オンライン協力ゲームの楽しみ方
画面の向こうにいる仲間と、同じ場所へ集まる。
誰かが先へ進み、別の人が周囲を確認する。危なくなった仲間を助け、見つけた道具や情報を共有する。一人では難しかった場面も、役割を分けることで少しずつ突破できるようになります。
オンライン協力ゲームは、自分だけの操作で結果を出す遊びではありません。
味方の動きを見る。
必要な場所へ向かう。
困っている人を助ける。
短い言葉や合図で情報を伝える。
失敗したら、もう一度方法を考える。
それぞれが別の場所から参加しながら、一つの目標を共有する遊びです。
うまく連携できたときには、自分一人で成功したときとは違う達成感があります。
自分が目立つ活躍をしなくても、仲間が動きやすいように支える。誰かが失敗しても、その場で立て直す。最後に全員で任務を終えたとき、短いプレイ時間の中に一つの共同作業が残ります。
一方で、初めて参加するときには不安もあります。
操作に慣れていなくても迷惑にならないか。
音声通話を使わなければならないのか。
知らない人と遊んでも大丈夫なのか。
途中でやめたくなったときはどうするのか。
一回にどのくらい時間がかかるのか。
ゲーム機や周辺機器へいくら必要なのか。
オンライン協力ゲームは、話すことが得意な人だけの遊びではありません。
定型文や短い合図だけで協力できる作品もあります。友人とだけ遊ぶ方法もあれば、知らない人と自動的にチームを組む方法もあります。
最初から完璧に動く必要はありません。
今回は、オンライン協力ゲームに必要な時間と費用、参加するまでの準備、音声通話との付き合い方、仲間と遊ぶときの注意、続けることで広がる楽しみ方をまとめました。
※費用は、家庭用ゲーム機、PC、スマートフォンなど、対応する端末を使って年間を通じて遊ぶ場合の目安です。必要な端末、ソフト、オンライン利用料、追加購入によって大きく変わります。
まず知っておきたい基本情報
一回のプレイ時間 約1時間30分
短時間で遊ぶ場合 約20分から
年間のプレイ回数 約60回
一回あたりの費用換算 約500円
年間の費用 約29,000円
標準的な初期費用 約30,000円
端末から購入する場合 約65,000円前後から
一緒に遊ぶ人数 三人前後
事前の準備時間 約20分
中断のしやすさ 低め
必要なもの 対応端末、ゲーム、通信回線、アカウント
楽しさの中心 役割分担、助け合い、共同達成、会話、繰り返し挑戦
一回のプレイ時間は、約1時間30分です。
一つの任務だけなら20分ほどで終わることもありますが、仲間を集め、装備や役割を確認し、複数の任務を続けると、二時間近くになることがあります。
一人用のゲームとは違い、自分だけの都合でいつでも止められるとは限りません。
任務の途中で離れると、残った人の負担が増える場合があります。始める前に、どのくらい遊ぶ予定なのかを共有しておくことが大切です。
年間60回は、週に一度ほどです。
毎日長時間遊ぶ想定ではなく、休日や夜に仲間と予定を合わせ、定期的に集まる頻度です。
一人では難しいことを、役割で補い合う
オンライン協力ゲームでは、全員が同じ行動をするとは限りません。
前へ出て敵や危険を引き受ける人。
離れた場所から攻撃する人。
仲間の体力や状態を回復する人。
周囲を確認し、必要な情報を伝える人。
道具や資源を集める人。
作品によって役割は異なりますが、自分ができないことをほかの人に補ってもらい、自分も別の部分で仲間を助けます。
最初は、味方について行くだけでも構いません。
仲間が止まったら自分も止まる。合図があった場所を見る。危なくなったら無理に前へ出ず、戻る。
操作が上手でなくても、周囲を見ることや、勝手に遠くへ行かないことが協力につながります。
慣れてくると、自分の役割だけでなく、ほかの人の状態も見られるようになります。
仲間が道に迷っている。
回復や道具が足りない。
一人だけ離れている。
次に危険な場面が来る。
こうした変化へ気づき、自分の行動を少し変えることが、協力プレイの面白さになります。
一回にかかる費用
今回の一回あたりの費用換算は、約500円です。
一回ごとに発生する費用
ゲーム内の追加購入など 約250円
一回の変動費 約250円
一年間にかかる主な費用
オンライン利用料やサブスクリプション 約6,000円
端末や周辺機器の年換算 約6,000円
機器の手入れや交換 約2,000円
一回ごとの追加費用 年間約15,000円
年間合計 約29,000円
ゲーム内で毎回購入する必要はありません。
