履かない靴が残っていた、5つの理由
ミニマリストになる前の私は、履いていないのに手元に残している靴を、たくさん持っていました。
今回は、その経験から見えてきた「履かない靴を手放す理由」を5つに分けてお話しします。
▽音声で聴きたい方はこちら
履いていない靴を見直す
今回のテーマは、靴の手放し方です。
初級編として取り上げるのは、履いていない靴。
もともと持ち物が少ない方からすると、「どうして履かない靴を持っているの?」と不思議に思うかもしれません。
あとから理由を書き出してみると、私の場合は大きく分けて5つありました。
傷みが激しい靴
足が痛くなる靴
トレンドが過ぎた靴
合わせる服がない靴
用途がかぶっている靴
ひとつずつ、振り返っていきます。
傷みが激しい靴
1つ目は、傷みが激しい靴。
昔のお気に入りだったり、当時の自分にとっては奮発して買ったものだったり。
そういう理由で、手放そうとするとブレーキがかかりました。
靴というより、思い出に気持ちが残っている状態なのかもしれません。
もしボロボロで傷みが激しいなら、修理に出せばまた履ける可能性があります。
革の色の変色や、靴底の傷みも、直せるお店があります。気になるなら、お店を調べて、直せるかどうか確認してみる。
でも、それすら面倒だなと思うなら、手放しどきだと思いました。
足が痛くなる靴
2つ目は、足が痛くなる靴。
見た目は気に入っているのに、履くと靴ずれしたり、指の付け根が痛くなったり。
そういう靴は、結局だんだん手が伸びなくなります。
足に合わない靴を履き続けると、健康にも影響が出ることがあります。
靴を伸ばしたり、中敷きを入れたりして、履き心地を整えてくれるお店もあります。
そこまでして履きたい靴なら、手をかける価値があります。
でも、その手間をかけたいと思えないなら。
売ったり、譲ったりして手放すほうが、靴にとってもよいのではないかと思いました。
トレンドが過ぎた靴
3つ目は、トレンドが過ぎた靴。
トレンドが過ぎて履かない靴は、状態が良いことも多いです。
だからこそ、手放しづらい。
「流行は繰り返す」とも言います。
でも、靴を長い期間、傷まないようにお手入れしながら持ち続けるには、かなりの管理スキルが必要です。
私にはその自信がなかったので、管理できる人に売ったり譲ったりしたほうが、靴も活かされる気がしました。
合わせる服がない靴
4つ目は、合わせる服がない靴。
せっかく素敵な靴を持っていても、合わせる服がなくて履く機会がないことがありました。
その場合は、靴と服、どちらかの入れ替えが必要そうです。
靴と服、どちらを優先して残すか。
履き心地とデザインの好みが合う靴があるなら、私は靴に合わせるほうがやりやすいと思っています。
服よりも靴のほうが、自分に合うものを見つけるのが難しいからです。
服は丈を上げたり、袖丈を詰めたり、多少は調整できます。
でも、靴は難しい。
だから、自分に合う靴があるなら、そこを軸にする。
そんなふうに考えるようになりました。
用途がかぶっている靴
最後は、用途がかぶっている靴。
似たような用途の靴を複数持っていたことがあります。
同じような靴を2足持っているなら、まずは交互に履いてみるのもありだと思いました。
靴は続けて履くより、休ませる時間があるほうが長持ちすると言われているからです。
それでも履ききれないなら、そのとき余った分を手放せばいい。
管理できるなら、持っていていい
ここまで話してきて、誤解がないようにと思ったことがあります。
私が手放したほうがいいと思っているものは、あくまでも管理が行き届いていないものです。
たとえば靴でいうと、履かずに美しく並べて、お手入れされているコレクションの靴。
そういうものは、今回の話には含めなくていいと思っています。
以前、コレクションしている方から「たくさんのものを持っているから、ミニマリストになれない」という声を聞いたことがあります。
でも、私はそんなことはないと思っています。
こだわりを、どこに集中させるか。
本当に大事にしていて、使っていて、管理できているものなら、ミニマリストであっても持っていていい。
コレクターのミニマリストがいたっていい。
自分にとって必要だと思えるなら、それでいいのだと思います。
手放すのは、生かすため
履いていない靴を見直して手放すと、シューズボックスにゆとりが生まれます。
靴の周りに風が流れやすくなる。
風通しのよい環境を作ることで、残された靴が傷みにくくなったり、お気に入りの靴をより長く楽しめたりします。
手放すことに焦点を当てると、少し冷たい行為のように見えることがあります。
物を大切にしていない、と思われることもあるかもしれません。
でも、残したもののほうに目を向けて考えてみると。
本当に大切にしたいものを、最大限生かすための手放しなんだと感じられると思います。
履かない靴を手放した先の心地よさを、少しでも感じてもらえたらうれしいです。
▽音声で聴きたい方はこちら
