市川町で「在庫、ありました」
はじめましての人も、前から知ってる方も、ごきげんよう。
岡埜 由木古なんですが、
急遽前後編。
こちらは配偶者の発言を元に、発言者の目線で書きました。
ちなみにタイトルも配偶者が考えました。

(文字数:約3400文字)
そう言えば嫁さんは好奇心旺盛だった
興味を持ってくれるかなぁ、ついて来てくれるかなぁ、連休初日だし高速混まないかなぁ、とか色々心配しながら誘ってみたけど、
市川ハウスフェス2026の会場に着いたら、嫁さんの方が前のめりで楽しんでくれて良かった。
市川ハウスまでは、興味はあるけど行かなくていいかな?
と嫁さんを付き合わせるのも悪いし遠慮していたら、嫁さんの方が行きたがって二人分のチケットを買って来た。

市川町市民センター前広場のステージで、吉本芸人さんのお笑いライブと地域のダンスグループのパフォーマンスが交互に繰り広げられている。
ダンスもカッコよかったけど僕には何か言えるほど知識が無いから、時間も前後するけどお笑いの方だけ感想。
木下弱さんのジャグリングはカケルくん(?だったっけ)が良い味出してた。あとそこを引き出せるほど引き延ばせる下半身のバランス力すごい。
らいおんうどんさんと、ガオ〜ちゃん単独でのゲームは子供たちにちょうどいい。ネタも前説も。こんなんでええねん。お笑いって子供たちが笑えるのが何よりやったやん。
おたまじゃくし中西さん、の時はちょうど市民センターの中にいたけど、ロビーの窓から見て盛り上がってる感じだった。マジマジマジンガー? マジマジー。
バタハリさんと言えばカラーコーン。カラーコーンと言えばバタハリさん。私物のカラーコーン五キロが二つ、合わせて10キロをなんばから持って来た。
女と男のワダちゃんと市川さんはもう安心して見ていられる。
「女と男、ってコンビ名が地味に適切だよね。メガネが飛んでも笑える」
と隣で嫁さんが呟いていて、よく分かんないけどそうか。
市川ハウス楽しい
先着20名と芸人さんたち、あと市川さんも市民センターから小型バスに乗って、山に向かって15分くらい走る。
道中も市川さんたちが盛り上げてくれる。
いいなー。いいなー。山一つ買ってDIY、すごいなー。
山からの雨で敷地が濡れるから、ユンボで家の裏に溝掘ったってすごい。市川さん重機免許持ってるからなー。
市川ハウスは玄関とか、中の塗装もこだわっていて、市川グリーンと市川ホワイトの2色をわざわざ作ってもらったって、僕印刷業で内装印刷もやっているから、それはなかなかの営業力と交渉力が透けて見えるね。
六畳の和室が二間と、台所とテラス、お風呂とトイレ。建築は好きだから外装も見る。瓦が昭和の風格。
ハウスそばの広場と、山の中に三つのキャンプサイト。椎茸を原木から育てているし、切った木で山道に階段作ってある。ハウスに一番近いサイトは良いけど、奥のサイトは夜真っ暗だろうし怖いね。
暗いのは僕は大丈夫だと思うけど、イノシシは確実に出ると思うし、今は熊が怖いな。
気が付くと嫁さんが行方不明。どこ行った?
