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義弟や家族にお金を貸してきた私が伝えたいこと_お金を頼まれた時の判断軸
「家族だから助けた。でも、それが最後になった」
これは誰かを責める話ではありません。でも、私はあの時、家族という言葉が信じられなくなりました。
義弟から連絡が来たのは、ある日突然のことでした。
「どうしてもお金が必要なんです。必ず返しますから、少しだけ貸してもらえませんか」
聞けば、勤務先の会社のお金に手をつけてしまい、その補填が必要だと言う。
それを聞いた瞬間、心のなかで何かがスッと冷えていくのを感じました。
「返すつもりはあるんです」
「他に頼れる人がいなくて」
義弟は、そう何度も言いました。
でも、その言葉に私は救われなかった。
むしろその言葉を聞くたびに、「これは私に責任を押しつけているだけだ」と、心のどこかで気づいてしまっていました。
それでも貸したのは、「断れば冷たい人になる」
そんな罪悪感に支配されていたからかもしれません。
そして、そんな罪悪感を抱いてしまう理由、ここがとても大きかったのだと思いますが、私の育った家庭環境、親との関係性、兄弟との差別と嫉妬などとても複雑に絡み合ってできた感情が大きく影響したんだと思っています。
ただ貸してもらいたいがために薄っぺらな言葉を繰り返す義弟に、私は最初から違和感を覚えていました。
でも、その時の私はまだ“とにかく私たちがお金を貸せば、事態は収まるんだよね“と思っていたのです。
”その方がみんなにとっていいんだよね”と信じてた。
まさか、こんなにも長く、自分だけが心に傷を抱え続けることになるとは思ってもみずに――。
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