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ベリーダンスの楽しみ方

音楽が流れ、先生が腰をゆっくり右へ動かす。

見た目には、とても小さな動きです。

けれど、同じように動こうとすると、腰だけではなく肩まで一緒についてきたり、膝が伸びたままになったり、身体のどこへ力を入れればよいのか分からなくなったりします。

もう一度、足の裏を床へ置く。

膝を少しゆるめ、上半身を起こす。今度は急がず、腰だけを横へ運んでみる。

ほんの少しですが、さっきより先生の動きに近づいたように見えます。

次は反対側へ。

右、左。
右、左。

音楽へ合わせて繰り返しているうちに、ただの練習だった動きが、少しずつ踊りらしくなっていきます。

ベリーダンスと聞くと、華やかな衣装や舞台での踊りを思い浮かべるかもしれません。

腰を細かく震わせる動き。
しなやかに伸びる腕。
布や飾りが音楽に合わせて揺れる姿。

自分が踊るとなると、少し勇気が必要に感じます。

身体が柔らかくなくても大丈夫なのか。
お腹や腰を出す服を着なければならないのか。
鏡に映る自分を見るのが恥ずかしくならないか。
周りの人についていけなかったらどうしよう。
ダンス経験がなくても、音楽へ合わせて動けるのか。

けれど、最初から舞台用の衣装を着たり、大きく腰を動かしたりする必要はありません。

初心者向けのレッスンでは、立ち方、重心、腰や胸の小さな動かし方、腕の運び方などを一つずつ練習します。

最初は、腰を右へ動かすだけでも十分です。

上半身をなるべく動かさず、身体の一部分だけを意識して動かす。

できなかった動きが、少しずつ自分の身体の中で分かれていく。

そこに音楽が重なり、手や視線が加わると、短い動きが一つの表現へ変わっていきます。

ベリーダンスは、身体を大きく見せるための踊りというより、自分の身体の細かな動きを知り、音楽の中で少しずつ表現へ育てていく趣味なのだと思います。

今回は、月に2回の教室と、週に1回ほどの自主練習を組み合わせてベリーダンスを続ける場合について、必要な時間と費用、教室の選び方、レッスンの流れ、服装、身体への負担、安全面、そして続けることで変わっていく楽しみ方をまとめました。

※時間、費用、運動量は、国内の一般的なダンス教室と自宅練習を組み合わせる場合の編集上の目安です。教室、地域、契約方法、発表会への参加、衣装、交通手段によって変わります。


