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【タイ・インバウンド】タイ最大級の熱狂!「バンコク日本博」で見えるインバウンド施策の現在地と「本物」へのアプローチ

タイ王国向けのインバウンド(訪日観光)施策において、非常に重要な位置を占めるのが「現地でのプロモーション」です。

タイ現地で開催される定番の日本関連イベントとしては「タイ国際旅行博(TITF)」や「FITフェア」などが知られていますが、なかでも当社が主催パートナーとして10年ほどお支えしている「バンコク日本博」は、群を抜いた熱気と規模を誇ります。

今回は、同イベントの主催パートナーという立場であることもさることながら、昨年の実績や会場でのリアルな取り組みを交えながら、このイベントの魅力と、タイ人観光客の心を掴むインバウンドのヒントをご紹介します。

延べ15万人が熱狂!「バンコク日本博」の圧倒的な魅力とは?

「バンコク日本博」は、単なる旅行博の枠組みを超えた、「旅・食・モノ・エンタメ・留学・就職」など、日本のあらゆる魅力を現地で発信するタイ王国最大規模の日本総合見本市です。これまでバンコク中心部の超一等地であるショッピングモール「サイアム・パラゴン」を舞台に開催をしていましたが、昨年の第10回目を機に、会場をクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターに移し、規模を拡大して開催。

昨年の「バンコク日本博2025」では、日本への関心の高さを裏付けるように、過去最高となる(延べ)15万人以上の来場者数を記録しました。

少し前に、主催代表である長谷川さんのSNSでも触れられていましたが、イベントを支える規模感はまさに圧倒的です。今年もこんな感じになる見込みです。

・出展者:300社(400ブース)
・出演者:30組
・来場者集:3日間のべ15万人

最新の日本文化を全身で体感できるエンターテインメント性、そして具体的な日本旅行のプランニングや商談までがワンストップで叶う充実度こそが、多くのタイ人を惹きつけてやまない「バンコク日本博」ならではの魅力と言えます。

自治体ブースの現場から:「くまモン」人気をどう観光へ繋げるか?

当社は主催パートナー(と言っても、当社自体はほとんど何もしていませんが・笑)としての役割のほか、自治体ブースの運営支援なども行っています。

例えば、熊本県の「くまモン」ブース。 昨年はくまモン誕生15周年を迎えたこともあり、「世界中にくまモンが御礼を伝える」という設定のワールドツアーが展開されました。ここタイ・バンコクでもくまモンは絶大な人気を誇り、ブースにはいつも多くのタイ人ファンが押し寄せます。

しかし、ブース運営の最前線で見えてくる「熊本県としての課題感」もあります。 それは、「タイ人の間で『くまモン=熊本県』という認知がまだ十分に結びついておらず、実際の熊本県への観光誘客に活かしきれていないのではないか!?」という点です。どれほどキャラクターが愛されていても、出向くべき「地名」が認識されなければ、旅先への選択肢には入りにくいからです。

そこで会場では、ステージやブースでのクイズ大会を通じて「くまモンの出身地はどこでしょう?」という問いを積極的に出題するなど、ファンからの「大好き!」という感情を、自然に熊本県への興味・関心へとブリッジさせる工夫を重ねています。

旅行者が求めるのは「Authentic(本物)」の体験

アニメやキャラクターの文脈で旅行者を招き入れる手法としては「アニメ聖地巡礼」などが代表的ですが、熊本県内でも「くまモンスクエア」や「くまモンビレッジ」など、くまモンが定期的に出動して観光客を楽しませてくれるスポットやイベントが充実しています。

ここで一つの疑問が浮かびます。 「タイのイベント会場で会うくまモンと、日本(熊本)現地で会うくまモンは、いったい何が違うのか?」

これには言葉で説明できない雰囲気の違いもありますが、わかりやすい例えで言えば「ご当地ラーメン」と同じです。 タイ現地で食べるご当地ラーメンも十分に美味しいけれど、わざわざ日本へ足を運び、現地で食べるラーメンの味はやはり格別ですよね。旅行者がはるばる海を越えて日本へやってくる最大の理由——それは、その土地でしか味わえない「本物(Authentic)」の体験や熱量を求めているからにほかなりません。

タイ現地のブースで「本物の片鱗」に触れてもらい、「次は現地で、本物の体験を味わってみたい!」というモチベーションを生み出すこと。それこそが、現地の見本市に出展する最大の意義だと感じています。

今年もあの熱気と興奮がやってくる!

「日本の魅力と文化を五感で伝える総合見本市」と呼ぶのがふさわしい『バンコク日本博2026。今年も開催が決定しています。

  • 開催日程: 2026年8月28日(金)~ 30日(日)

  • 開催場所: クイーン・シリキット国際展示場(バンコク)

日本とタイの熱い絆と、現地のすさまじい盛り上がりを、ぜひ一度現地で体感していただきたいです! もちろん、開催期間中は会場にわたしもおりますので、現地で皆さまとお会いできることを心よりお待ち申し上げております。

(写真は、昨年のバンコク日本博2025でのくまモンブースの様子。とにかく一日中、人が押し寄せてくる!って感じの勢いでした・汗)

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