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詐欺師「カモがネギしょってきたぜグヘヘ」

クズの世界

:twitterのフォロアー欄を覗いているとき、単に深淵を覗いているのだ。

X(SNS)は真面目に使っておらず、ニュースを仕入れるためにだけ活用しています。そうすると、私をフォローするまともな人はいなくなります(つぶやからないからね)。
そのため、まともでない人ばかりがフォローしてきます。まず、闇バイトっぽい業者。すぐに〇〇万円手に入ります、という手合いです。犯罪の香りしかしませんねえ。
次に、〇〇億円株式投資で儲けました、あるいは月商〇〇億円達成しました、という投資や副業・独立系の人たち。すごい業績を達成しているのにせこいことしてんな、という手合いです。詐欺の香りしかしません。
私のXのフォロアー欄は蠱毒さながらの様相を呈しています。でもこれ面白くて、こんなあからさまな活動をしているということは、たまには引っかかる人がいるということになりますよね。もしくは、それを期待しているということになります。

詐欺師どもにとってのカモ

:貧すれば鈍する、鈍すれば貧する

どういう人が引っかかりそうでしょうか? まず、お金に困っている人。ポッと沸いたお金に手を伸ばそうとする人はお金に困っている人です。それも事業でたくさん借金している人ではなく、日々の小銭に困っている人。そして、金融リテラシーが著しく低い人ですね。基本的に、世の中はリスクとリターンが釣り合っており、ボロ儲けできる機会というのは制度・脳みそのバグを利用したものになるでしょう。そんなことを考えず、何となく人を出し抜ける儲け手段があると思うのが騙されやすい人です。

こういう人……ウシジマ君の世界みたいだなと思いました。債務者側はウシジマ君の登場人物と同じ感じですが、業者側はウシジマ君よりもだいぶショボそうですね。しかし、一度このショボい邪悪に手を引かれたら、……私はウシジマ君の世界に入り込んでしまいそうですね。

常識の重要性

:まずは高校の現代社会くらいの理解から

ウシジマ君のような底辺描写コンテンツは、実際には、当事者が高校の現代社会系の教科書くらいを履修していれば、避けられる話を取り扱っています。ちょっと賢ければ、お金を変な使い方してはいけないことがわかりますし、わずかばかりに冷静ならば、近づいてはいけない人もわかります。簡単に稼げるなんてことはないし、お金を貯めようと思えば、収入が支出を上回っていなければならない。収入はどうやって決まる? 労働市場で決まりますね。そこでの値付けと完全に異なる市場があるとしたら、市場メカニズムのバグかダークサイドしかありません。バグを系統的に利用するためには知識や直感が必要ですし、気付いたとしても他人に簡単に公開するわけがないので、安易な発想で手を出す人が行き着くところはダークサイドということになります。

世の中にはたくさん悪い人がいて、常識と基礎知識が足りない人を狙っています。この人たちを正規のやり方で働かせても儲けは出ないかもしれませんが、地獄に落とすような追い込み方をすれば、稼げるかもしれないのです。

:ばかばかしい罠に引っかかる人は最高のカモ

こう考えると、私のXをフォローしてくるような、ものすごく安直な悪人たちは、あえてものすごく安直な手段をとっているのかもしれません。なぜなら、凝った罠であれば賢い人も捕まえてしまうかもしれませんが、しょうもない罠は度し難いバカしかつかまえないと思うからです。賢い人を変に拾ってしまうと、マネタイズまでに騙し通すという手間が生じます。しかし、救いようがなくアレな人はそんな手間は必要ありません。たしかフィッシング詐欺などでものすごくバカなメールが送られてくるのは、その程度の罠に引っかかる人を探しているから、と聞いたことがあります。罠の側がカモを選別しているんですね。

そう考えると、ものすごく高度な知識よりも常識的な知識に決定的な漏れを作らないことが重要だとわかります。悪徳業者どもは、常識の漏れ=市場のバグを狙っているからですね。高等教育に目が向けられていると忘れがちになりますが、教育の基本は様々な人たちのバグを潰すことです。別に賢くある必要はなくても、とんでもなく愚かだとハマりやすい罠があるから、それを避けなければいけないのです。その知識は情報商材から得るものなどではなく、高校の公共の教科書で十二分に教えてもらうことができます。

:FP3級くらいでもいいかもね

貧すれば鈍する、ということばもございます。普通の人でもお金がない時や、どうしても損をしたくないという思いが強いときに、単純極まりない金融詐欺にはまります。興味深い話なのですが、証券会社などに「リスクがあるというから国債も買わない」と言っているような人が高利率を謳うポンジスキームに嵌められるという話を少なくない件数で聞きました。普通に聞くと「なんてバカな話にハマるやつもいるもんだ」と小馬鹿にしたくなるかもしれませんが、お金を持っている、割と社会的地位のある人がハメられるのです。
リスクに対して極端に保守的であったりすると、ある種の貧困のような状態に陥るのかもしれません。損をする可能性がない儲け話は普通はありません。リスク・リターンの原則からは、社会のグリッチを積極的に活用しようとする人間以外は逃れられません。お金を増やしたいと思うときは、損をするかもしれないと考えることが必要不可欠なのです。この点では、公共ではまだ足りない可能性もあるので、FP3級のテキストでも読んでみるのはいかがでしょうか?

この世の悪人から騙されないために

世の中には大変悪い人がおり、その人たちはカモを探しています。カモにされたくないのならば、一般常識を充実させることは必要不可欠です。難しいことを知る必要はなく、高校の公共の教科書や、FP3級くらいの知識でも役立ちます。こうしたことからは儲け方は学べませんが、世の中がそんなにうまくいかないことを学べます。リスク・リターンの原則についてしっかり考えておくことは一生の財産になると思います。悪い人たちは、こうした常識のなさ、リテラシーの欠如、自分は特別だと思う気持ちなどのバグを徹底的に調査しています。カモにされてはいけない、と私自身強く言い聞かせながらこの記事を終えたいと思います。自問してください。あなたは特別な人ですか? いいえ、そうではありません。私もあなたも社会のルールから自由ではないのです。


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