まず知っておきたい基本情報

一回の標準実施時間
約90分です。

教室では、ウォームアップ、姿勢や基礎動作の確認、短い振り付けの練習、音楽へ合わせて踊る時間などが含まれます。

レッスン時間は教室によって異なりますが、今回の記事では90分を標準としています。

短く自主練習する場合の時間
約35分です。

自宅では、レッスンで習った内容を最初から最後まですべて繰り返す必要はありません。

身体を軽く温め、腰や胸の動きを一つ確認し、短い振り付けだけを音楽へ合わせる。35分ほどでも、前回の感覚を思い出す練習になります。

移動や着替えを含む総所要時間
約145分です。

教室へ通う日は、往復の移動、受付、着替え、レッスン前後の準備もあります。

90分のレッスンでも、休日の予定としては2時間半ほど見ておくと、慌ただしくなりにくくなります。

想定する頻度
教室は月2回、自主練習は週1回ほどです。

年間では、教室と自主練習を合わせて約70回という想定です。

教室で新しい動きを教わり、自宅で短く復習する。次のレッスンで前回より少し動きやすくなったことを確かめ、また新しい動きを持ち帰る。

この繰り返しで、間隔が空きすぎず、生活の負担にもなりにくい頻度を想定しています。

主な実施場所
ベリーダンス教室、ダンススクール、レンタルスタジオ、自宅などです。

教室では鏡を見ながら全身を動かし、自宅では腰や腕の動きだけを小さく確認するなど、場所に合わせて練習内容を変えます。

予約と契約
月謝制、回数券、都度払い、体験レッスンなど、教室によって仕組みが異なります。

最初から長期契約を決めず、体験レッスンや単発受講を利用し、通いやすさや教室の雰囲気を確認してから続け方を選ぶと安心です。

運動強度の目安
今回のデータでは、平均約4.5METsで整理しています。

ベリーダンスは、腰や胸の小さな動きだけでなく、膝をゆるめた姿勢、腕の動き、ステップ、ターンなども含みます。

振り付けや曲の速さによっては、心拍が上がり、汗をかくことがあります。

一時間当たりの平均消費カロリー
体重60kgの人が平均4.5METsで一時間動いた場合、単純計算では約284kcalです。

90分を同じ条件で計算すると、約425kcalになります。

ただし、実際のレッスンには、講師の説明を聞く時間、動きを確認する時間、休憩も含まれます。振り付けの速さ、動きの大きさ、体格、経験によっても変わるため、消費量を保証する数字ではありません。

始めやすさ
始めやすさは、5段階で考えると3程度です。

特別な資格は必要なく、体験レッスンから始められます。

一方で、腰や胸だけを分けて動かす感覚は、自宅の動画だけでは分かりにくいことがあります。最初は講師から姿勢や身体の使い方を教わる方が、無理な動きを避けやすくなります。

施設への依存
教室で学ぶ場合はスタジオを利用しますが、自主練習の一部は自宅でもできます。

大きなステップやターンには広さが必要ですが、姿勢、腕、腰、胸の小さな動きなら、小さなスペースでも確認できます。

教室へ通わない日は何もできない趣味ではありません。

天候の影響
屋内で行うことが多いため、天候の影響は小さめです。

雨の日や暑い日でも予定を立てやすく、季節を問わず続けられます。

楽しさの中心
身体の一部分だけを動かせるようになること、音楽の細かな変化を身体で受け取ること、姿勢や腕の動きで印象が変わること、華やかな表現を自分なりに育てることです。

ベリーダンスは、身体を細かく分けて動かすところから始まる

ベリーダンスの動きには、腰やお腹だけではなく、胸、肩、腕、手、視線、重心の移動などが含まれています。

最初は、身体の一部分だけを動かそうとしても、ほかの部分が一緒についてくることがあります。

腰を右へ動かすと、肩まで右へ傾く。
胸を持ち上げようとすると、背中を反りすぎる。
腕を柔らかく動かそうとして、肩に力が入る。
膝を使おうとして、身体全体が上下する。

