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第4/10回:ビタミンEは「盾」、では「健康オイル」は?

健康に気を使っている方なら、「酸化を防ぐ」ことの大切さを一度は耳にしたことがあるでしょう。
その代表格として語られるのがビタミンEです。

十数年この業界にいた私も、その重要性は十分に理解しています。
しかし、オイルタンクを蘇らせるという視点に立ったとき、ビタミンEでは
摂取量にどうしても届かない領域があることに気づきました。

例えるなら、ビタミンEは細胞という城を守るための「盾」です。
外敵(活性酸素)がフィルターの膜(細胞膜)を傷つけようとするのを、
その身を挺して防いでくれる、非常に優秀な守備職人といえます。

しかし、ここが重要な点なのですが、盾はあくまで「守り」のための道具であって、止まってしまったエンジンを再び動かす力は持っていないのです。

一方で、私たちが今必要としているのは、守るだけでなく内側から組織を駆動させる「エンジンオイル」のような存在です。
ビタミンEが主に細胞の表面(膜)範囲の「維持」に徹するのに対し、私たちが注目する「健康オイル」は、その圧倒的な脂溶性の高さを活かして、フィルターの奥の奥、つまり内臓の細胞深部までスムーズに浸透して内部の環境を整えていきます。

そして、前回お話しした「窒息状態」にあるミトコンドリアのそばに寄り添い、燃焼の邪魔をする過剰な熱(酸化ストレス)を物理的に逃がしたり、発生した活性酸素を除去することで、エネルギー産生を再起動させる助けとなります。
いわば、ビタミンEが「錆びないように外側をコーティングする塗装」だとしたら、この「健康オイル」は固着したピストンを再び滑らかに動かす潤滑剤なのです。

どちらが良い悪いという話ではありません。
家を修理するときに、外壁を塗り直すだけでは中の生活環境が整わないのと同じで、私たちの身体も「守りの栄養」だけでは活力が生まれないのです。

特に、解毒という激しい化学反応を24時間続けている肝臓というタンクにおいて、この「浸透して駆動させる」という性質は、他のどの栄養素にも代えがたい大きな意味を持ちます。
盾で守りながら、同時にオイルで駆動をかける。
この二つの役割が揃って初めて、身体のオイル交換は完成へと向かいます。

では、なぜこの「健康オイル」だけが、他の油には真似できない驚異的な浸透力と駆動力を秘めているのでしょうか。

次回、その秘密の鍵を握るメカニズムについて解き明かしていきます。


「身体のオイル交換」〜一生モノの肝臓を蘇らせる10の知恵〜に込めた願い

私たちが日々当たり前のように使っているこの身体。
本来、私たちには驚異的な自浄システム「肝臓」が備わっています。
しかし、現代のあまりに過酷な環境の中、その肝臓が静かに悲鳴を上げています。

私がこの「10の知恵」をお伝えしようと決めたのは、十数年健康業界に身を置いた自分が健康情報そのものに疑問を持ち続けていたからです。

「身体のオイル交換」とは、
単に何かの栄養素を摂る、という健康情報ではありません。

この発信は、あなたが本来持っている「生きるエネルギー」を呼び覚まし、人生の燃費を劇的に変えるための、自分自身へのリスペクトするための情報です。

この連載が、あなたの内側への気付きを見つけるきっかけになれば、
これ以上の喜びはありません。


【公式ガイド】

ここまで読んでくれたあなたへ。

「なんとなく、気になっている」

そんなあなたへ、それで十分です。

「 知識を増やしに来なくていい。」
「 答えを持ってこなくていい。」

その「なんとなく」を、
一緒に言葉にする場所があります。

個別セッションでは、
あなたの今の状態から始めます。

何が気になっているのか。
何がモヤモヤしているのか。

それだけを、丁寧に聞かせてください。
準備が整った時に、来てください。

でも、「まだ早いかな」と思っている人ほど、
ちょうどいい時期だったりします。


【次回予告】

第5/10回:
生体との親和性「健康オイル」が持つ驚異的な化学特性

【おすすめの言葉】

私たちの体の一部として、かつては当たり前に存在していた健康オイル。
なぜこの特定の構造だけが、細胞の奥深くへと入り込み、エネルギーの火を絶やさない「特殊な力」を持つのか。

その独自の分子構造に秘められた、生命維持のメカニズムを解き明かします。


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