絶対に完全に完璧な安全装置によって。
生成AIって、たしかに
すごいと言えばすごいけれど、
でも、なんでもできるような
魔法の存在じゃあないとも思われる。
たとえば、生成AIとは、
「ペン」とか、「ノート」とか、「ハサミ」とか、
「鉛筆」とか「消しゴム」とか「ものさし」とか、
「辞書」とか「百科事典」とか「本」とか「鞄」とか
「靴」とか「針」とか「メガネ」とか「自動車」とか、
というものと同じような、いわゆる
便利な道具(ツール)なんだろう。
生成AIは、あくまでも
快適に暮らす道具。
生成AIに、プロンプトを入力しないと
いけないワケではないぜ! イエぇぇーーー♪
「ハサミとなんとかは使いよう」
というようなことわざもあるけど、
結局のところ、ハサミも、生成AIも、
使いようなのだと思う。
使い方次第で、いかようにも
よくもわるくもなりうる。
子供用のハサミでは、刃の部分が
使用する子どもに危なくないように、
カバーがついていたり、いわば
「安全弁」の仕組みが作られている。
はたまた、生成AIも安全弁として
ユーザーに対する年齢制限が設けられている。
ネット検索で調べてみるとね、
「ChatGPT」は13歳以上、及び
18歳未満は保護者の同意が必要、
「Gemini」は13歳以上、一部
13歳未満も制限付きで利用可、
「Claude」は原則18歳以上、
(データは2025年6月時点とのことです。)
とされていて、日本では年齢的に考えれば
小学生は基本的に生成AIを使用できない。
つまり、「ハサミ」は小学生でも
もしくは幼児の方々も使えるけど、
かたや、「生成AI」という道具は
中学生以上の使用とされている。
少なくとも、現在のところは。
そして、おそらく、年齢だけでなくて
不適切な文言は生成されない、及び
不適切なプロンプトには応えない、
という設計もされているのだと思われる。
「安全弁」という語句で思い出されるのは、
「拳銃」だ。ぼく自身としては、
弾を撃ったことはおろか、拳銃を
実際にこの手で触れたこともない。
テレビや映画で見たことはあっても、
それはいわばフィクションの中でのことだ。
だから、拳銃には、安全装置が
設けられていることは存じているけれども、
それが、どんな構造になっていて
どのようにしてオン・オフにするかも知らない。
そして、しかし、安全弁が付いていたとしても
絶対に完全に完璧に安全だとは言い切れない、
とも想像する。つまり、いつだって
暴発する恐れはあるだろうし、
人為的なミスも起きうるだろう。
だからと言って、さらなる完璧な
安全弁を構築するのもむつかしいと思われる。
たとえば、警察官の方々が市民の安全のため
拳銃を発砲する場面があるとして、そのとき、
絶対に完全に完璧な安全装置によって、
逆に、安全装置を外すのが困難となり
適切な状況で発砲できなかった、
ということがあれば元も子もないわけで。
そして、安全装置の解除が
あまりにも簡単であったら、
使用におけるミスも多くなる気もする。
そうなれば、非常に危険だ。
だからこそ、安全弁の設計とは
とてもとてもむつかしいとも思える。
ここで、道具の話に戻るとするとね、
ハサミも、拳銃も、生成AIも、自動車も、
どんなものでも完全なる安全弁は存在しない。
逆に、完全なものを作ろうとすればするほど
内容が複雑になり、バグ(不具合)も
多くなるやもしらない。
はたまた、生成AIサービスの使用には
年齢制限が設けられていると言っても、
私は制限の年齢をこえているから
大丈夫、というわけにもゆかないか。
考えてみれば、大人と子供の境界線だっても
あやふやだと思うし、年齢を過ぎれば、
生成AIを理解できて安全に使うことができる、
という保証も確証も免許証もないわけで。
ましてや、それは
「魔法」とも言えないでしょう。
でも、そのぐらい、生成AIとは
使用がむつかしいものなのか?
それとも、そこまでは
考えなくともよいのかどうか?!
みたいなことはね、ぼくはいまだ
よくわかってないのよね〜。
令和8年5月1日