それは、身体が動いていないというより、普段は複数の部分を一緒に動かしているからなのかもしれません。

ベリーダンスでは、胸は胸、腰は腰、腕は腕と、動きを少しずつ分けていきます。

腰だけを横へ動かす。
胸だけを前後へ動かす。
肩の高さを変えず、腕をゆっくり広げる。
足の裏を床へ置いたまま、膝を交互に使う。

一つひとつは小さな動きです。

けれど、動かしたい部分と、動かさずに保ちたい部分の両方を意識するため、見た目以上に集中します。

何度か練習していると、鏡の中で、身体の一部分だけが思った方向へ動く瞬間があります。

そのとき、「今まで自分の身体に、こんな動きがあったのか」と少し驚きます。

大きく踊る前に、自分の身体を細かく知っていく。

ベリーダンスの面白さは、華やかな振り付けの前にある、この小さな発見から始まります。

最初の教室は、衣装よりも安心して身体を動かせるかで選ぶ

ベリーダンスの教室を探すと、華やかな衣装や舞台写真が目に入ります。

腰へ飾りを付け、長いスカートを広げ、腕を大きく伸ばして踊る姿を見ると、自分が同じ場所へ入ってよいのか不安になることがあります。

けれど、初心者向けの通常レッスンで、最初から舞台衣装を着る必要はありません。

動きやすい服装で、身体の線や動きを確認できれば十分です。

教室を選ぶときは、華やかさだけでなく、安心して間違えられるかを見ます。

初心者向けのクラスか確認する

「入門」「初めての方向け」「基礎クラス」などと書かれたクラスを選びます。

教室によっては、同じ初心者向けでも、振り付けを中心に進むクラスと、身体の使い方を丁寧に練習するクラスがあります。

まったく初めてなら、姿勢や基礎動作から扱うクラスの方が入りやすくなります。

教室や講師の雰囲気を見る

ベリーダンスには、音楽や動き、衣装の雰囲気が異なるさまざまなスタイルがあります。

最初から詳しく分類できなくても構いません。

体験レッスンを受け、

説明が分かりやすいか。
身体の痛みや不安を伝えやすいか。
間違えても焦らずにいられるか。
講師の踊りや音楽をもう一度見たいと思うか。

を確かめます。

教室を出た後に、「できなかったけれど、もう一度試してみたい」と思えたなら、自分に合う可能性があります。

年代や服装の不安を事前に聞いておく

教室によって、通っている人の年代や服装は異なります。

体験前に問い合わせれば、初心者が多いか、どのような服装がよいか、裸足で踊るのか、室内履きが必要かを確認できます。

露出の多い服を着なければならないわけではありません。

Tシャツや伸縮性のあるパンツなど、自分が安心して動ける服装から始められます。

発表会や衣装の条件を確認する

教室によっては、発表会、イベント、写真撮影などがあります。

参加は任意なのか。
参加費はいくらか。
衣装は購入するのか、借りられるのか。
追加練習はあるのか。
不参加でも通常レッスンを続けられるのか。

入会前に確認しておくと、後から必要な費用と時間を整理しやすくなります。

レッスンで過ごす90分

1.少し早めに着き、鏡の前へ立つ

初めての教室では、開始時刻ぎりぎりに到着すると、受付や着替えで慌てます。

少し早めに着き、飲み物とタオルを用意します。

鏡の前へ立つと、自分の姿勢や身体の形が気になるかもしれません。

けれど、鏡は見た目を評価するためだけのものではありません。

肩の高さ。
腰の位置。
膝が伸び切っていないか。
身体がどちらかへ傾いていないか。

動きを確認するための道具として使います。

最初から正面の自分を見続けることが負担なら、講師の動きや自分の足元から少しずつ確認しても構いません。

2.ウォームアップで姿勢を整える

首、肩、背中、腰、脚などをゆっくり動かします。

ベリーダンスでは、膝を柔らかく使い、骨盤や胸を細かく動かすため、身体を温めずに大きく動くと負担になることがあります。

呼吸を止めず、その日の身体の状態を確認します。

今日は腰が動かしにくい。
肩に力が入りやすい。
前回より胸を起こしやすい。

違和感がある部分は、無理に大きく動かしません。

3.基礎の動きを一つずつ練習する

腰を左右へ動かす。
胸を前後へ動かす。
膝を交互に使う。
肩を小さく動かす。
腕をゆっくり持ち上げる。

