ランニングの楽しみ方
玄関を出て、最初の五分は歩く。
腕を軽く振りながら、足元と身体の状態を確かめる。いつもの道でも、走るつもりで外へ出ると、歩道の傾き、信号までの距離、風の向きが少し違って見えます。
身体が温まってきたところで、ゆっくり走り始める。
速く進もうとせず、呼吸が大きく乱れない速度を選ぶ。次の角まで走ったら歩く。落ち着いたら、また短い区間だけ走る。
走る。
歩く。
呼吸を整える。
もう一度だけ走る。
二十分ほど動き、帰りは歩いて自宅へ戻る。
ランニングは、止まらず長い距離を走り続けることだけを目指す趣味ではありません。
自分の体力やその日の調子に合わせて、歩く時間と走る時間を組み合わせ、少しずつ身体を慣らしていく運動です。
最初の一回で何キロ走れたかより、
苦しくなる前に速度を落とせたか。
安全な道を選べたか。
翌日に疲れを残しすぎなかったか。
もう一度走ってみたいと思えたか。
そうした部分が、続けられるランニングの土台になります。
一方で、始めようとすると迷うこともあります。
何分くらい走ればよいのか。
歩いてしまってもランニングになるのか。
どのくらいの速さが自分に合っているのか。
専用のシューズやGPSウォッチは必要なのか。
毎日走った方が早く体力が付くのか。
膝や足が痛くならないためには何へ気をつければよいのか。
暑い日や夜間には、どのように安全を確保すればよいのか。
最初から五キロを走り切る必要はありません。
歩いて身体を温める。
一分ほどゆっくり走る。
苦しくなる前に二分ほど歩く。
これを数回繰り返し、二十分から三十分で終える。
そのくらいの一回でも、ランニングを始めたことになります。
今回は、ランニングに必要な時間と費用、最初のシューズとコースの選び方、歩きと走りを組み合わせる方法、一回の流れ、距離と速度の伸ばし方、夜間や暑い日の注意、必要な道具、続けることで変わる楽しみ方をまとめました。
※時間や費用は、自宅周辺の平坦な道を中心に、一回30〜60分、年間40回前後走る場合の目安です。体力、目的、季節、走行距離によって変わります。持病、治療中の症状、運動制限などがある場合は、開始前に医療専門職へ相談してください。
ランニングをざっくり整理すると
最初に試したい運動時間 20〜30分
慣れてからの一回 45〜60分程度
最初に走る時間 一回1〜3分程度から
初期の走行距離 距離を目標にせず、時間で管理
年間の実施回数 年40回前後
初回体験費 手持ちの運動用品なら0円
基本用品をそろえる初期費用 約15,000円
標準的なランニング用品一式 約25,000円
通常日の支出 ほぼ0円
年間の費用 約15,500円
一回あたりの費用換算 約400円
一人での実施 しやすい
身体的な負荷 中〜高程度
楽しさの中心 走った後の充実感、距離や時間の変化、季節と街の景色、自分のペースを作ること
ランニングでは、一回のすべてを走り続ける必要はありません。
準備として歩く時間。
途中で呼吸を整える時間。
信号や横断歩道で止まる時間。
終了後にゆっくり歩く時間。
これらも含めて一回のランニングです。
最初の目標は、速く走ることではなく、無理なく自宅へ戻れる強度で終えることです。
歩く時間を入れても、ランニングは続いている
走り始めた後で歩くと、失敗したように感じることがあります。
けれど、歩くことは走れなくなった後の代わりではありません。
身体への負荷を調整し、次の短い走りへつなげるための方法です。
最初は走る時間を短くする
たとえば、
五分歩く。
一分走る。
二分歩く。
一分走る。
これを五回ほど繰り返し、最後に五分歩く。
走る時間は合計五分でも、身体を動かした時間は二十分以上になります。
一分が苦しければ、三十秒でも構いません。
苦しくなる前に歩く
息が大きく乱れてから立ち止まるのではなく、まだ余裕がある段階で歩きへ切り替えます。
