未経験中途コンサルの皆さんに向けたメッセージ(with love)
はじめましてパンマンです✌️私は某総合コンサルファームに8年勤めておりますが、元々は畑違いの仕事(営業関連)をしており、コンサル未経験で中途入社した人間です。
私は入社してから約1年半、活躍できていない時期がありました。その時期はとても辛く、何度もなんで転職したんだろう。。と後悔したことを覚えています。
数年経過し、自分がある程度活躍できるようになったと思えるようになったとき、改めて周りを見回すと同じように苦しんでいるたくさんの未経験中途さんがいることがわかりました。そこで自分なりに見えてきた未経験中途さんが活躍できるようになるための1stストップとしての生存戦略を書き記すことで、誰かの救いになるのでは、と考えポチポチ書くことにしました。ぜひお付き合いください🙇
早期に戦力になれるタイプの人
私は総合コンサルのコンサルティング部門所属なので、前提の違いがあると事情も異なることがあることをご認識ください。
未経験中途さんでもすんなり活躍できるケースもあります!例えば下記のようなケース、
コンサルの扱う領域と親和性が高い業務の経験がある(データ&AI、マーケティング、システム開発 などの経験者)
前職と同業種のクライアント(ex.銀行出身者による銀行の支援)
このような場合は未経験であっても早期戦力化できるケースが多いです(それでも苦労はあると思いますが。。)
今回は畑違いの転職をしてきた未経験中途の方を対象に記事を書いています。
優秀なはずの方がバリューを出せない理由
そもそも未経験でコンサルファームに転職してくる時点で、難易度の高い(それなりに)面接を突破している方しかいないので、皆さん何かしらの輝くポイントを持っていると考えられます。皆さん前職でエース社員として活躍していたり、前職での成長スピードがもの足りず転職してくるような猛者ばかりなので、一定の素養は備わっているわけです。(見る人によってはもっと厳しい見方をしている人も多いと思いますが)
ではなぜそのような素養のある人がバリューを出せないケースが多いのか。それは所謂日系大企業のような育成視点がないことが理由だと思っています。
メンバー育成の考え方の違い
日系大企業ではコンサルファームと比べて異動が少なく、多少の入れ替えはあれど同じメンバーで数年、長ければ10年以上同じチームとして働くといった働き方が多いです。少なくとも期中に何度も異動するようなケースはかなり稀です。そうなると活躍してくれることが部署の評価や働きやすさにつながるため、必然的に「こいつは俺が育てます!」といった雰囲気になるわけです。
一方のコンサルファームでは、基本的にプロジェクトベースの働き方になるため、プロジェクト期間が終わるとバイバイ!となります。プロジェクト期間は2~3ヶ月の短期なものから開発系の長期なものまで様々ですが、育成する余裕のある体制を組めているプロジェクトは稀で、みんな日々のプロジェクトワークで精一杯なわけです。また、人付き合いが短期になることから上司(SV)としても育成のメリットを感じ辛いというのもあります。
日系であれば教育担当とペアを組み、1年かけて独り立ち!みたいなケースもありますが、コンサルファームにはそんな余裕はなく、基本的に「自分で仕事を覚えてさっさと結果出せ」なスタンスなのです(ひどい)。
これは厳しいように聞こえますがクライアント視点で見るとしょうがなくて、尋常ならぬ高コストで委託しているプロジェクトで、コンサルファームのメンバー育成なんてやられたら、ちょっと!ちょっと!となってしまう訳です。
こうした背景からあまり組織だった育成をしてもらえずに、未経験中途コンサル達は武器を持たぬままいきなり戦場に送り込まれ戦いかたを知らぬまま、敵味方から撃たれ大怪我を負うことになります。
では、未経験中途の皆さまはどのようにして生き残るべきなのでしょうか。
私見にはなりますが数件の上手くいったケースを参考に未経験中途の生存戦略を書き記してみました。いろんなアプローチはあると思いますがあくまで一例としてご覧ください。
未経験生存戦略① クライアント情報マニアになる
まず生き残りの前提として、SVに「この人がいてくれると助かる!」と思ってもらうことが必要なわけです。
