【詩のようなもの】人世(ひとよ)の恋
人世(ひとよ)の恋というものは
一夜(ひとよ)の恋のように
夢まぼろしのようなもの
神世(かみよ)に恋するものには
人世のように一夜のように
恋することはできません
人世一夜の恋をお求めならば
人世一夜に恋するものに
ふさわしい場所へと
どうかご出立ください
偽りの場所にいてはなりません
尊い生命の輝きを曇らせることを
私は望みません
どうか生命を輝かせてください
恋は煌めく宝石のようであります
どうか恋をしてください
ですが恋をしたあとは
恋だけに惑わされず
愛に生きてください
人世と神世をつなぐのは愛だけです
