80爺の豆知識、活性酸素?、万病の原因って本当?
活性酸素って何ですかと質問されました。
一言で言えないので、説明します。
活性酸素(Free radical oxygen)は、老化や病気の原因ですが、単に怖いものと考えないでください。
酸素を呼吸して栄養をとって生きているので必ずあります。
人間の体は、それを調節して消したり使ったりする能力があります。
活性酸素は。細胞を壊します。
一方で感染菌を撃退する手段にもなります。
活性酸素を全体的な視野で理解する視点を得て下さい。
身近なところで、これ肌の美容にも関係するのですよ。
美肌を保ちたい人は、我慢して、爺さんのウンチクを聞いて下さい。
人は、生まれてすぐにオギャーオギャーと鳴きます。
これ人生最初の呼吸で、酸素を取り入れた瞬間です。
赤ん坊は酸化していないので、人生で最も柔らかい状態です。
人は、呼吸で酸素を取り入れ、食生活からの栄養を取り入れ、
命を支えるエネルギーを作りながら、徐々に身体が酸化して行きます。
エネルギーを作る過程で活性酸素と酸化老廃物が発生します。
長い人生の生活習慣によって、身体は酸化が進んで硬くなります。
全部が一度に酸化するのでなく、人によって血管が硬くなったり、筋肉が硬くなったり、脳が硬くなったり、肝臓や腎臓、あるいは癌、これら全部酸化というプロセスで起こる現象です。
つまり、呼吸と食生活が、人の命の基本です。
(最も大事なことは、呼吸と食生活です。病院の薬で一時凌ぎをやっていると、最も大事な基本を忘れますよ)
酸素と栄養は、どこに行くのか?
人の身体を作っている40兆個の細胞全部に常に行き渡ります。
肺で酸素を取り入れ、胃腸で栄養を取り入れ、それを血液に乗せて40兆個の細胞に、生まれてから死ぬまで送り続けます。
酸素と栄養は、40兆個の細胞内にあるミトコンドリアに届きます。
ミトコンドリアは、酸素と栄養を使って遺伝子(DNA)を動かすATPという燃料を作ります。
遺伝子は、身体を作るタンパク質(筋肉や血管や神経、その他全部)を作る指令です。そしてATPは遺伝子と身体を動かす燃料です。
この辺から、ちょっと難しい話になるので、ゆっくり読んでください。
ちょっと、ここで注意が必要ですよ。
人は、美味しい料理がそのまま身体を作ると思いがちですが、違います。
成長期の若者なら、毎日ステーキを食べても大丈夫です。
でも、老齢期になって元気を付けようと、毎日ステーキを食べると、100%病気になります。
何故そうなのか?
遺伝子(DNA)が身体を作る命令をするなら、酸素と栄養をストレートに遺伝子(DNA)に届ければ良いと思うでしょう?
皆さんは、酸素と食事の栄養が、そのまま身体を動かすエネルギーになると思っているでしょうが、違います。
酸素と栄養は、一旦、ミトコンドリアを通過する必要があるのです。
なんで、ミトコンドリアに燃料を作らせて、遺伝子はその燃料を受け取るのか?複雑でしょう?
その裏事情は、地球に生命が出現した歴史になるので、興味がある人は、地球と生命誕生の歴史を勉強して下さい。
ここで質問された、活性酸素が登場します。
ミトコンドリアに酸素が届いた時に活性酸素が発生します。
ミトコンドリアに届いた酸素の2%から3%が活性酸素になるのです。
ちょっと視点を変えてみましょう。
皆さんはリンゴの皮を剥いたことがありますよね。
リンゴを空気にさらすと、表面から茶色に変色して行きます。
あれが、リンゴの細胞が酸化された状態です。
リンゴの酸化変色は数分かかります。
酸化とは、錆びることです。
この酸化が、40兆個の細胞に届いた酸素の2%の活性酸素で起こります。
ただし、酸化スピードが、活性酸素の場合、ピコ秒の爆速で起こります。
ピコ秒とは、一秒の1兆分の1秒のことです。
つまり、ピコ秒で発生した活性酸素は、そばにある物を瞬時にぶっ壊すのです。ぶっ壊されるのが、遺伝子(DNA)だと癌細胞になるかもしれません。
血管に作用すると動脈硬化になるなど、内臓の病気の原因になります。
全身の40兆個の細胞に届いた酸素の2%が、活性酸素になって、
この活性酸素に触れた物質を爆速で破壊して行きます。
ですから、活性酸素は、万病の原因と言われ、老化の原因と言われます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、全く酸化されていない状態です。
高齢になってシワシワ、ヨレヨレ、関節ガクガクの状態が、細胞が酸化された老人の状態です。
私も80歳を超えて、シワシワヨレヨレを実感しているところです。
でも、安心して下さい。
生命は、自然治癒力というすごい能力を、神様に与えられています。
この活性酸素によるダメージを自然治癒力で修復しています。
ピコ秒で傷ついた細胞を、ピコ秒で修復する、これが自然治癒力です。
まるで、映画の宇宙戦争に似ていませんか!