最初は、動きの大きさよりも、動かしたい場所が合っているかを確認します。

腰を動かすときに、上半身が大きく揺れていないか。

胸を動かすときに、腰までついてきていないか。

腕を上げたときに、肩が耳へ近づいていないか。

すべてを一度に直そうとせず、一つだけ意識します。

4.音楽へ合わせる

基礎動作を、音楽へ合わせて繰り返します。

カウントで練習していた動きも、曲へ合わせると印象が変わります。

ゆっくり流れる音では、腕や視線を長く使う。

細かな音が続くところでは、腰や肩の短い動きを重ねる。

強い一音で止まり、次の音で動き始める。

音楽を聞きながら、どこで動き、どこで止まるかを感じます。

5.短い振り付けへつなげる

基礎で練習した動きを、短い順番へつなげます。

腰を右へ動かす。
一歩進む。
腕を広げる。
向きを変える。

動きが増えると、先ほどできた基礎も急に難しく感じます。

最初は、手を付けずに足と腰だけ。

次は腕を加える。

最後に視線を合わせる。

一度にすべてを完成させず、順番に重ねます。

6.最後は一部分だけ覚えて帰る

レッスンの終わりには、振り付けをすべて覚えられなかったことが気になるかもしれません。

けれど、自宅へ持ち帰るのは一部分で十分です。

腰を右へ動かすときの姿勢。
腕を上げたときの肩の位置。
最後の4カウント。
音が強くなる場所。

次の自主練習では、その一部分を確かめます。

自主練習は、小さな動きを丁寧にする時間

教室では、広い場所と鏡を使って全身を動かせます。

自宅では、同じように踊れないことがあります。

床へ足音を響かせたくない。
腕を広げると家具に当たる。
大きく回る場所がない。
夜なので音楽を大きく流せない。

その場合は、自宅でできる大きさへ練習を変えます。

35分の自主練習

最初の5分で、肩、腰、膝を軽く動かします。

次の10分で、レッスンから持ち帰った基礎動作を一つ練習します。

その後の10分で、腕や視線を加えます。

最後の10分で、短い振り付けを一度だけ音楽へ合わせます。

前回より大きく踊ることより、動かしたい場所を意識できたかを確かめます。

スペースがない日は、腰や腕だけでもよい

足を大きく動かせない日は、その場で腰の左右運動を練習します。

椅子へ座り、胸や肩だけを動かすこともできます。

音楽を聞きながら、腕の軌道や手首の向きを確認することも自主練習です。

全身を動かさなければ練習にならないわけではありません。

むしろ、小さく動くことで、普段は見落としていた身体の使い方に気づくことがあります。

動画を撮るなら、一つだけ確認する

自分の動きを動画で見ると、姿勢、腕、腰、表情など、気になる点がたくさん見えます。

最初は全体の上手さを評価しません。

肩が上がっていないか。
腰だけを動かせているか。
最後まで呼吸を止めずに動けたか。

確認する項目を一つにします。

教室内での撮影は、講師やほかの受講者が映ることもあるため、必ず施設のルールに従います。

ベリーダンスならではの楽しさ

自分の身体に、知らなかった動きが見つかる

普段の生活では、腰だけを横へ動かしたり、胸だけを前へ動かしたりすることはあまりありません。

最初は思うように動かせなくても、練習を重ねると、身体の一部分が少しずつ独立して動くようになります。

「できなかった動きができた」という達成だけでなく、「自分の身体にはこんな動きがあった」と知る面白さがあります。

小さな動きで、見え方が大きく変わる

腕の高さを少し変える。

視線を遠くへ向ける。

動きをすぐ終わらせず、最後までゆっくり伸ばす。

腰の動きを大きくするのではなく、音が鳴る瞬間だけはっきり見せる。

ほんの少しの違いで、同じ振り付けの印象が変わります。

激しく動かなくても、細かなコントロールで表現を変えられるところが、ベリーダンスの奥深さです。

音楽の聞こえ方が変わる

踊り始める前は、一つの曲として聞いていた音楽が、少しずつ分かれて聞こえるようになります。

低く続くリズム。
細かく重なる音。
長く伸びる旋律。
一瞬だけ入る強い音。

腰で取る音。
腕を伸ばしたくなる音。
止まって待ちたくなる音。

振り付けを覚えるほど、音楽の中に選択肢が増えていきます。

姿勢や視線も踊りになる

ベリーダンスでは、腰や胸の動きだけでなく、立ち方、腕、手、視線も表現に含まれます。