追加衣装、拡張内容、シーズンごとの商品などを買わなければ、一回ごとの支出をほぼ0円にできることもあります。
費用の中心は、ゲームソフト、オンライン利用料、端末や周辺機器です。
すでに対応するゲーム機、PC、スマートフォンと通信回線があるなら、新しく必要なのはゲームソフトだけという場合もあります。
一方、端末から購入する場合は、入門環境でも約65,000円前後を見ておく必要があります。高性能なPCやモニター、音声機器まで新しくそろえると、費用はさらに大きくなります。
初めから高価な環境を作る必要はありません。
一緒に遊びたい人が使っている機種。
遊びたい作品に対応している端末。
自宅の回線で安定して動くこと。
この三つを先に確認します。
高性能であることより、仲間と同じ作品へ参加できることの方が重要です。
一緒に遊び始めるまでの流れ
1.対応する機種を確認する
最初に、遊びたいゲームがどの端末に対応しているかを確認します。
同じゲーム名でも、機種が違うと一緒に遊べない場合があります。
異なる機種同士で遊べる機能がある場合も、ゲーム内の設定や共通アカウントが必要になることがあります。
友人と遊ぶなら、購入前に、
使用している機種。
ゲームの種類や版。
追加内容の有無。
一緒に遊べる機能。
利用するアカウント。
を確認します。
2.アカウントと安全設定を整える
ゲームを始める前に、アカウントを作成します。
推測されにくいパスワードを使い、可能なら二段階認証を設定します。
表示名には、本名、学校、勤務先、誕生日など、個人が分かる情報を入れません。
子どもが利用する場合だけでなく、大人でも、購入制限、フレンド申請、チャット、外部からの招待について確認しておくと安心です。
3.通信方法を決める
協力中の連絡には、音声通話、文字チャット、定型文、画面上の合図などを使います。
最初から音声通話へ参加する必要はありません。
友人同士なら、聞くだけで参加する。必要なときだけ話す。文字で連絡する、といった方法を決められます。
知らない人との音声通話に不安がある場合は、ゲーム内の定型文や合図だけを使います。
4.簡単な任務から参加する
最初は、初心者向けの任務や難易度を選びます。
基本操作を確認し、味方から離れすぎないようにします。
道が分からなくなったら、一人で進まず、仲間の位置を確認します。
分からない仕組みがあっても、すべてを一度で覚える必要はありません。一つの任務を最後まで終え、次に気になった部分を調べます。
5.終了時刻を先に伝える
始める前に、何時まで遊べるのかを共有します。
「あと一回」が続くと、予定より長くなることがあります。
終了の30分ほど前になったら、新しい長時間任務を始めない。最後の一回を決める。装備整理や記録の時間を残す。
終わる条件を先に作っておくと、睡眠や翌日の予定を圧迫しにくくなります。
音声通話は、話し続けなくてもよい
オンライン協力ゲームでは、音声通話を使う場面があります。
素早く情報を伝えられるため、文字を入力しにくい場面では便利です。
しかし、何を話せばよいか分からない、知らない人と会話したくない、声を聞かれることに抵抗があるという人もいます。
音声通話へ参加する場合も、長く話す必要はありません。
「右にいます」
「少し待ってください」
「助けが必要です」
「ここで終わります」
必要な情報だけを短く伝えれば、協力は成立します。
仲間の雑談へ無理に加わらなくても構いません。
通話へ入る前には、マイクの音量と生活音を確認します。
テレビや家族の声、窓の外の音が入ることがあります。必要なときだけマイクをオンにする方法もあります。
自分の声が聞こえにくいからと、マイクへ近づきすぎたり、大声で話したりする必要はありません。
聞き取りにくいときは、マイク音量や位置を調整します。
オンライン協力ゲームならではの楽しさ
離れた場所にいても、同じ出来事を共有できる
参加者は、それぞれ別の部屋や地域から接続しています。
それでもゲームが始まれば、同じ場所を進み、同じ敵や問題へ向き合います。
誰かが失敗して笑う。
予想外の出来事が起きる。
最後の一人が目標を達成する。
全員で同じ結果画面を見る。
実際には離れていても、一つの時間を共有した感覚が残ります。
自分の小さな行動が仲間を助ける
協力ゲームでは、目立つ結果だけが役に立つわけではありません。
仲間の近くへ戻る。
必要な道具を渡す。
危険を知らせる。
失敗した人を助ける。
誰も選んでいない役割を担当する。
一つひとつは小さな行動でも、チーム全体を安定させます。