少し落ち着いたら、もう一度走る。
自分で速度と休憩を選ぶことで、最後まで動き続けやすくなります。
坂道や混雑した場所は歩く
上り坂。
下り坂。
人通りの多い歩道。
交差点。
足元が不安定な場所。
すべてを走り抜ける必要はありません。
安全に通過できる場所まで歩きます。
歩いた回数より、全体の負担を見る
今日は途中で三回歩いた。
前回より走れなかった。
回数だけで判断せず、
睡眠。
気温。
仕事や家事の疲れ。
コースの高低差。
身体の状態も一緒に見ます。
走れない日があるのではなく、その日に合う走り方が変わったと考えます。
最初の速度は、遅すぎると感じるくらいから始める
ランニングを始めると、周囲の人の速度が気になります。
前を走る人へ追いつきたくなる。
計測アプリの一キロあたりの時間を短くしたくなる。
信号まで止まらず走りたくなる。
けれど、最初から速度を上げると、短時間で息が乱れ、身体の動きも崩れやすくなります。
会話の余裕を一つの目安にする
初期のランニングでは、短い言葉を無理なく話せる程度の強度から始めます。
一人で走る場合は、
呼吸を止めていないか。
肩へ力が入っていないか。
周囲の音を聞く余裕があるか。
を確認します。
速度の数字より、自分が感じるきつさを優先します。
スポーツ庁も、自分の筋力や体力に見合わない過度な強度を避け、自覚的なきつさなどを使って運動強度を調整することを案内しています。
歩幅を無理に広げない
速く走ろうとして、足を遠くへ伸ばす必要はありません。
楽に置ける位置へ足を運び、小さな歩幅で進みます。
自分に合う着地やフォームは体格や速度によっても異なるため、最初から一つの正解へ合わせようとしません。
腕や肩へ力を入れすぎない
手を強く握る。
肩をすくめる。
肘を大きく振り回す。
上半身へ力が入り続けると疲れやすくなります。
指先を軽く曲げ、肩を上げたまま走っていないか確認します。
速さより時間を決める
今日は三キロ。
一キロを何分。
距離と速度を先に決めるより、
今日は二十分。
一分走って二分歩く。
この公園を一周したら帰る。
最初は時間と終了地点で管理します。
最初のコースは、距離より戻りやすさで選ぶ
ランニングは自宅を出れば始められますが、どこを走っても同じではありません。
初回は、景色のよさより安全に中断できる道を選びます。
自宅の近くを周回する
遠くまで一直線に進むと、疲れた後も同じ距離を戻らなければなりません。
自宅周辺。
公園の周回路。
一周の短い遊歩道。
途中で終了しやすいコースを選びます。
平坦で明るい道を選ぶ
急な坂。
段差。
狭い歩道。
交通量の多い道路。
足元が暗い道。
初回は避けます。
走ることへ慣れるまでは、路面と周囲を確認しやすい場所が安心です。
トイレと給水場所を確認する
公園。
公共施設。
コンビニエンスストア。
自動販売機。
途中で利用できる場所を確認します。
短時間のランニングでも、体調不良や急な天候変化に備え、戻れる場所を一つ決めておきます。
信号の多さも考える
信号で止まること自体は問題ありません。
ただし、停止と再加速を何度も繰り返す道は、一定のペースを作りにくくなります。
初めてなら、車との交差が少なく、歩行者と安全に共有できる道を選びます。
一人で走る場所を共有する
家族などへ、
走る予定のコース。
出発時刻。
戻る予定時刻。
を伝えます。
位置情報を常に公開する必要はありませんが、特に早朝や夜間、長めのコースでは緊急時の連絡方法を確保します。
初回体験費・初期費用・当日支出を分けて考える
ランニングは、手持ちの運動用品があれば無料で試せます。
一方で、継続する場合は足に合うシューズを優先します。
初回体験費
手持ちの運動靴。
動きやすい服。
スマートフォン。
飲料水。
これらを使い、短時間だけ試す場合、
初回体験費 0円
です。
ただし、底が大きくすり減っている靴、足が靴の中で動く靴、走ると痛みが出る靴は使用しません。