酸素を多く使う内臓には、活性酸素の害を解消する能力もあるのです。
酸素を多く使う所には、ミトコンドリアもたくさんあります。
細胞が傷ついた時、その修復能力が落ちた状態が、疲労、病気、癌です。
細胞の修復能力を劣化させるのは、間違った食生活です。
加工食品ばかり食べる、酸化した食品を食べる、酒タバコ、食い過ぎ、早食い、これらが間違った食生活です。
この細胞が傷ついた細胞を素早く修復する作用が、抗酸化作用です。
抗酸化作用は、活性酸素の害を瞬時に除去します。
話はそれますが、癌治療の化学療法は癌細胞を酸化させて破壊する治療法ですが、正常細胞と免疫細胞までも破壊することが副作用です。
抗癌化学療法をやっている時に、抗酸化作用がある薬草を与えることに癌専門医は反対します。理由は、抗癌剤の酸化作用を消すからです。
この状態がジレンマです。
日頃から、抗酸化作用を保持すれば癌にならないのですが、
癌になってしまうと、抗癌化学療法の邪魔だと言われるのです。
細胞を修復させる抗酸化作用は、新鮮な野菜、薬草、少食という食生活で与えられます。
病気になるのも食生活の内容、
健康になるのも食生活の内容です。
抗酸化作用は、神様が人に与えた安全装置ですね。
ただ、残念なことは、今の病院で使われる薬剤に抗酸化作用はありません。
薬剤は、症状という状態を、ひとまず手直すために使われます。
ゆえに、対症療法と言われます。
じゃ、根本治療とは、どこにあるのでしょうか?
それは、自己責任で、自分の食生活と精神を正すことです。
酸素は、そのまま細胞に届くと毒です。
酸素が遺伝子に直接届くと遺伝子は破壊されます。
そのために、ミトコンドリアは、ATPという特別な燃料を作る時に、酸素の量を調整して利用します。
それは、ミトコンドリアが持つ銅酵素を使って、酸素を制御しています。
ミトコンドリアが、どのようにして酸素を有効利用するかを理解するのは、複雑なので、ここはスキップして、次に行きましょう。
身体は生まれ来る時に、活性酸素を中和して排除する抗酸化物質を体内に持っています。有名なものが、SODとグルタチオンです。
その生来の抗酸化能力は30才までがピークで、40才から弱ってきます。
60才頃から急に弱ってくる人は、40才からの食生活と生活パターンに欠点があった人です。
つまり、暴飲暴食、睡眠不足、酒、タバコ、公害地域に住む、精神ストレス過剰、これらの10年から20年の影響が、50才、60才になってからの健康に表面化します。
生まれ持っていた抗酸化能力は40才以降、激減していくのです。
何が必要か?
最も大事なことは、毎日の食の内容と食べ方です。
60才超えて油で揚げた食品や加工食品ばかり食べていると寿命は短いです。
日本人は、食事でお茶を飲む程度で、水を飲まないので、血液がドロドロになります。
若い時にスポーツで鍛えて元気だった人は、50才を超えても、スタミナをつけたいと分厚いステーキを食べて、酒を飲むかもしれませんね。
高校野球の選手のような事を、50過ぎた人がやると、お腹に脂肪をつけて肥満になり寿命を短くするだけです。
なぜ、若い時のスタミナ食を、老人が食べると害があるか?
ミトコンドリアに過剰な栄養が届くと、処理しきれなくて、活性酸素が多く発生するからです。
過剰な栄養は、自分の細胞を壊します。
つまり、50才、60才になっても、若い時のように、スタミナをつけようとたくさん食べると、スタミナでなく、処理しきれない害になるのです。
私の子供の頃、70年以上も前の頃、お腹がぽっこりでた人は、金持ちで裕福なんだと思っていました。
その頃、日本は貧しくて、みんな痩せていましたから、お腹が大きく出た人は、立派な社長さんだと思っていました。
ところが、今は、誰でも十分に食べられます。
すると、お腹がぽっこり出た人は、生活習慣病の慢性病を抱えた人です。
時代によって、見方が違うのですね。
空気中には酸素が18%あります。
この空気中の酸素に太陽の紫外線が当たると、酸素分子が活性酸素に変化します。
さらに人が紫外線にあたると、皮膚の中に活性酸素が発生して、皮膚のダメージになります。
これが、外で働く人に皮膚のシワが多い原因です。
活性酸素の害を除去している抗酸化能力が弱って来た時どうするか?
解決方法の第一は、新鮮な野菜を料理して食べるです。
毎日300g以上の野菜を食べると良い、これが研究結果です。
生野菜でも料理した野菜でも、どちらでも良いです。
次に、抗酸化作用が強力な抗酸化物質を摂る事です。
2010年にアメリカ農務省が、アメリカの食品300種類について、抗酸化能力をTotalOracという単位で計測してリストにして公表しました。
私は、すぐにこの膨大な資料をダウンロードしてファイルしました。
これは5種類の活性酸素を作って、食品を混ぜた時に、どの程度、活性酸素を除去するかのリストです。
農務省の見解として、人の健康を守るためには、毎日5千total oracを摂取する、病気の治療には、1万total oracの摂取が必要と指針を出しました。
これは、アメリカ社会に大きな衝撃を与えました。
なんと、スーパーで売っている食品のほとんどに抗酸化作用がないことがバレてしまったのです。
抗酸化作用があったのは、スパイス類です。
続いて、コーヒーとワインが少々抗酸化症があるおいう結果です。
この影響で、アメリカの富裕層は、オーガニック食品と新鮮な野菜を買うようになりました。
しかし、食品業界は怒り心頭に発して、政府に働きかけて、この農務省のリストを2012年に公開禁止にしました。
なんと、医学会もこのリストを無視しました。
病院で使っている薬剤の99%が石油由来のケミカルを元にして作っているので、抗酸化作用がないからです。
ゆえに、今は、リストを見ることはできません。
いつの時代も、利益だけを考える利権構造があるのですね。
その既得利権に惑わされないように、勉強を一緒にしましょうね。
活性酸素って何と質問してくれた人に、ありがとう、感謝します。