自分の操作が完璧でなくても、仲間を見て動くことで参加できます。
失敗が、次の会話になる
一度で成功するとは限りません。
同じ場所で何度も失敗したり、役割がかみ合わなかったりすることがあります。
なぜ失敗したのかを一人へ押しつけるのではなく、
次は一緒に動く。
役割を入れ替える。
合図を早く出す。
難易度を下げる。
一度休憩する。
と方法を変えます。
失敗の後に話し合い、次の挑戦で改善できたとき、結果だけでなく連携そのものに手応えが生まれます。
同じ仲間と続けることで変化が分かる
同じメンバーで何度か遊ぶと、それぞれの得意なことが分かってきます。
慎重に周囲を見る人。
難しい操作が得意な人。
情報を整理する人。
場の雰囲気を和らげる人。
声をかけなくても、次に何をするか分かる場面が増えていきます。
ゲーム内の成長だけでなく、仲間同士の動きが合っていくことも、継続する楽しさです。
知らない人と遊ぶときに気をつけたいこと
個人情報を話さない
通話やチャットでは、本名、住所、学校、勤務先、電話番号、生活圏などを伝えません。
何度も一緒に遊んで親しく感じても、相手の情報が本当とは限りません。
外部の連絡先やSNSを交換する場合も、公開してよい情報の範囲を考えます。
不快な相手とは距離を取る
暴言、嫌がらせ、しつこい連絡、差別的な発言があった場合は、我慢して協力を続ける必要はありません。
ミュート、ブロック、通報機能を使います。
ゲームの中で失敗したことを理由に、人格や生活まで否定される必要はありません。
一人で対応しきれない場合は、運営の相談窓口や、信頼できる人へ相談します。
外部リンクや取引へ注意する
知らない相手から送られたリンクを、すぐに開きません。
無料の商品、限定特典、アカウント確認などを理由に、パスワードや認証番号を求められても入力しません。
ゲーム内の物やアカウントを、非公式な場所で売買することも避けます。
録画や配信は全員へ確認する
自分のプレイ画面を録画していても、通話にはほかの人の声が入ります。
録画、配信、動画投稿をする場合は、参加者へ事前に伝えます。
ゲーム側の利用規約と、音楽や映像の扱いについても確認します。
初めて用意するもの
最低限必要なもの
対応するゲーム機、PC、スマートフォンのいずれか
ゲームソフトまたはアプリ
安定したインターネット回線
ゲームアカウント
文字または音声で連携できる環境
すでに持っている端末が対応していれば、新しく機器を買わずに始められます。
最初に確認するのは、ゲームが動くかだけでなく、一緒に遊びたい人と接続できるかです。
あると便利なもの
有線イヤホンマイクまたは入門用ヘッドセット
有線LANまたは安定したWi-Fi
充電器
モバイルバッテリー
追加のコントローラー
クラウドセーブ
二段階認証
ヘッドセットは、高価な製品である必要はありません。
長時間装着しても痛くなりにくいこと、自分の声が聞き取りやすいこと、音量を調整できることを優先します。
続けるなら用意したいもの
高品質なヘッドセット
有線LAN環境
予備の入力機器
増設ストレージ
予定や役割を共有する環境
プレイ記録や録画用品
コントローラーやイヤホンは、突然故障することがあります。
定期的に遊ぶようになったら、予備を一つ用意しておくと、集合した日に参加できなくなることを防げます。
最初は買わなくてよいもの
高額な配信用PC
複数のモニター
単体マイクとミキサー
キャプチャー機器
最高性能のコントローラー
高価なゲーミング家具
最初に必要なのは、仲間と安定して遊べる環境です。
配信や本格的な録画を始めるまでは、大きな機材を追加する必要はありません。
身体と生活の負担を減らす
一時間ごとに画面から離れる
一回のプレイは約1時間30分ですが、会話や次の任務が続くと長くなります。
一時間ほど遊んだら、立ち上がり、画面から目を離します。
肩を動かす。
遠くを見る。
水分を取る。
座り方を直す。
短い休憩を入れるだけでも、目や肩の負担を減らしやすくなります。
音量を上げすぎない
仲間の声やゲーム音が聞こえにくいと、少しずつ音量を上げてしまうことがあります。
長時間ヘッドセットを使う場合は、周囲の音がまったく聞こえなくなるほど大きくしません。
耳に違和感や痛みがある場合は、使用を中止します。
睡眠を削って続けない
協力ゲームでは、自分だけ先に抜けにくいと感じることがあります。
それでも、翌日の予定や睡眠を削って続ける必要はありません。
開始時に終了時刻を伝え、最後の任務へ入る前にもう一度確認します。
