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「センサー」は感度良好だけれど、「メーター」がバグってる

適応障害、HSP、INFJ、繊細さん、愛着障害、アダルトチルドレン…。

僕が当てはまる(当てはまりそうな)ラベルはいろいろとあるが、
「周りの目を気にしすぎる」
「相手の気持ちに気付きすぎる」
「さまざまな刺激に対して過敏に反応する」
「周囲の評価を気にしすぎる(依存する)」
といった特徴が共通しているように思われる。


「相手の気持ちによく気付く(あるいは気付きすぎる)」

ということについて、
何となく考えてみた。


確かに、相手の機嫌であったり、
気配みたいなものには、
わりと敏感ではあると思う。

センサーの感度は良い、
みたいなイメージだろうか。


だが、
=相手の気持ちを正しく汲み取れる
ということにはならないんじゃないかと。


例えば、
「もっとROIを明確にしないと意思決定できないよ」
と上司に言われた時、
上司は機嫌が悪そうだった。

しかし、
上司の機嫌が悪いのは
「出社前に奥さんと痴話喧嘩をしたから」
かもしれないし
「直前の会議で役員から詰められた」
からかもしれないし
「体調が悪い」
からかもしれない。

そんな時にたまたま僕が相談をしたから、
機嫌が悪いまま僕に対応したのかもしれない。

なんていろいろ想像を膨らませれば、
気持ちも楽になる。

実際、さっきは機嫌が悪そうだった上司が、
その後にラフな感じでアドバイスをしてくれたり、
飯に誘ってくれたりなんてことはよくあることだ。


にもかかわらず、僕のセンサーは、
「上司の機嫌が悪い」という情報を感知した時に、
「あぁ僕は上司から全く認められていないんだ…」
「『お前はまだこんなこともできないのか』って思われてるんだ…」
「やっぱりこのプロジェクトは僕には荷が重すぎたんだ…」
「次の人事考課で良い評価はもらえないだろうなぁ…」
といった形で情報を処理してしまう。

センサーが感知した瞬間に、
メーターの針が振り切れてしまうようなイメージだ。

実際には10とか20程度の出来事なのに、
100までメーターを振り切ってしまう。


センサーの感度は強いが、
メーターが完全にバグっているのだ。

つまりは、諸々の性格的傾向を持つ僕は、
相手の機嫌や場の雰囲気に敏感ではあるものの、
その受け取り方が圧倒的に間違っている。


これがおそらく認知の歪みというやつで、
白黒思考と言われるものの実体験としての感覚値であり、
だからこそ自動思考記録表(コラム法)といった手段で、
その歪みを正していかなければならないのだろう。

完全に修理はできなくとも、
今よりは正常にメーターが作動するように。

メーターがバグっていて、
いちいち過剰反応を示す奴なんて、
正常なメーターを持っている人からしたら、
腫れ物に触るような対応をするしかなくて、
迷惑このうえないことだろうから。


とはいえ、
これまでもいろいろと修理を試みてはみたものの、
なかなか直らないんだよなぁ、
このメーター…。

せめて「80」くらいで針が止まってくれるメーターになれば、
もう少し生きやすくなるんだろうけれど…。

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堀内 経羅流渡 読んでくださりありがとうございます。 もし、私の言葉のどこかに「居場所」を感じていただけたなら、チップを通して応援していただけると大きな励みになります。 頂いたチップは、創作の励みとして大切に使わせていただきます。