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振り返ってみたら、私の人生もアジャイルだった。

先日、約1ヶ月半のDX研修を無事に卒業しました!🎓

研修を受けることが決まったときの私は、

「DXって、そもそも何の略なんだろう?」

というところからのスタートでした笑

DXについての知識はほとんどありませんでしたが、卒業制作ではいろいろな職種の人たちと一緒に取り組むと聞いて、「それ、すごい楽しそう!」と思っていました。


ただ、それと同じくらい、

「仕事をしながら最後までやって、体を壊さないかな?」

という心配もありました笑

知らない言葉、多すぎない?


実際に研修が始まると、とにかく知らない言葉がたくさん出てきました。

アジャイル、ステークホルダー、As-Is / To-Be、インセプションデッキ、ユーザーストーリー……🫪❓

何が何だか分からなくて、そのたびにChatGPTを開いて、

「これはこういう意味の捉え方で合ってる?」

とよく聞いていました笑

今思えば、本当にゼロからのスタートです。

でも研修を進めていくうちに、DXは単に「デジタル化すること」や「アプリを作ること」ではなく、まず現場にある課題を見つけて、それをどう解決するかを考えることなんだと少しずつ分かってきました。

ユーザーインタビューをしたら、ボトルネックだらけだった


特に面白かったのが、ユーザーインタビューです。

卒業制作では、実際に私が働いている薬局の事務員や薬剤師にインタビューをしました🎤

毎日一緒に働いている人たちです。

だから、ある程度はみんなが何に困っているのか分かっているつもりでした。

ところが、実際に一人ひとりに聞いてみると、

「そんなことに困ってたんだ!🫪」

ということがたくさん出てきました。

そして私が思ったのは、

ボトルネック、多すぎない!?

でした笑

同じ職場で働いていても、聞いてみなければ分からないことがある。

そして、目の前に見えている問題だけを解決すればいいわけではなく、いろいろな業務や人がつながっている。

「何が本当の課題なのか」を考えること自体が、私にとって新しい経験でした。

「え?!私のテーマ?!」から始まった卒業制作


そのときの私の気持ちは、

「え?!私のテーマ!?プレッシャー!😱」

でした笑

しかも私は「顧客」という役割を担当することになりました。

「私、ちゃんと顧客できるかな!?」

と不安でした。

でも実際に制作が始まると、チームのみんながインタビューの内容を整理したり、課題をまとめたり、次に何をするのかを考えたり、それぞれの得意なことを活かしながらプロジェクトを進めてくれました。

私は薬局の現場を知っている立場から、

「実際の業務ではこういうことをしています」

「ここはこうなったら使いやすいです」

と意見を出しました。

一人だったら、絶対にここまでできなかったと思います。

自分の中の「こう!」がなくなっていった


卒業制作は、異なる職種の人たちと一緒に取り組んだことも、とても面白い経験でした。

私は普段から薬局で働いているので、どうしても、

「薬局ではこうだから、こうするもの」

という考え方になってしまいます。

でも、異なる仕事をしているチームの人から、

「アプリのここは、もっとこうしたらいいんじゃない?」

という意見をもらう。

すると、

「そんな見方があるんだ!🫪」

と、自分では気づかなかった課題が見えてきました。

異なる職種の人の意見を聞くうちに、自分の中にあった「こう!」という一つの答えが、だんだんなくなっていったように感じます。

自分だけで正解を決めるのではなく、異なる立場の人の意見を聞いて考えて、試してみる。

これは今回の研修で得た、大きな学びの一つでした。

プログラマーさん、すごい笑


そして卒業制作では、実際にアプリを作りました。

ここでの感想はまず、

「プログラマーさん、すごい!」

です笑

私はプログラミングをしたことがありません。

「ここをもう少しこうできませんか?」とお願いすると、ものすごい速さで改良されていく。

意見を出す。
⬇️
形になる。
⬇️
実際に触ってみる。
⬇️
「じゃあ、ここはもう少しこうしたい」とまた意見が出る。
⬇️
そして、またアプリが変わっていく。

その繰り返しを見るのが、とても面白かったです。

作ってみたら、むしろ課題が増えた


完成に近づいたアプリを、実際に薬局でも試してみました。

そこで思ったのは、

「まだまだ課題あるな」

ということでした。

でも、それは悪い意味ではありません。

作る前よりも、課題が見えるようになったんです。

実際に使ってみたから、

「ここは現場では使いにくいかもしれない」

「ここを変えたらもっと便利になる」

と、新しい課題に気づくことができました。

さらに、今回作った仕組みは申し送りだけではなく、

「これ、ほかの業務にも使えるんじゃない?」

と思う場面も増えました。

研修で何度も聞いていた、

作る →試す → 振り返る → 改善する。

最初は「アジャイルって何?」と思っていた私も、卒業制作を通して、少しだけその意味を体験できたような気がします。

そして、ふと思った


ここまで研修を振り返っていて、ふと思いました。

「あれ? 私自身も、ずっとこれをやってきたんじゃない?」

私は大学生のときに精神疾患を患いました。

そこから約5年。

取りたかった資格を取ることができなかったり、仕事が続かず短期離職を繰り返したり、思い描いていた通りに進まないことがたくさんありました。

それでも、毎日自分の心と体に向き合ってきました。

うまくいかなかったら立ち止まる。
⬇️
自分の状態を知る。
⬇️
やり方を変えてみる。
⬇️
休む。
⬇️
周りの人に助けてもらう。
⬇️
そして、また少しやってみる。

そうやって少しずつ進んできました。

今の職場に入り、周りの人たちとのつながりや、優しい職員の方々にも恵まれました。

働きながら自分の健康と向き合い続けて、その先で今回、仕事をしながらDX研修を受け、異なる職種の人たちと一緒にアプリを作り、最後には卒業制作を発表することができました。

私は、完全に回復してから人生を再開したわけではありません。

まだ回復の途中です。

それでも、その時々の自分にできることを試して、難しかったら立ち止まって、また方法を考えてきました。

……振り返ってみたら、

私の人生もアジャイルだったのかもしれません笑

5年前の私へ


もし、大学生のころの私に会えるなら、こう伝えたいです。

大丈夫だよ。

あなたは何度でも立ち直ることができる。

人生のどん底だと思うようなことを何度経験しても、また立ち上がる力をちゃんと持っている。

そしてこれから、良い人たちにもたくさん巡り会える。

だから、今は焦らなくていい。

安心して休みなさい。


5年後のあなたは、仕事をしながらDXを学んで、知らない職種の人たちとチームを組んで、自分の職場の課題からアプリを作って、人前で発表して、ちゃんと卒業しています。

でも、5年前の私にそんなことを言ったら、たぶん最初にこう聞くと思います。

「DXって何?」

大丈夫。

今回の私も、そこから始まりました🤭

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