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#5 ハッチポッチパーティタイム

ゆとり世代やミレニアム世代、Z世代と呼ばれているアラサーの
宮崎とゴトウが好きな物事、日々の疑問を話すポッドキャスト番組

第5回目はNHK教育番組『ハッチポッチステーション』のフィギア化をきっかけにした雑談回です。

このnoteでは、番組内で話されたコンテンツをご紹介します。

【今回のPodcastのトピック】
NHK教育番組『ハッチポッチステーション』をきっかけにした雑談回
グッチ裕三さんとパペットが生んだ名作番組の記憶
ケエレファントのフィギュア発売で再燃したハッチポッチ熱
ガチャガチャ沼とキャラ被り問題のリアル体験談
ジャーニー・ミスダイヤモンド・トランクなどキャラクター再発見
QueenやKiss、マーヴィン・ゲイなど洋楽パロディの完成度と権利問題
大人と子どもの両方に刺さるNHKパペット文化の凄さ
教育番組のレジェンドプロデューサー近藤康弘さん
展示会・巡回情報や今も続くハッチポッチの広がりについて
それぞれが見ていたNHK番組のことなど
『落下の王国』と石岡瑛子さんの衣装デザインの話



ケンエレファントによるハッチポッチステーションのフィギュア化

そもそも『ハッチポッチステーション』とは

1996年んから2003年まで放送された、幼児と大人がいっしょに楽しめるパペットによるバラエティーショー。グッチ裕三さんと人形のジャーニー、ミスダイヤらによるコントの合間に、歌や手品などのショーがコミカルに演じられた。

HOTCH POTCH STATION FIGURE COLLECTION 紹介文より

ハッチポッチステーション OP


番組内での数々の名曲達とその元ネタ

Gueen - 犬のおまわりさん

【元ネタ】Queen - Bohemian Rhapsody


KISSA - おはなしゆびさん

【元ネタ】KISS - Detroit Rock City


マホービン ゲイ - 山口さんちのツトム君

【元ネタ】マービン ゲイ - What`s Going On

グッチさんが参考にしたであろうマービンゲイの衣装

服装までこだわって作り込まれている。


ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界

広島展は終了
下記動画は広島での様子。実際に番組で使用されたパペットの展示も。

2026年2月7日(土)〜4月5日(日)まで 富山県立美術館にて巡回!

ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界  富山県美術館


『クインテット』 とは
子どもから大人まで楽しめるパペットによるクラシック音楽バラエティー
「パペットバラエティ」シリーズの2作品目。

「パペットバラエティ」シリーズ とは
『ハッチポッチステーション』『クインテット』『フックブックロー』『コレナンデ商会』がある。1995年から2021年の27年間続き、キャラクターデザインは藤枝リュウジが手がける。

『ハッチポッチステーション』終了後
始まった『クインテット』にも出ていたアキラさん
”恵比寿・田町・多摩・五反田 三鷹!”


『おかあさんといっしょ』『ハッチポッチステーション』を手がけた
レジェンドプロデューサー 近藤康弘さん

近藤康弘さん
昭和34年入局。初任の婦人少年部で『おかあさんといっしょ』を担当。以来、プロデューサー時代を中心に、『おかあさんと─』に携わった期間は通算30年以上に及ぶ。他に『ハッチポッチステーション』などを生み出し、その後、フリーのプロデューサーとして『クインテット』を担当。

NHKアーカイブス おかあさんといっしょ座談会 より


『ハッチポッチステーション』の誕生秘話を語るグッチ裕三さん


当時 見てた懐かしいNHKの番組達

ピタゴラスイッチのコーナー『フレーミー

ゴトウが定期的に思い出していた『ジャム・ザ・ハウスネイル』


モト冬樹さんがヒッパレなどで使用していたヘッドレスギター

機種名は スタインバーガー ゴトウは地元のセカストで見るたびにモト冬樹さんがよぎった。


グッチさんとは別の形で洋楽を和訳して歌っている人 王様


二人が最近見た映画 『落下の王国』 と石岡瑛子さんの衣装デザイン

Tokyo Art Beat 「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展示風景 より

宮﨑が石岡さんの展示きっかけで観た『The Cell』

ゴトウは石岡さんのイメージで『ドラキュラ』をあげたが、本編は未視聴。
ゲイリーオールドマンが好きで下記動画を観た際に衣装が印象に残った。

ちなみに『フィフス・エレメント』の衣装も印象的だけど
そっちはジャン=ポール・ゴルチエ

Bjork - Cocoon MV  ( アートディレクション:石岡瑛子 )


