#3【何度職場を変えても、また同じような人が現れるあなたへ】私たちは、誰と人生を再演しているのだろう?

⚫︎渋谷の交差点と、再演する人間関係
渋谷のスクランブル交差点に立つと、ふと思う。
私は今、何人の人間に囲まれていて、何人から見えていないんだろう?
流れるような人波の中で、ふと目が合った誰かの顔に、
私は過去の誰かを重ねる。
元上司、昔の恋人、そして…母親。
転職して環境が変わっても、
また出会ってしまう「似たような人」。
私は気づく。
人生って、ちゃんと見つめないと、脚本は同じでキャストだけが変わっていく。
⚫︎「嫌な人」が現れる本当の理由
人間関係の不思議なところは、
今の出来事なのに、過去の傷がうずくこと。
心理学ではこれを「再演(Repetition Compulsion)」と呼ぶ。
未解決の感情体験を、無意識に繰り返す心の習性。
簡単に言えば、
私たちは、感情の借金を完済するまで、同じ役者を違う配役で呼び寄せ続ける。
「また支配的な人がいる」
「また無視された」
「また、自分だけ我慢してる」
でもそれは、目の前のその人が悪者なんじゃない。
過去に言えなかった「NO」や、伝えられなかった「傷ついた」が、
別の誰かの顔を借りて、もう一度あなたに語りかけているだけ。
⚫︎観測するものが、現実になる。
量子力学には、こんな概念がある。
「観測されるまでは、現実は決まっていない」
誰もが、優しさも冷たさも持っている。
どちらをピックアップするかは、私たちの内側のフィルター次第。
つまり、
あなたの心の検索欄に「また否定されるかも」って打ち込んでいたら、
現実はそのキーワードに最も合致する人を表示してくる。
人生は、自分の検索ワードに忠実な、壮大なGoogle検索。
⚫︎パターンを終わらせるには
● Step1:「この人は、誰の代わり?」
目の前の人に感じた怒りや違和感。
その感情は、ほんとうに今この人だけが生んだもの?
・あのとき、反論できなかった先生
・家族に否定されたあの夜
・「黙ってるのが正解だよ」と言われたあの瞬間
未完了の感情体験は、終わりたくてウズウズしている。
あなたが気づいて、拾って、完了してくれるのをずっと待ってる。
● Step2:「私は、どう扱われたいか?」をはっきりさせる
繰り返しのループを断ち切るには、
自分が何を望んでいるかを言語化すること。
「私は、尊重されていい」
「私は、対等に扱われて当然」
「私は、自分のペースで働いていい」
誰かに変わってほしいと願うよりも先に、自分が自分をどう扱うかを定義することで、出会う人のキャスティングが変わり始める。
⚫︎嫌な人は、自分への手紙だったのかもしれない。

その人が現れた意味は、
「あなたがまだ変わってない」と言いに来た敵ではない。
むしろ、
「もう変わっていいよ」と伝えに来た、人生からのメッセンジャーかもしれない。
そして本当に大事なのは、
職場で繰り返されているパターンの奥には、
もっと大きな人生の脚本があるということ。
あなたが今日、主語を取り戻すと決めたなら、その脚本は、きっと書き換わっていく。
⚫︎フォローする理由は、たったひとつ。
ここまで読んだあなたは、もう「読者」じゃない。
あなたは、人生の編集者であり、脚本家。
その新しい物語を、ひとりで書くのが少し怖い時は
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