仲間と長く遊ぶためにも、無理なく参加できる時間を守ることが大切です。
続けると変わる楽しみ方
1.仲間と一つの目標を終える
最初は基本操作を覚え、簡単な協力任務へ参加します。
味方について行き、定型文や合図を使いながら、最後まで進みます。
自分が助けてもらうこと、仲間を一度助けること、一つの目標を全員で達成することが最初の楽しさです。
2.自分の役割を意識する
複数回遊ぶと、攻撃、防御、支援など、自分が担当しやすい役割が分かってきます。
味方の状態を確認し、役割が重ならないように装備を選びます。
知らない人と組んだ場合も、必要な情報を短く伝え、基本的な協力を成立させられる段階です。
3.チームの作戦を組み立てる
さらに続けると、高難度の任務や固定メンバーでの挑戦が始まります。
事前に役割を決める。
危険な場面の手順を共有する。
失敗した原因を確認する。
必要に応じて役割を入れ替える。
個人の操作だけでなく、チーム全体が動きやすい方法を考えるようになります。
4.参加しやすい雰囲気を作る
関心が深まると、攻略だけでなく、伝え方やチームの雰囲気にも目が向きます。
初心者へ一度に多くの指示を出さない。
失敗を責めず、次の方法を伝える。
希望する役割を確認する。
終了時刻や参加条件を分かりやすくする。
さまざまな人が安心して続けられる環境を作る段階です。
5.自分なりの協力プレイを作る
長く続けると、複数の役割を使い分けたり、新しく参加した人を支えたりできるようになります。
作品ごとの協力方法を比べる。
高難度へ段階的に挑戦する。
チームの記録を残す。
仲間の得意なことを生かす。
自分の成長だけでなく、仲間と一緒に達成できることを増やす遊びへ広がっていきます。
オンライン協力ゲームが合いやすいのは、こんな日
離れた友人と同じ時間を過ごしたい日。
一人で遊ぶより、役割を分けて進みたい日。
短い会話や合図を使いながら遊びたい日。
一度失敗した目標へ、方法を変えて再挑戦したい日。
雨や暑さを避け、自宅で交流したい日。
自分の操作だけでなく、仲間を支えることも楽しみたい日。
定期的に集まる予定を作りたい日。
一方で、時間を途中で切り上げなければならない日や、人と会話する余裕がない日には、負担を感じることがあります。
そのような日は、一人で進められる内容を選ぶか、参加前に短時間だけと伝えます。
予定を断ることや、一回休むことも、協力関係を長く続けるために必要です。
初めてなら、友人と一つの短い任務から
初めてオンライン協力ゲームを遊ぶなら、私は知っている人と、20〜30分ほどで終わる簡単な任務から始めたいです。
対応する機種を確認し、アカウントへ二段階認証を設定する。
音声通話は、必要なときだけ話す。
ゲームが始まったら、一人で先へ行かず、仲間の後ろについて行きます。
分からないことがあれば、短く聞く。
仲間が困っていたら、できる範囲で近くへ行く。
一つの任務を最後まで終えたら、すぐ次へ進まず、操作しにくかった部分や楽しかった場面を短く話します。
最初の目標は、活躍して一番よい結果を出すことではありません。
仲間から離れず、同じ目標を見ながら、一度最後まで参加することです。
調べる前より、操作よりも相手を見る時間の多いゲームに感じました
調べる前は、オンライン協力ゲームには、全員が上手に操作し、それぞれの役割を完璧にこなす必要があるように感じました。
けれど、協力の場面では、自分の画面だけを見ていてもうまく進みません。
味方がどこにいるかを見る。
困っている人へ近づく。
必要な情報を伝える。
自分の役割が足りているか確かめる。
失敗したら、次の方法を一緒に考える。
操作の速さだけではなく、周囲の変化へ気づくことが協力になります。
誰かに助けてもらった場面は、次に自分が別の人を助けるきっかけになります。
オンライン協力ゲームの最初の目標は、仲間の中で一番活躍することではありません。
離れた場所にいる人と同じ時間へ入り、短い合図を交わしながら、一つの目標を最後まで終えること。
任務が終わった後、「次はもう少しうまく助けられそう」と思えたなら、その一回から、自分なりの協力の仕方を育てていけそうです。
休日のよりみち帖では、気軽に始められるものから、少し時間をかけて楽しみたいものまで、さまざまな趣味やレジャーを紹介しています。
「次の休日は何をしよう」と迷ったときに、新しい楽しみを見つける小さなきっかけになれたらうれしいです。
これからも、次にやってみたくなる趣味を一つずつ丁寧に紹介していきますので、ぜひフォローして、次の記事も覗いてみてください。
