見出し画像

【1年ぶりの京都・今出川】応仁の乱の舞台を歩き、新緑の鴨川へ


先日、1年ぶりに京都・今出川の地を歩いてきました。

ちょうど1年前にも、同じように時間ができたのでふらりと歩いたこの道。その時感じた、歴史の重みと、どこか懐かしい静けさが忘れられず、再び足を運びました。



応仁の乱の舞台、今出川を歩く

地下鉄・今出川駅で降りると、街の空気は少しだけ夏の気配を含みながらも、まだ柔らかな春の香りを残しています。

まずは相國寺へ。ここは、室町幕府三代将軍・足利義満ゆかりの禅寺で、凛とした空気が心を整えてくれる場所。ちょうど1年前も同じように、この門前に立ち、静かに息を吸い込んだのを思い出しました。

ここから相國寺に入っていきます。


境内を歩くと、ふと風が吹いて新緑が揺れ、その葉音に耳を澄ませるひととき。季節は巡り、景色は変わっても、この静けさは変わらない。そのことが、どこか嬉しくもありました。

続いて向かったのは御霊神社。京都の古社らしい、落ち着きと風格を備えた場所で、境内には今年も大きな木々が茂り、力強い生命の気配を感じます。「応仁の乱 勃発地」の文字が、かつてこのあたりが応仁の乱の戦地だったことを、今に伝えていますね!

御霊神社も鳥居
「応仁の乱勃発地」の石碑
境内には案内板も!




西陣、そして東陣をたどる

 西陣   VS        東陣
山名 宗全    細川 勝元

少し北へ歩くと、「西陣織会館」の看板が目に入ります。ここは、かつて応仁の乱で西軍が陣を張ったことに由来する「西陣」という地名が今も受け継がれている場所。

「西陣」の文字が!
その「西陣」の建物が「西陣織会館」



歴史の「戦いの場」が、いまでは日本を代表する織物の名産地として知られている。その変遷は、京都という街の強さとしなやかさを物語っているようにも思えます。

そして、かつての「東陣」があったとされる小川児童公園にも立ち寄りました。細川 勝元邸のあったところです!



昨年もここで、ベンチに座ってしばらく空を眺めていた記憶が蘇ります。今では、穏やかな公園。過去の戦いの痕跡は何も残っていませんが、それがまた、時の流れを感じさせるのです。



六角堂でひと息。歴史と現代が重なる場所

今出川を後にして、地下鉄で烏丸御池へ。ここも昨年同様、立ち寄った場所のひとつです。

向かったのは、六角堂(頂法寺)。本堂の独特な六角形のフォルム、静かな池、境内の鳩たち。どれも去年と変わらぬ風景ですが、不思議とその「変わらなさ」に癒されます。

烏丸御池「六角堂」


この景色がホッとします。



今回も、六角堂に隣接するスターバックスでティータイムを。
京都の寺院に隣接したスタバという、現代と歴史が共存する空間で、今年も同じように抹茶ティーラテをいただきながら、時の重なりを味わいました。

隣接するスタバから見た六角堂
ほど良い甘さに癒される!


「またここに来られた」という実感とともに、ゆったりとした時間が流れていきます。やはり、癒されますね!



鴨川へ。時の流れを静かに受けとめて

最後は、河原町まで歩いて到着した四条大橋!


ここは、京都に来ると必ず見る景色です。
川面に映る陽光と、対岸の風景をただ静かに眺める時間。鴨川は、観光地でありながら、どこか「暮らし」に近い空気をまとっていて、心が自然と緩んでいきます。

時を隔てて、同じ場所を再び訪れるというのは、不思議な体験です。
去年の自分と今の自分とが、川を挟んで向き合っているような感覚になる。そんな気持ちを胸に、鴨川の風をしばらく感じていました。



終わりに

1年前と同じ道を歩くというのは、ちょっとした「再会」のようでもあり、「懐かしさ」もありますね。

景色は少し変わっているようで、変わっていない。
でも、自分自身はきっと、昨年とは違う時間を重ねてここに立っている。

そんな実感とともに、また京都を後にしました。


来年の同じ時期、またここに来たら、どんな風景が待っているのでしょうか。
その日を楽しみに、日々を歩いていこうと思います。

参考文献 『応仁の乱』呉座 勇一 著

今回の京都旅、YouTubeにまとめました!
ぜひ、ご覧になってください♪
YouTubeだけのオリジナル画像もあります。

いいなと思ったら応援しよう!