京都へ行こう❣️【356】
今回は、祇園祭の前祭(7月17日)に巡行する山鉾の一部を見に行って来ました。
【アクセス】
京阪『三条駅』下車。
山鉾より先にかき氷の誘惑に負けてお店へ。
ベルアメール 京都別邸 三条店

1階はショコラや焼き菓子のショップ。
2階は『ショコラバー』になっていて、本格的なスイーツやアフタヌーンティーを楽しめます。

【期間限定】かき氷 フレーズショコラ

苺ソースのかき氷の下には、苺ジャム、ビターチョコレートのアイスクリーム、苺のソルベ、カスタードクリームが入っています。
左側に絞られているのはミルクチョコレート。
かき氷とアイスのバランスが良くて大満足!
満たされたので、山鉾がある場所を探します。
【孟宗山】

最初に見つけたのは『孟宗山』でした。
大通りなので、普通に自動車やバスも走っています。

鉾町にある『会所』では、懸装品を見せてもらう事が出来ます。

右側の巨大な墨画は、日本画家・竹内栖鳳による『孟宗竹藪林図』で、見送り(山鉾の背面を飾る装飾品)です。

青い絵は、平山郁夫画伯による『砂漠らくだ』をテーマにした胴懸(どうかけ)。
【占出山】


『鉾建て』を見て欲しいのでアップも載せます。

釘を一切使わず、縄だけで柱や梁を固定する『縄がらみ』という伝統技法で組み上げられています。

古代の『銅鏡図』が描かれたこのタペストリーは、神功皇后が戦の前に釣りをして占ったという伝説に基づいています。

日本三景(松島、天橋立、厳島)を描いた綴織の胴懸と、三十六歌仙の刺繍が施された水引が展示されています。
※水引は、鉾や山の上部を飾る細長い装飾幕。

今回は、こちらをトップ写真にしています。
【山伏山】



『桐竹霊獣図刺繍』は、桐竹唐草の地に麒麟と青龍が刺繍された前水引。
6年がかりで新調・復元されたものです。

黒漆塗りの木枠は、山鉾巡行の際に御神体や装飾品を載せて担ぐ山の土台部分で、金色に輝く『飛鶴(ひかく)の欄縁金具』があしらわれています。

山伏山の棒の先に装着される『轅先(ながえさき)金具』には、巴紋、木瓜紋、輪宝などがあります。

こちらは、龍と波濤(はとう)が描かれた綴錦の見送り(山の背面を飾る装飾品)です。
厄除けの花 『檜扇(ひおうぎ)』

茅の輪(ちのわ)

山伏山会所には、高さが約3メートルもある
『茅の輪』が設置されていたので、私もこの輪を『左・右・左』と8の字を描くようにくぐり、無病息災や厄除けを祈願してきました。
【菊水鉾】


【霰天神山】


祇園祭名物の『しみだれ豚まん』は、霰天神山のすぐ隣にある中国料理店『膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり』で提供されています。

祇園祭の先祭(7月13日〜16日のみ)店頭販売されるので、毎年凄い行列になります。
今年からは近隣への配慮と熱中症対策のため、オンラインによる『整理券』発行制が導入されました。(1個600円で、現金支払いのみ)

豚肉や山くらげなどの大きな具材がぎっしりと詰まった『しみだれ豚まん』は、蒸し上げた皮にハケで特製タレをたっぷりと染み込ませているのが特徴。直径が13cmもあります。
いつか食べてみたい!

【函谷鉾】

【鶏鉾】

祇園祭では、背の高い山鉾が電線や電柱の変圧器に接触して起こる事故や感電を防ぐために、巡行ルートの電柱には、黄色い保護ネットが巻かれています。
【月鉾】

鉾の頂上には名前の由来でもある『三日月』の
鉾頭が輝いています。

大船鉾会所

祇園祭の後祭に巡行する『大船鉾』の会所には、船先を飾る『龍頭』が展示されています。

高さ約2m、重さ約220kgの木彫金箔押しの装飾は、2016年に瀧尾神社からの寄進により新調されたもので、大変人気があります。
【伯牙山】

【船鉾】


船鉾は、神功皇后がご懐妊中に海軍を率いて勝利を収めた伝説に由来していて、『航海安全』や『安産』にご利益があると言われています。

船先には、金色に輝く鳥『鷁(げき)』が飾られています。

船鉾の車輪は直径約2mあります。
この巨大な木製車輪は、数十トンの鉾を支え、巡行時の『辻回し』で重要な役割を担います。

船鉾の後部にある『舵(かじ)』部分の装飾で、黒い漆塗りの板に貝殻の内側の真珠層をはめ込む『螺鈿(らでん)細工』という技法が使われています。
【岩戸山】


山鉾を飾る美しい水色の紐は、『八坂紋結び』
という飾り結びで、祇園祭を主催する八坂神社の神紋(木瓜紋)を紐で立体的に表現した伝統的な技法。
中央の複雑に交差した結び目と、そこから広がる5つの美しい輪が特徴で、邪気を払い、幸福や繁栄を願う特別な意味が込められています。

左側の黒い織物はヴェネチアの風景を描いた『見送り』(山鉾の背面を飾る装飾品)で、皆川泰蔵作。
右側の赤い織物は、中国の故事に由来する『日月龍百人唐子遊文図』の見送りで、子供たちの様子が鮮やかに表現され、子孫繁栄の願いが込められています。
『動く美術館』と称される山鉾の豪華な懸装品の数々、楽しんでいただけましたか?
前祭の山鉾は23基ありますが、今回見れたのは11基。暑すぎて全部見るのは無理でした。
心残りなのは『蟷螂山』で引ける『からくりおみくじ』まで辿り着けなかったこと。
取手を回すと、カマキリが羽を動かしてくじ玉を運んでくれるユニークな仕掛けが人気のおみくじです。

『しみだれ豚まん』と『かまきりのおみくじ』は、来年以降に持ち越しとなりました。
最後までお読み下さりありがとうございます❣️

