなら、それがすでに行くサインだと思う。

お金は使わないと帰ってこない。

投資して回収して、また投じる。

その繰り返しが少しずつ金運を育てていくのだと、今の僕は信じている。

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