“人だけ”組織はもう古い?〜AIを仲間に迎え入れる時代が来た〜
組織というものは会社が仕事を進めていく上で非常に重要であります。専門性とバランスの取れた組織を形成したプロジェクトは、多くの難題を乗り越え更に利益増加や成長と言った余りある成果をもたらすことができます。
成果を上げれば、そこに関わった人の多くが成功体験を得ることになります。初めてのことに勇気を持ってチャレンジし、できなかったことができるようになり、自分の力や他人との協力に自身が持てます。
一方で、全体的な能力が低くバランスも悪い組織の場合、業務が遅れ、時にはそのチームだけでは完結することさえ困難になります。ストレスを抱える者が増え、責任をなすりつけ合ったり、他人の悪口を言うようになります。悪口を言ったからと言ってストレスが簡単に発散されるわけもなく、コミュニケーションエラーによる悪循環が加速し、不具合などの問題が多発するでしょう。
では、良い組織とは具体的にどのようなものでしょうか?
まず大事なのは、普段から共に仕事をしている仲間であること。スポーツのチームに例えてみましょう。普段から練習している仲間は、互いに特徴を知り、阿吽の呼吸で相手を圧倒する策を繰り出すこともできます。一方即席チームの多くはイメージを共有することが難しく、コンビネーションが合いません。そのような状態で相手を上回ることはナカナカできません。
仕事において良いコンビネーションがあると、共通言語と個人戦術の組み合わせによって、効率を上げることや、確認の精度を上げることができます。また、日頃から同じベクトルの目的を持って業務を行なう組織は、個人の成長という結果が目に見えて現れることが多く、難しい課題に対しても、やや長期的な活動でクリアしていくことができます。個人の能力アップは更なる成果を生み、個人と会社の成長の連鎖に期待できます。
このように組織は非常に重要で、人と人の関係も作り上げてくれるものです。できる限りグループで業務を請け負って、管理職はグループの活性化状況と業務、育成の両面でサポートしていくことが重要です。
少し目線を変えて個人について見ていきましょう。
言われたことしかしない、言われたことすらできない、指示待ち、自ら学ばない、何年掛けても知識が蓄積されない。このような人は増えています。会社や上司もハラスメントリスクを回避するために、問題を指摘したり、努力を促すことも難しくて避ける傾向になってきました。ハラスメントのない育成が確立できていないために怖くて何もできなくなったという状況です。
では現代社会において、このような受け身感の強い人にはどう接したら良いのでしょうか?以前の私はこの問題に対して明確な答えを持っていました。それは、やる気のない人を排除する考え方です。会社は、もっと簡単に退職要求ができるようにすべきだと思っていましたし、会社は利益追求のために厳しいスタンスでいるべきだと思っていました。それは約2年前の考え方です。今はそうは思いません。ただ解決策も見出だせない。本当に困りましたね…
今後はAIが組織の一員になります。人間がAIとどのようにし共存するか?その組織のあり方は、更に複雑さを生んでしまうかもしれませんが、良い組織を形成した会社は生き残り、そうでない会社は淘汰されてしまうかもしれません。
人のタイプ、相性などもしっかり調査しながら最適な組織形成を実現したいものです。