ハッチポッチステーションや近藤康弘さんが後年に与えた影響

『ハッチポッチステーション』以前にも『ひょっこりひょうたん島』など数々の人形劇がNHKでは放送されてきたが、藤枝リュウジさんのようなデザイナーが入り、布地の手触りのあるマペットによる音楽とエンターテイメントを融合させた世界観はプロデューサーの近藤康弘さんとグッチ裕三さんをはじめとする製作陣が丁寧に作り上げたものだと思う。そして、確実に我々世代の記憶に焼き付いているものだと思う。
NHKアーカイブスの人形劇の項目では歴史について深く語られており、ハッチポッチステーションを含む「パペットバラエティ」の紹介はなかったものの、人形劇が平日夕方の番組枠として定着しなかったと文末に記載されている。

平日夕方の「連続人形劇」枠は、1984年の『ひげよさらば』でいったん幕を下ろす。その後、「人形歴史スペクタクル」、「連続人形活劇」、「パペット・エンターテインメント」など、さまざまなキャッチフレーズとともに登場したが、番組枠として定着することはなかった。
 「人形劇」は1980年代を境に、「アニメーション」にその座を譲ることになる。

NHKアーカイブス ヒストリー解説 人形劇 より

確かに夕方の教育番組で人形劇は観なくなってしまったかもしれないが、
『ねほりんぱほりん』のようにマペットを活用した見せ方は、『ハッチポッチステーション』がなければ違った形になっていたかもしれない。

『ねほりんぱほりん』 とは

顔出しNGのゲストはブタに、 聞き手の山里亮太とYOUはモグラの人形にふんすることで、 「そんなこと聞いちゃっていいの~?」という話を “ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。 作りに作り込んだEテレお得意の人形劇と、 聞いたこともないような人生の“裏話”が合体した 人形劇×赤裸々トークをお楽しみください!

NHK ONE ねほりんぱほりん 番組情報 より

⇧映像で最後に小さく映る写真、ダジャレになっていて
左から、平泉成 (ひらいずみ “せい")・桜庭和志("さく"らば かずし)
宅麻伸 (たくま "しん") ・柴咲コウ(しばさき“こう") で、
せいさくしんこう(制作進行)というダジャレになってる。細かい!

『ねほりんぱほりん』については、59歳以下のNHK視聴者が壊滅的に少ないことを受けて、制作チームがインターネットやSNS上のインフルエンサーの声を徹底的に調査。調査の中でインフルエンサー達は、“ネットだと顔が見えないから言いたいことが言える。その発言が人気につながる”と話し、そこから映像屋としてパペットで見せてはどうかと制作につながったそう。
下記誕生秘話では、パペットにすることで話題の印象が軟化することが触れられている。

「人形が過激なことを言っても、過激さを包んで伝えられるというのは実際にやってみて気づきました。普通は顔出しNGというと、モザイクや磨りガラス、お面などを使うと思います。でも、人形にすることで、聞き手の山ちゃん(山里亮太)とYOUさんが攻めた発言をしても、どことなくほのぼのとするんですよね。きっとそれは、操演の方々の力あってこそだと思います。聞き手のモグラ、ゲストのブタたちは見た目はメルヘンチックなんだけど、言っていることは過激で、動きは人間っぽい(笑)。それはまるでグリム童話のような世界観になるんです。グリム童話って、童話なのに実は怖い話が多いじゃないですか(笑)」

NHKアーカイブス 『ねほりんぱほりん』誕生秘話 より

ちなみに、『ねほりんぱほりん』のキャラクターデザインは師岡とおるさん

また、『おげんさんといっしょ』は完全に『おかあさんといっしょ』をもじっており、ハッチポッチステーションのメンバーが登場した回も存在する。
『細野晴臣 イエローマジックショー』や『おげんさんといっしょ』は音楽とバラエティの融合であり、ゴトウ個人の考えだが、NHKで企画にGoが出たのはやはり『ハッチポッチステーション』の功績が大きいと思う。

