ジュリー沢田研二編 夢で見た光景39
夜も明けきらない薄ら闇のベッドルーム、淡いアイボリー色のシーツの下で寝息を立てているのは、ジュリー、沢田研二のようだった。
その寝顔や髪色からすると、若い時のジュリーのように見える。
私が見た夢の中のジュリーは動物をこよなく愛する1人の優しい人間だった。ひとたび衣装を脱げば、自宅で小さなハムスターと共に大切な時間を過ごす普通の男だった。スターの心は愛に満ちている。
そのハムスターもジュリーには心を許していた。かたときもそばから離れない。もちろん寝起きも一緒だ。
そしてなぜかそのハムスター、ジュリーのおでこの上でチョコンと寝そべって眠るのがお気に入りらしい。温かい体温と優しく包んでくれる前髪が心地よいのだろう、今夜も大好きなその場所でスヤスヤと寝ている。
お、ジュリーが目を開けたようだ。
咄嗟に目を覚ましてもそっと顔を動かして、まだおでこの上で寝ているハムスターを優しく枕元へ下ろす。上半身を起こし、その寝顔を微笑みながら見つめるジュリー。
そして名曲「勝手にしやがれ」を口ずさんだ。
生え際に 寝返り打ってぇ〜 ♫
( 本投稿内容はフィクションにつき、登場人物との
事実関係はいっさいございません )
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