基本用品をそろえる初期費用
入門向けランニングシューズ 約10,000円
速乾性のウェア 約2,000円
スポーツソックス 約1,000円
反射材 約1,000円
小型のランニングポーチ 約1,000円
合計 約15,000円
最初はシューズを優先し、服やポーチは手持ち品で代用できます。
標準的な初期費用
シューズ。
速乾ウェア上下。
ソックス。
帽子。
ポーチ。
反射材やライト。
給水用品。
これらをそろえる場合、
約25,000円
が一つの目安です。
GPSウォッチは含めず、スマートフォンで時間を測るところから始められます。
当日の支出
自宅周辺を走る通常の日は、
当日の支出 ほぼ0円
です。
飲料、日焼け止め、交通費、施設のロッカーなどを使う日に支出が発生します。
年間の費用
シューズやウェアの交換。
飲料。
日焼け止め。
小さな補給用品。
大会へ参加しない日常的なランニングでは、
年間の費用 約15,500円
が目安です。
年40回ほど走る場合、
一回あたりの費用換算 約400円
です。
大会参加料、交通、宿泊、複数のシューズ、GPSウォッチは別に考えます。
初めて走る一日の流れ
1.出発前に体調と天候を確認する
睡眠。
食事。
疲労。
足や関節の痛み。
気温。
雨。
風。
暗くなる時刻。
確認します。
体調がよくない日は予定を短くするか、ランニングを休みます。
2.靴と持ち物を確認する
靴ひもが緩すぎないか。
ソックスがずれていないか。
スマートフォンを安全に携帯できるか。
飲料を持つか、途中で補給できるか。
玄関を出る前に整えます。
鍵やスマートフォンを手で持ったまま走るより、揺れにくいポケットやポーチへ入れます。
3.最初の五〜十分は歩く
出発直後から走らず、腕を振りながら歩きます。
身体の重さ。
呼吸。
足首や膝。
普段と違う痛みがないかを確認します。
厚生労働省の情報でも、ある程度の強度で運動する際には、運動前に身体を準備し、その日の体調を確認するためのウォームアップが重要とされています。
4.一分ほどゆっくり走る
走り出しは、歩く速度から少し上げる程度にします。
人に抜かれても速度を合わせません。
一分が長ければ、三十秒で歩きへ戻ります。
5.歩いて呼吸を整える
息が完全に乱れる前に歩きます。
二分ほど歩き、もう一度走れそうなら再開します。
走る時間と歩く時間は、毎回同じでなくても構いません。
6.予定の半分で折り返す
疲れてから帰るのではなく、まだ余裕がある段階で帰路へ入ります。
途中で調子がよくても、初回から時間を大きく延ばしません。
7.最後の五〜十分は歩く
走り終えた直後に完全に動きを止めず、呼吸が落ち着くまで歩きます。
運動後に低〜中程度の動きを続けるクールダウンは、急な停止に伴うめまいなどを防ぐ観点からも勧められています。
8.帰宅後に身体の状態を確認する
足裏。
かかと。
すね。
膝。
腰。
痛みや違和感がないか確認します。
走った直後だけでなく、その日の夜と翌朝の状態も見ます。
距離・速度・回数は、一度に増やさない
ランニングを始めると、前回より長く、速く、頻繁に走りたくなります。
けれど、三つを同時に増やすと、身体への負担が急に大きくなります。
最初は時間だけを少し伸ばす
二十分動けたら、次は二十五分。
一分走れたら、次は一分三十秒。
小さな変化にします。
走る速度は上げず、歩く時間を少し減らすだけでも十分です。
連続して走る日を増やしすぎない
慣れないうちは、走った翌日を休養や軽い歩行にします。
毎日走ることより、痛みや強い疲れを残さず次回へつなげることを優先します。
距離を伸ばす日は速度を抑える
いつもより長く走りたい日は、速さを上げません。
速度を試す日は、距離や時間を短くします。
目的を一つに絞ります。
記録の数字を命令にしない
アプリに、
前回より遅い。
予定距離へ届かなかった。
