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深度・震度・進度、そして針度

──進化中の感覚について

最近の私は、
進化中だと思っている。

少し前まで、
私の中の軸は
深度・震度・進度の三つだった。

そこに最近、
もう一つ加わった。
針度。

これを理解したことで、
進化は「変化」から
「方向性」へと変わった。

深度
深度は、どこまで潜れるか。
感情や思考を、
誤魔化さずに見られる深さのこと。

深く潜れるようになると、
しんどくなる時期もある。

でもそれは、苦しさというより
表層で誤魔化さなくなっただけ
だった。

深度が増すと、
派手さは減る。
その代わり、
静かな確かさが残る。

震度
震度は、何に揺れるか。

他人の言葉。
評価。
空気。
期待。

以前は大きく揺れていたものに、
今はほとんど反応しなくなった。

逆に、
以前は気づかなかった違和感に、
小さく揺れるようにもなった。

これは感覚が鈍ったのではなく、
焦点が合ってきただけだ
と思っている。

進度
進度は、どの速度で進むか。

速いか遅いかではなく、
納得できる速さかどうか。

止まることもある。
戻ることもある。
ゆっくり進む時期もある。

どれも後退ではなく、
その時の進度を選んでいるだけ。
進度を自分で選べるようになると、
焦りは自然と減っていった。

針度
そして、針度。
針度は、
どこに向けて生きているか。

何に合わせて、
時間とエネルギーを使っているか。

人に合わせるのか。
環境に合わせるのか。
それとも、
自分の心地良さに合わせるのか。

針度を理解してから、
これまでの感覚が一本に繋がった。

深度が深まっても、
震度が変わっても、
進度を選んでも、

向きが定まっていなければ、
漂うだけだった。

針度が定まったことで、
進化は不安定な変化ではなく、
静かな前進になった。

削ぎ落ちる。
迷いが減る。
無理な力が抜ける。

関係性が
変わることもあるけれど、
それは切ったのではなく、
針度に合う位置に
再配置されただけ。

今の基準
深度は、潜れる範囲。
震度は、揺れる対象。
進度は、選ぶ速度。
針度は、生きる向き。

この四つを意識できている限り、
私はたぶん、大きく迷わない。

この感覚を、
ここに置いておく。 

また迷ったら、
ここに戻ってくるために。

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