同じ動きでも、下を向いていると小さく見え、胸を起こして遠くを見ると印象が変わります。

身体の形を隠すのではなく、自分が心地よく立てる位置を探す。

その積み重ねが、踊っていないときの姿勢にも少しずつ影響することがあります。

日常とは違う華やかさを、自分の中へ置ける

普段の服装や生活では選ばない色、布、音楽に触れられることも、ベリーダンスの魅力です。

発表会へ出なくても、レッスンで腰へスカーフを巻くだけで、動きが少し分かりやすくなり、気持ちも切り替わります。

華やかさを誰かに見せるためだけではなく、自分が踊る時間へ入る合図として楽しめます。

健康面と身体への負担

今回の平均的な運動強度は約4.5METsです。

体重60kgの場合、一時間当たりの消費カロリーは約284kcalが目安です。

90分なら単純計算で約425kcalになります。

ただし、実際のレッスンには説明、休憩、動きの確認などが含まれます。曲の速さや振り付けによっても変わるため、あくまで目安です。

ベリーダンスでは、腰だけを使うように見えて、実際には膝、脚、背中、腹部、肩、腕も使います。

膝を柔らかく保ち、重心を支えながら、上半身の一部分を動かします。

一方で、動きを大きく見せようとして腰を反りすぎたり、膝をひねったりすると、身体へ負担がかかります。

腰を反らせて動かさない

腰を大きく見せようとして、背中を強く反らせる必要はありません。

骨盤や胸の動きを確認し、腰に痛みが出る場合は、動きを小さくします。

腹部へ力を入れ続けるのではなく、呼吸を止めずに行います。

膝を伸ばし切らない

腰の動きには、膝の曲げ伸ばしを使うことがあります。

膝を伸ばし切ったまま、上半身だけで無理に動かさないようにします。

足と膝の向きをそろえ、痛みがある動きは続けません。

ターンでは、床と足元を確認する

回転を含む振り付けでは、床の滑りやすさと、足元の服装を確認します。

裸足、ダンスシューズ、室内履きなど、教室の指定に従います。

滑りすぎる床でも、足が引っかかりすぎる床でも、膝や足首へ負担がかかることがあります。

めまいや息切れがあるときは休む

ターンや繰り返しの動きで、めまいを感じることがあります。

強い息切れ、ふらつき、痛みなどがあれば、無理に振り付けへ戻らず休みます。

音量と水分を確認する

教室では音楽を大きく流すことがあります。

スピーカーの近くで耳に違和感がある場合は場所を変え、休憩時間には静かな場所へ移ります。

室内でも汗をかくため、喉が渇く前に水分を取ります。

ベリーダンスは、消費カロリーを増やすことだけが目的ではありません。

自分の身体の動きへ意識を向けながら、音楽に合わせて身体を使う時間を持てることが、この趣味の健康面での実用的な魅力です。

一回にかかる費用

今回の想定では、月2回の教室と、週1回ほどの自主練習を合わせ、年間約70回取り組みます。

自宅での自主練習は、手持ちの服やスマートフォンを使えば、ほとんど追加費用をかけずにできます。

費用の中心になるのは、教室の受講料、入会金、交通費、ウェアや練習用品です。

発表会へ参加する場合は、衣装、参加費、追加練習、撮影などが別に必要になることがあります。

初回体験費

約400円から2,000円前後が一つの目安

今回のデータでは、一回の費用の標準を約2,000円としています。

実際には、無料体験、割引体験、通常料金での単発受講など、教室によって異なります。

初回は、体験料だけでなく、

体験後に入会金が必要か。
その日に契約する必要があるか。
服装や足元の指定があるか。
キャンセルや変更ができるか。

も確認します。

初期費用

最小0円
標準約22,000円
上限の目安約120,000円

標準の約22,000円には、動きやすいウェア、練習用品、入会金や初回登録料などを含めています。

手持ちのスポーツウェアを使い、裸足または教室指定の簡単な足元で参加できる場合は、初期費用を抑えられます。

上限の約120,000円は、複数のウェア、練習用スカート、舞台衣装、小道具、追加の練習環境などへこだわる場合の目安です。

最初から舞台衣装や装飾品をそろえる必要はありません。

一回の費用

最小約400円
標準約2,000円
上限の目安約7,000円