『おげんさんといっしょ』 とは
星野源の偏愛的音楽トーク番組

細野晴臣 イエローマジックショー』とは
細野晴臣の伝説の番組イエローマジックショー。
音楽と笑いで細野晴臣の魅力を届ける。


余談

マペット文化が我々世代の記憶に焼き付いているのは、
ホロライブのVtuber 戌神ころねさんの6周年記念ライブの見せ方にも如実に現れてると感じる。
なんなら一曲目は『ハッチポッチステーション』OP「ハッチポッチファミリー」である。
その後4曲目では「ゆうがたクインテット」も歌ってくれてます。

※普段はVtuberとして2Dもしくは3Dで配信をされている方です。


あるいは、個人Vtuberの「ぽんぽこちゃんねる」の
ぽんぽこさん と ピーナッツくんも2021年にマペットを制作している。
下記動画では、日本の大手マペット会社のスタジオ・ノーヴァへ制作を依頼しており、制作風景や脱着可能箇所、質感、金額についても触れているので非常におすすめ。
そしてVtuberの実写の際にマペットを使うという発想、動画が投稿された2021年時点でアバターを登場させた上での実写撮影の技術的側面の最適解にも思える。
(※2026年の現在は生成AIが発展しており、生身の実写映像と3Dモデルを使って実世界にVtuberがいる自然な動画を投稿している方がいるためコスト面・技術面で状況が変わってしまった。)
(でもそんなことより暖かさが違うわな!マペット最高!)

この、スタジオ・ノーヴァさんのこれまでの制作物を見るだけでも楽しいのでおすすめです。

スタジオ・ノーヴァ とは
1970年設立。人形劇団プークの映像部門。営業内容は人形劇コンテンツ制作(人形制作・操演・撮影)・映像美術制作・特殊造形制作。

人形劇団プーク とは
人形劇団プークは、1929年設立の日本の現代人形劇団である。現在は3法人あり、それぞれ、「プーク人形劇場(プーク人形劇場の管理・運営)」「劇団プーク(舞台活動)」「スタジオ・ノーヴァ(映像部門)」がある。

有名どころでは、NHK『いないいないばあっ!』のワンワン、「ざわざわ森のがんこちゃん」、テレビ東京 『あのちゃんの電電電波♪』「ササキ」もスタジオ・ノーヴァのお仕事。
最近だと星野源さんの喜劇のMVのマペットもスタジオ・ノーヴァさんです。

すごすぎる。長年、日本のマペットをめっちゃ支えてる。。。

2026年1月24日放送の『葬送のフリーレン』第2期 30話にて、南の勇者の英雄譚を人形劇で演じられている描写があるのですが、
人形劇の様子に「人形劇団プーク」が協力をされていたようです。
原作漫画でも同様のシーンがあるので、
漫画の該当シーンや、南の勇者・全知のシュラハトのデザイン画をもとに
プークが人形を制作

人形の操作と実演

その映像をもとに、マッドハウスが作画
というかなり凝った作りです。


ちなみに、『ハッチポッチステーション』をはじめとする「パペットバラエティ」の4作品のパペットたちは
「人形劇・木ぐつの木」が制作・操演をされていたようです。
他の制作・操演として『ピタゴラスイッチ』「きょうのトピック」の人形キャラクター(ピタ、ゴラ、スー、テレビのジョン、百科おじさん、モグ郎、グラオ、タブレットン)があります。

人形劇・木ぐつの木 とは

人形劇・木ぐつの木は、人形遣いの鹿島佳子を中心に、音楽・美術の仲間と出会い1977年にスタートしました。

『子どもたちに、生の舞台を見てもらいたい、いっしょに時間と空間を共有できる、そんな舞台を作りたい』と、マスコミ、主にテレビの仕事と平行して、幼稚園、保育園、図書館など保育の時間の中で、子供たちの日常の場所で上演活動をしてまいりました。

人形劇木ぐつの木公式HPより引用

そもそもマペットという言葉を生んだ、ジム・ヘンソンさんの話もいつかポッドキャストでしたいな。

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