愛と構造で織りなす、2人の物語の始まり
私の「構造」の源泉は、
この夫婦の日常の物語にあります。
感情は揺れます。
嬉しい日もあれば、すれ違う夜もある。
その揺れを無理に止めるのではなく、
揺れたままで関係を続けるには
どうすればいいのか。
特別なイベントや、
大きな約束が必要なわけではありません。
日常でどう考えるのか。
どんな一言を選ぶのか。
どんな習慣を続けるのか。
夫婦関係は時間と共に、
ただの「共同生活者」や、
損得勘定だけの関係に
変わってしまいがちです。
そうなると、
根底にあるはずの愛が置き去りになる。
だから私は決めました。
感情を主にしない、と。
感情に振り回されないために、
私は「構造」という型を置きました。
愛3:構造7。
感情を否定するのではなく、
愛を失わないための比率です。
この物語は、
構造という“地図”だけでは見えない、
夫婦の感情の起伏と、
それでも選び直してきた記録です。

この古文書には、感情という波に揺られながらも、構造という羅針盤を頼りに航海を続ける、誠四郎とじゅんこの物語が記されています。
登場人物
*戸香里 誠四郎(Togari Seishiro)
感情を背負いがちな現実主義者。
不器用で、正論を言いがち。
でも、決めたことはやる。
彼はロマンチストではありません。
けれど、行動で証明する人です。
嫉妬もするし、
悔しさも抱える。
それでも逃げない。
彼は、じゅんこを
毎日、選び続ける男です。
*戸香里 じゅんこ(Togari Junko)
感情を構造に変換できる女。
明るく、甘え上手。
でも内側は分析型。
泣く。怒る。揺れる。
けれど最後は必ず
「どう在りたいか」に戻る。
彼女は、
愛に溺れない。
でも、愛を諦めない。
毎日、選び直す女です。
誠四郎は守る人。
じゅんこは整える人。
行動で証明する男と、
意味を見つける女。
その交差点に、この物語はあります。
例えば、こんな朝の風景も
2人にとっては一ページです。

どんな感情の波が押し寄せた夜の翌朝でも、出かける前のハグだけは欠かさない。
それが、
2人の“戻る”ための小さなルール。
言葉よりも、
感情よりも、
先に決めた習慣に
救われる朝があってもいい。
2人は、完成した夫婦ではありません。
更新し続ける夫婦です。
この物語は理想の提示ではなく、
現実で立ち続けるための記録。
どうぞ、この航海を一緒に辿ってください。