標準の約2,000円は、教室レッスンと自主練習を平均した記事上の目安です。

自宅での自主練習日は、追加支出をほとんどかけずに行えます。

教室の日には、受講料、交通費、飲み物などが必要です。

単発の特別レッスン、個人指導、ワークショップなどを選ぶと、一回の費用は高くなることがあります。

年間費用

約161,000円

月平均では約13,400円です。

初期費用の年換算、教室の受講料、自主練習や施設に関する費用などを合わせた編集上の想定です。

特定の教室の実料金ではありません。

発表会へ参加する場合は、参加費、衣装、追加練習、写真や動画などの費用が上乗せされることがあります。

通常のレッスンだけで続けるのか、発表会にも参加するのかを分けて予算を考えると分かりやすくなります。

費用を抑えて始める方法

体験レッスンから始める。

手持ちのTシャツや伸縮性のあるパンツを使う。

舞台衣装や高価な小道具は買わない。

月謝制だけでなく、都度払い、回数券、単月契約を比べる。

自主練習は自宅で行い、レンタルスタジオは必要なときだけ使う。

発表会は、続けたい気持ちが固まってから検討する。

最初は、教室の雰囲気と、自分が音楽や動きを楽しめるかを確かめることを優先します。

初めて持っていくもの

最低限必要なもの

動きやすい服装

飲み物

タオル

着替え

スマートフォン

必要に応じて予約情報や会員証

足元は、裸足、靴下、室内用シューズなど、教室によって異なります。

事前に確認します。

ベリーダンスに、ヘルメットや特殊な防護用品は通常必要ありません。

最初は、身体を締め付けすぎず、膝や腰を動かしやすい服装を選びます。

続けるなら用意したいもの

動きが分かりやすい練習着

腰へ巻くヒップスカーフやシンプルな布

予備のシャツ

小さなスポーツバッグ

スマートフォンスタンド

自主練習用の鏡

必要に応じて練習用スカート

ヒップスカーフは、腰の動きを見えやすくしたり、練習へ気持ちを切り替えたりする助けになります。

ただし、教室によっては不要な場合もあります。

最初は買わなくてよいもの

舞台用の華やかな衣装

高価な装飾ベルト

複数枚の練習用スカート

ベールや扇などの小道具

指にはめて鳴らす楽器類

本格的な撮影機材

大きなスピーカー

舞台衣装や小道具は、習うスタイルや作品によって必要なものが変わります。

発表会や特別クラスへ参加することが決まってから、講師の案内に従って用意します。

ベリーダンスで気をつけたいこと

腰や膝の痛みを我慢しない

筋肉を使う疲れと、関節や腰の痛みは分けて考えます。

腰、膝、足首へ鋭い痛みや違和感がある場合は、動きを小さくするか休みます。

周囲との距離を取る

腕を広げたり、回転したりする振り付けがあります。

鏡を見ることへ集中しすぎず、前後左右の人との距離も確認します。

自宅では、家具や床に置かれた物を片付けます。

足元と服の長さを確認する

長いスカートや布を使う場合は、足へ絡まないかを確認します。

裸足や靴下で踊る場合も、床が滑りすぎないかを見ます。

音量と換気に注意する

スピーカーの近くで耳に違和感がある場合は、距離を取ります。

人が多いスタジオでは、換気や体調にも注意し、体調不良の日は参加を控えます。

撮影と衣装のルールを守る

教室によって、撮影できる時間、衣装、持ち込み小道具のルールが異なります。

ほかの受講者を無断で撮影したり、動画を公開したりしません。

ベリーダンスには、音楽や衣装、表現の背景があります。

表面的な華やかさだけではなく、講師の説明を聞き、扱う音楽やスタイルへの理解も少しずつ深めていきます。

続けると変わる楽しみ方

1.身体の一部分を、意識して動かす

最初は、腰を左右へ動かす、胸を前後へ動かす、腕をゆっくり広げるといった基礎から始めます。

思った場所だけを動かすことは、簡単ではありません。

それでも、一度だけ腰と肩を分けて動かせたら、最初の小さな到達点です。

2.基礎の動きを音楽へ合わせる

何度か練習すると、腰、胸、肩、腕の動きを少しずつ繰り返せるようになります。

音楽が流れても、姿勢を保ちながら基礎動作を続けられる。

短い振り付けを、途中まで覚えられる。

できた偶然が、少しずつ再現できる動きへ変わります。