途中で止まった。
と表示されても、その日の体調に合わせて終了した判断は残ります。
記録は身体を追い込むためではなく、自分の傾向を知るために使います。
走った後の変化は、タイム以外にも残せる
ランニングの成長は、自己最高タイムだけに表れるものではありません。
同じ時間を楽に動けた
前回は何度も息を整えた区間を、今日は少し余裕を持って進めた。
速度が同じでも、感じる負担が変わることがあります。
歩く時間が自然に短くなった
無理に歩きを減らさなくても、身体が慣れると次の走りへ早く戻れる場合があります。
歩いた回数ではなく、全体をどのように終えられたかを見ます。
翌日の疲れが軽くなった
走った翌日に、
階段がつらすぎない。
足の重さが少ない。
普段の生活へ支障がない。
回復まで含めて安定してきたことも成長です。
コースへの不安が減った
信号の位置。
路面の傾き。
暗くなる場所。
給水できる場所。
コースを知ることで、走ることだけへ意識を向けやすくなります。
自分で終了を決められた
身体が重い日に予定を短くした。
暑さを感じて途中で帰った。
痛みが出る前に歩いた。
中止や短縮を選べることも、長く続けるための大切な判断です。
道具は三つの段階で考える
最低限必要なもの
足と目的に合う運動靴またはランニングシューズ
動きやすい服
飲料水または給水計画
安全なコース
スマートフォンなどの緊急連絡手段
暗い時間帯の反射材とライト
短い初回であれば、手持ち品でも試せます。
続けるなら、シューズの状態と足への合い方を優先して見直します。
続けるなら用意したいもの
速乾性のランニングウェア
スポーツソックス
ランニングポーチ
帽子
反射材
前後から見えるライト
日焼け止め
雨や風に対応する上着
給水用品
着替え
GPSウォッチまたは活動量計
GPSウォッチは、距離を測るための必需品ではありません。
走る習慣ができ、スマートフォンを持たずに記録したいと感じてから検討します。
最初は買わなくてよいもの
高価なレース用シューズ
複数の用途別シューズ
高性能なGPSウォッチ
心拍ベルト
ハイドレーションベスト
高級コンプレッションウェア
マッサージガン
大会用の装備一式
初心者向けの短いランニングでは、多くの装備を使い分ける必要はありません。
自分が走る時間帯、距離、季節が分かってから必要な物を追加します。
安全に続けるために気をつけたいこと
距離と速度を急に増やさない
前回より長く、速く、回数も多くするという増やし方は避けます。
自分の体力に合わない過度な強度は、けがのリスクを高めます。
最初は時間、距離、速度のうち、一つだけを小さく変えます。
体調の異変があれば中止する
胸の痛み。
動悸。
めまいやふらつき。
冷や汗。
いつもと違う強い疲れ。
関節や筋肉の強い痛み。
異常な息苦しさ。
こうした変化を感じた場合は、直ちに運動を中止します。厚生労働省も、運動中の胸痛、動悸、めまい、強い痛みなどを中止の目安として挙げています。
症状が強い、続く、繰り返す場合は、必要に応じて医療機関へ相談します。
暑い日は時間と強度を変える
日中の暑い時間を避ける。
日陰のある短いコースにする。
走らず歩く。
その日の運動を中止する。
予定どおり走ることより、暑さを避けます。
スポーツ活動中の熱中症予防では、環境条件に応じた運動内容の調整と、こまめな水分補給が重要とされています。
意識がはっきりしない、自分で水を飲めない、強い脱力で動けないなどの状態では、ためらわず救急要請が必要です。
夜間は自分の視界と相手からの見え方を確保する
前方を照らすライト。
後方や側面から見える反射材。
明るい色のウェア。
車や自転車から見つけてもらうための装備を使います。
交通ルールを守り、車道へ急に出ません。
イヤホンで周囲の音を完全に遮らない
車。
自転車。
歩行者。
警報。
周囲の音を確認できる状態にします。
