新シリーズ第2話 深夜2時、涙が止まらなくなった夜
上司の声が、頭の奥で響いていた。
「数字が全てだ」
「お前の代わりなんていくらでもいる」
その言葉が、耳鳴りみたいに消えない。
仕事を終えて帰ってきても、脳がずっと働いている。
布団に入ったのは0時を過ぎていた。
でも眠れない。
目を閉じれば、上司の顔が浮かんでくる。
胃が重い。喉がカラカラなのに水も飲みたくない。
🕯️ 壊れかけの心
私は、どれくらい耐えていたんだろう。
・何をしても「もっとやれ」と言われる日々
・数字しか見ない上司
・辞めるに辞められない責任
気づかないうちに、心の奥で
“小さなひび”が入っていた。
🌑 深夜2時、崩壊の音がした
時計を見ると、午前2時。
布団の中でじっとしていると、
急に呼吸がうまくできなくなった。
胸の奥がぎゅっと締め付けられる。
何もしていないのに、涙が流れ出していた。
「もう無理だ」
そう思った瞬間、
心の中で何かが“パキン”と折れた音がした。
🕳️ 明日が来なければいいのに
頭が真っ白になった。
「どうして私ばっかり」
「もう頑張れない」
深夜2時の部屋は静かすぎて、
自分の嗚咽だけが響いていた。
窓の外の街灯がぼんやり光る。
夜が明けるのが怖かった。
「お願いだから、明日が来ないで」
そう願いながら、私は枕を濡らし続けた。
🌙 朝が来てしまった
どれくらい泣いていたのか覚えていない。
気づけば空が白んできていた。
「また会社に行かなきゃ…」
そう思った瞬間、吐き気がした。
私は、このままじゃ壊れる。
いや、もう壊れてるのかもしれない。
🪞 次回予告
「同僚が先に潰れて辞めた」
私より先に、
「もう限界」と声に出せた人がいた。
その姿を見て、私は何を思ったのか──
次回は、同僚が辞めていった日を描きます。
いいなと思ったら応援しよう!
あなたの1つのチップが、次の1話を書く力になります。いつも読んでくれてありがとう✨