3.腕や視線を加え、自分の表現を探す

順番を覚える余裕ができると、腕の高さ、手の動き、視線、表情へ意識を向けられます。

同じ腰の動きでも、腕や姿勢によって印象が変わります。

力強く踊る。
やわらかく踊る。
音を長く見せる。
一瞬だけ止まる。

先生の動きを再現する段階から、自分が心地よく感じる表現を選ぶ段階へ進みます。

4.一曲や舞台を、全体として仕上げる

さらに続けると、短い振り付けではなく、一曲全体の流れを考えるようになります。

どこで大きく動くか。
どこで静かに見せるか。
衣装や小道具をどう使うか。
ほかの人と位置やタイミングをどう合わせるか。

発表会へ参加する場合は、個人の動きだけでなく、全体の見え方や舞台の流れも大切になります。

練習量は増えますが、一つの作品が完成へ近づく集中を味わえます。

5.踊りを伝え、文化への理解を深める

長く続けると、踊るだけでなく、音楽やスタイルの背景にも関心が広がります。

初めての人へ基礎を伝える。
踊りの記録を残す。
別のスタイルや音楽を学ぶ。
舞台やイベントを見に行く。

人へ説明することで、自分が何となく行っていた動きの意味も見えてきます。

ベリーダンスが、華やかな振り付けを覚える趣味から、音楽、身体、表現、文化を少しずつ知っていく趣味へ変わっていきます。

ベリーダンスが合いやすいのは、こんな日

音楽を聞くだけでなく、身体でも味わってみたい日。

激しく走る運動より、細かな身体の動きを楽しみたい日。

姿勢や身体の使い方へ、ゆっくり意識を向けたい日。

日常とは違う華やかな音楽や雰囲気に触れたい日。

一人で練習する時間と、教室で人と踊る時間の両方がほしい日。

雨や暑さを気にせず、屋内で身体を動かしたい日。

何かを完成させるより、自分の身体で表現を育てたい日。

普段とは少し違う服や色、音楽を楽しみたい日。

一方で、腰や膝に強い痛みがある日、静かに休みたい日、鏡を見ることが大きな負担になる日には、無理をしない方がよいことがあります。

その場合は、教室を休む、座った状態で腕だけ練習する、音楽を聞くだけにするなど、内容を小さくします。

初めてなら、腰を一度だけ思った方向へ動かす

初めての体験レッスンでは、周りの人のように華やかに踊ろうとしなくても構いません。

動きやすい服へ着替え、飲み物を用意する。

鏡の前に立ち、足の裏を床へ置く。

膝を少しゆるめ、上半身を起こす。

先生の動きを見ながら、腰を右へ動かしてみる。

肩まで一緒についてきたら、もう一度。

今度は、腰だけを少し右へ。

音楽の中で一度だけ、身体の一部分が思った方向へ動いたら、それで十分です。

調べる前より、華やかに踊るより自分の身体に新しい動きを見つける趣味に感じました

調べる前は、ベリーダンスには、華やかな衣装を着て、腰を大きく動かし、舞台で人を魅了する印象がありました。

身体が柔らかく、表現することに慣れた人でなければ続けにくいようにも感じます。

けれど、教室と自主練習の流れを見ていくと、楽しさは完成した踊りだけではありませんでした。

足の裏で床を感じる。

膝をゆるめる。

腰だけを少し横へ動かす。

腕を上げても、肩を力ませない。

音が長く伸びる間、動きを急いで終わらせない。

一つひとつは、とても小さな変化です。

ベリーダンスの最初の目標は、最初から華やかに一曲を踊ることではありません。

昨日まで意識したことのなかった身体の一部分を、自分の意思で少し動かしてみること。

次に同じ音楽を聞いたとき、腰や肩が前回より自然に動き、鏡の中の自分がほんの少し音楽へ近づいて見えたなら。

いつもの身体は、ただ生活のために動くものではなく、音楽に合わせて新しい表情を見つけられる場所へ変わっていきそうです。


休日のよりみち帖では、気軽に始められるものから、少し時間をかけて楽しみたいものまで、さまざまな趣味やレジャーを紹介しています。
「次の休日は何をしよう」と迷ったときに、新しい楽しみを見つける小さなきっかけになれたらうれしいです。
これからも、次にやってみたくなる趣味を一つずつ丁寧に紹介していきますので、ぜひフォローして、次の記事も覗いてみてください。




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