音楽を聴く場合は音量を抑え、危険の多い場所では外します。
シューズと路面を確認する
靴底の摩耗。
かかとの傷み。
濡れた路面。
凍結。
砂や落ち葉。
走る前に確認します。
痛みが出る靴を、慣れるまで我慢して使い続けません。
続けると変わる5段階の楽しみ方
1.歩きと走りを組み合わせる
最初は歩いて身体を温め、短い区間だけゆっくり走ります。
苦しくなる前に歩き、水分と体調を確認しながら短時間で終了します。
自分に合う初期速度を知り、走った後の充実感を味わう段階です。
2.一定時間を安定して走る
複数回走ると、自分に合う呼吸、姿勢、速度が少しずつ分かってきます。
走行時間を決める。
平坦なコースを選ぶ。
距離と時間を記録する。
翌日に疲れを残しすぎず、週単位の習慣を作る段階です。
3.距離・速度・練習内容を分ける
さらに続けると、毎回同じ走り方をするのではなく、目的を分けられます。
ゆっくり走る日。
少し速度を上げる日。
長めに動く日。
休む日。
目標に合わせて練習を組み立て、記録の変化を確かめる段階です。
4.フォーム・負荷・回復を管理する
関心が深まると、走行量だけでなく、姿勢、接地、心拍、睡眠、補給、シューズにも目が向きます。
フォームを撮影する。
自分が感じるきつさを記録する。
路面や目的で靴を使い分ける。
痛みや疲労の兆候を見つけ、練習量を修正する段階です。
5.大会や目標距離へ計画的に挑戦する
長く続けると、大会、距離、タイムなどの目標を持つことがあります。
年間計画を作る。
目標の速度を練習する。
記録と体調を分析する。
練習を減らす時期や休養期を設ける。
日々の走りと回復を積み重ね、自分の走力の上限へ挑戦する段階です。
ランニングが合いやすいのは、こんな日
一人で自分のペースを保ちながら身体を動かしたい日。
自宅の周囲から気軽に運動を始めたい日。
道具や施設を増やさず、短時間だけ外へ出たい日。
距離や時間の小さな変化を記録したい日。
季節や街の景色を、歩くときとは違う速さで見たい日。
大会や目標距離へ、時間をかけて近づきたい日。
考え事から一度離れ、足元と呼吸へ意識を向けたい日。
一方で、体調がよくない日、痛みがある日、暑さや悪天候が厳しい日は走りません。
予定していた日でも、
十分だけ歩く。
自宅で休む。
別の日へ変更する。
中止する選択を含めて、ランニングの習慣です。
最初の目標は、三キロ走ることより歩いて帰れる余裕を残すこと
ランニングを始めると、分かりやすい距離を目標にしたくなります。
まずは三キロ。
次は五キロ。
一度も止まらず走る。
記録として見える目標は励みになります。
けれど、最初の一回では、距離を達成することより安全に終了することを優先します。
五分歩く。
一分だけ走る。
二分歩く。
これを何度か繰り返す。
まだ少し走れそうなところで折り返す。
最後はゆっくり歩いて帰る。
玄関へ戻ったときに、完全に力を使い切っていないこと。
翌朝に普段の生活を送れること。
数日後に、また同じ道へ出てみようと思えること。
ランニングの最初の目標は、三キロを止まらず走ることでも、アプリへ速い記録を残すことでもありません。
帰り道を歩ける余裕を残したまま、自分で「今日はここまで」と終えられること。
途中で何度歩いたとしても、走る前より少し遠くまで自分の足で進み、無事に同じ玄関へ戻ってこられたなら、その一回は距離を競う練習ではなく、これからも走り続けるための最初のランニングになっています。
休日のよりみち帖では、気軽に始められるものから、少し時間をかけて楽しみたいものまで、さまざまな趣味やレジャーを紹介しています。
「次の休日は何をしよう」と迷ったときに、新しい楽しみを見つける小さなきっかけになれたらうれしいです。
これからも、次にやってみたくなる趣味を一つずつ丁寧に紹介していきますので、ぜひフォローして、次の記事も覗いてみてください。
