わたしの味方🍚
くどうれいんさん
『湯気を食べる』
https://www.orangepage.net/book/1903/
P147 たまご丼
#このレシピが好き
パンクした。
20代後半、ひとり暮らしの“ひとり”がもうどうしようもなく辛かったわけではない。
暮らしのことが楽しくて、面白いことやありがとう〜と思うことが毎日に溢れている。
それに気づけているわたし自身のことがすきだ。
この本の帯を読むたびに、大きく大きく頷く日々だった。それは、「そうそう、そうなんだよね!」と明るい気持ちになり、本を手に取ったときとは違い、くるしい感情になった最近のはなし。
なんとでもなるよ〜と平気で暮らしていた日常が突然だめになってしまった。
涙が止まらない。
食べているようで(健康的なものは)食べていない。
でも、食べてるだけえらいね!と
自分を抱きしめた。毎日抱きしめた。
3連休の最終日、「今日だ…!!」
表紙のたまご丼を作るのは!!と思い立ち、
読み進められなかったページをペラペラ〜っとめくり、P147 たまご丼のページへ。
3回読んだ。
1回目は、黙読。
2回目、3回目は音読。
3回目は特に感情をのせて、抑揚をつけて声に出して読んだ。わたしがちいさい頃、母が絵本を読み聞かせてくれた時のように。
じぶんで読んでいながら、母の読み方をできるわたしがいて、涙が出た。母のその登場人物になりきるような、ちょっと笑かそうとしてくるような読み方が、
大すきだった。
わたしがなりたいなーと思うチャーミングな女性は時々思っていたが、やはり母だなぁと。
そんなこんなで、いざ、たまご丼を作る!
白飯、卵、サラダ油、ごま油、お醤油を用意。
“卵は白身がざっと切れていればそこまで細かく溶く必要はない。”←そうなんや、ありがたいです。
“(ちょっと多かったかな)と思うくらいのサラダ油を入れて”←ちょっと多かったかなと思うくらいのサラダ油を入れた。
“(あーあ)と思うくらいのごま油を足す”←あーあとほんまに思った、良い感じやんじゃあ♪と思う。
“じゅわ! と思ったより大きな音が鳴って、ごま油の香りが立ってくるから慌てて換気扇のスイッチを入れる。”←おお!思ったより大きい音!良い感じやん?♪と思う。思って、嬉しくなりながら次の工程に進み、”慌てて換気扇のスイッチを入れる”を忘れたことに気づく。やってしもた。
次作るときは、”慌てて換気扇のスイッチを入れる”まで再現していきたいと、じぶんの向上心を感じながらたまご丼を大口でひとくち食べ、せっかくいいカメラを持っているのだからとわたしの頑張る日常(たまご丼)を撮り、その後は最後のひとくちまで夢中で食べきった。美味しかった。ほんとうに。
れいんさんのたまのご褒美を教えてくださってありがとうございます、れいんさん。
わたし、またここから頑張っていけます!
いきます!!
ごちそうさまでした
♪