一番価値を出しやすいのがクライアントから提示された情報を誰よりも深く読み込み、SVから質問されたときにすぐ回答できる体勢をつくっておくのがよいです。未経験なのでプロジェクトの方向性を示したりするのはなかなか難しいと思われるので、考えることは一定SVに任せつつ、SVの思考のインプットを素早く提供することはとても価値があります。SVが「xx部が営業管理に使ってるシステムって何だっけ?」とか聞いてきたとき、「それだったらここに格納しているこのファイルに書いてありますよ」といった形ですぐにデータを提供できると、SVからも「よく現場知ってるな」と思ってもらえるはずです。
とは言え、そんな簡単にクライアント情報のマニアになることは難しく、死ぬ気で情報をインプットする必要があります。そしてこれは開始2週間で形にしておくことが望ましく、そこをサボってしまうと無し崩し的に、プロジェクト期間ずっとバリューを出すことが出来ずに終わってしまう気がします。プロジェクト開始2週間は本当に大事ですし、もちろんアサイン前の事前学習も含め、立ち上がりは情報のインプットに全力を注ぐフェーズになります。
未経験生存戦略② 得意領域をつくる
ロジカルシンキングだとかスライドライティングだとかのコンサルスキルはもちろん必須なのですが、一朝一夕で身につくものではないです。そのため、短期的な武器として自らの得意領域をつくることはとても重要になります。
これはスペシャリストを目指す!という意味ではなく、まずはそこそこその領域に詳しいといったレベル感でよいと思います。例えばsalesforceとかを得意領域とするにしてもいきなり深いところまでたどり着くのは難しいので、手を動かしつつ認定アドミニストレータのような基礎的な資格をとりあえず取ってみるというレベルでよいと思っています。
特にIT未経験でシステム素養がない、といった方はこのご時世選べるプロジェクトの選択肢が狭まってしまうため、システム系の得意領域を1つ持っておくことは特に総合コンサルにおいて、重要になってくるでしょう。総合コンサルはスペシャリストが絶えず不足しているので、そこそこ得意といった領域を1つ2つ持っておくだけでも活躍の場が広がります。
未経験生存戦略③ ロジの達人となる
コンサルにおけるロジとは、会議調整、会議室予約、入館手続きなど幅広な付随業務を指します。この辺はできたからとて生き残れるという類いではないですが、できないと確実に減点されてしまうタスクになります。付随業務とはいえ、ここを高いレベルでこなすのは結構難しいです。私の後輩はクライアントの飲み会セット代行を店選びから一手に請け負い、偉い人から可愛がられていました。
繰り返しになりますが上記できたとて生き残れる保証はないですが、細かいバリューを出し続けることで生存確率を上げることにつながる可能性もあるようなないような。

ハードワークは残念ながら大前提
上に生存戦略を書き記しましたが、どれも時間をかけないとできないアプローチです。クライアントの情報を数多くインプットするにしても、通常のデリバリーで割り当てられるタスクもあるはずなのでもちろんそちらが優先されます。その上で上記の生存戦略はアドオンでやらないとならないといけないところなので、必然と業務量は多くなります。私の場合だいたい既存メンバーの1.5倍働く!くらいの気概でやってましたが、今ではそんなこととても口にできません。でもそれほど未経験中途の生存は簡単でないということです。
最後に。。悩みを相談できる人を探しましょう
私の周りでも、未経験中途でなかなかバリューが出ないといったことで気に病んでしまっている人がとても多いです。コンサル業界はよくも悪くも実力授業後なので、仕事ができる人が偉いとされやすく、仕事ができないうちはなかなか相手にしてもらえないこともあるかと思います。そういうときにあまり気を使わずに相談できる人を見つけて欲しいです。
仕事が凄いできる人というよりは悩みや愚痴を傾聴してもらえる人がよいのですが、コンサルファームにはそういう優しさ属性をもった人間が基本的に少ないです。そのへん吐き出せないとストレスが溜まってしまい気を病んでしまうことにも繋がります。
プロジェクト内に相談相手がいればベストですが、いなければプロジェクト外にでもできるだけよい相談相手を見つけてもらい、メンタルがなるべくよい状態でプロジェクトに望むことが重要だと思っています。そういう相談相手が見つかるとよいですが、この辺は運の要素も強いので皆さんが幸運の持ち主だということを祈る他ないです。。
地球人に幸あれ

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