嫁さん山登り苦手だから、僕だけ先進んで置いて来ちゃった? と焦っていたらハウスから出て来た。
「大丈夫?」
「うん。玄関から台所に入る扉に、昭和っぽい細工がされたガラスがはめてあって気になって」
そう言えば嫁さんはガラス工芸マニアだった。
「山道しんどかった?」
「いや。貧血治したから今は平気。あと、私の感覚はきっと大幅に間違っているんだけど」
「何」
「ここは都会」
うん。間違っているけど嫁さんの感覚ではそうだね。
「対向車がすれ違える、舗装された道路がそばを通っていれば都会」
「イノシシ避けの柵を、田んぼの周囲に張り巡らせ切れるなら都会だね」
「九州の私の故郷と、市川町のちょうど中間が、あなたの先祖が住んでいた辺り。私は余裕で暮らせます。あなたはちょっと厳しいかな」
「そうだね。マニュアルのガソリン車走らせたいね」
テンション上がってバレる
会場にはMBSラジオ「Youはこれから!Everyday」で、市川さんと同じ曜日に出演している、竹内千景さんも観に来ていて、
「あの、客席にいるけど一般人に紛れ込めていないほど綺麗な方は、もしかして……」
と隣から言ってきた嫁さんに、「竹内さん」と伝えると驚いていた。
「あんなに綺麗な人が、あのトークを?」
「そう。あのトークを」
「そんなん、最高におもろいやないか!」
そう言えば嫁さんは半分おっさんだった。
「宣材写真は見ていて綺麗な方だとは知っていたんだが、写真は平面だからな。佇まいに雰囲気までは今見るまで分からなかった」
「挨拶に、行きたいです」
「私もだ。行こう行こう」
夫婦で近寄って声をお掛けして、嫁さんは名刺を受け取ってもらった。
「ところであなたは竹内さんを見てテンションがめっちゃ上がったな」
「……上がりました」
「うん。竹内さんなら仕方ない!」
半分おっさんで助かった。
白物屋家電ノ助オンステージ
今日の僕はこれを観るために、嫁さんを連れて大阪府の南河内地域から、高速道路を片道2時間掛けてやって来たんだ。
白物屋家電ノ助は、女と男市川さんの持ちネタで、家電にまつわる謎かけを披露するんだけど、肝心のココロが聞き取れない。
何かしらは確かに発音しているのに、絶妙に、聞き取れない。
観ている側はその度に「何てー?」と声を掛けなくてはならない。
と、思っていたんだけど「何てー?」を言っている人は、僕の他にあまり見当たらなかった。まぁ今日はステージ上で芸人さんたちがツッコんでくれるからいいのか。
「白物屋家電ノ助が、僕は大好きなんだ。あのキレのある動きを生む運動量がまず尊敬に値する。レイザーラモンRGさんのあるあるに匹敵する、最高の芸だと僕は思っている」
「ああ。あなたにとって理想のお笑いだよね」
「そう。どんな場であっても、力づくででも、和ませてくれる」
「それを聞けて助かった。私の感想はどうも恐ろしくなりそうだから」
「……言ってみて下さい」
「映画『国宝』に通じるものがある」
「そうなんだ。僕『国宝』観てなくて知らないけど」
「白塗りに手を出した芸人は、後に引くわけにはいかないんだ。白塗りを、甘く見てはいけない。民族学的見地から言えば白塗りは、神の代理人だ。
すべることなど許されない。もとい、すべったとかすべらないとかどうだっていい次元まで、周囲の耳目などは意に介さずに、突き進まなくてはならない。そこを覚悟できた者だけが、顔を白く塗ってなお毅然としていられるんだ。白塗り芸人だけは観る側も、決してなめてかかってはならない」
「なるほど。民族学的見地から」
そう言えば嫁さんは民族学マニアだった。
告知です
帰りの高速を運転しながら、
「楽しかったね。行って良かったねぇ。いい感じの記事にしてね。名刺渡した人たちのことも書いてね。あとこういうのって、きっとイベント終わってすぐ出した方が良いんだよね? 帰ってからどのくらいで書ける? 明日には出せる?」
とか話していたら、助手席の嫁さんはなんか渋い顔になった。
「……Xでの感想ならともかく、ちゃんとしたnote記事を書いて、校正した上で公開しようと思ったら、一週間くらいの期間が空くのは許して欲しいんだが?」
「えー? でも市川さんとかイベント終わってすぐ検索するんじゃない? 出来るだけ早く書いてあげた方が、気付いてもらいやすいでしょ。そうだ。それにらいおんうどんのガオ〜ちゃんのイベント、5月1日じゃなかった?」
「……だったねぇ」
というわけで嫁さんは家に帰り着いて即パソコンに向かっていました。
以下、ご興味ある方に向けての告知です。↓
ガオ〜ちゃん企画・出演:
大阪西成区の銭湯「日之出湯」にてお笑いライブ
5月6日(水・祝) ← 申込締め切りが5月1日でした
木下弱さん企画・出演:
京丹波町役場 大会議室にて「じゃくふぇす」
8月9日(土) FANYチケットで購入可能
市川ハウスチャンネル(YouTube):
市川ハウスにて5月に焚き火会。他にも山頂までの登山道作り、餅つき会など各種イベント随時開催中。
ガオ〜ちゃんの西成ちゃんねる(YouTube):
市川さんと市川ハウスが多数出演しているという事で合わせてどうぞ。
以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。
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