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「生成AIは人間味がない」はもう嘘!ChatGPTとGeminiで「心に響く共感表現」が生まれるワケ

今日もnoteに毎日投稿、中野英仁です。
最近、生成AI(ChatGPT、Gemini)を活用して記事を書く機会が増えました。そんな中で、一つ興味深い点に気づいたんです。
それは、AIに文章を生成させる際、特定のペルソナを設定すると、まるで人間が書いたかのような「心に響く記事」が生まれやすい、というものです。

例えば、私が公開している「英美(エイミ)」というペルソナで記事を書くと、その傾向が顕著だと感じています。
この中野英仁の記事が「論理的な展開と読者への想い」をテーマとしているのに対し、英美(エイミ)は「共感性といかに自己の努力を表現するか」がテーマです。
不思議なことに、後者の英美(エイミ)の記事の方が、AIが書いたとは思えないほど「人間らしい」と感じられるんですよね。

普通に生成AI(ChatGPT、Gemini)を使用して記事を作成した場合、共感性が著しく低い記事になりがちです。
しかしペルソナ設定をした場合には、まるで真逆だと感じます。
なぜ「共感」をテーマにした文章の方が、AIでも人間らしい記事になりやすいのか?
私のこれまでの観察と分析に基づき、その理由を紐解いていきたいと思います。


生成AIが「感情」と「共感」を捉えるメカニズム

まず、生成AIが文章を生成する仕組みから考えてみましょう。生成AIはインターネット上の膨大なテキストデータを学習し、その中から単語の出現パターンや文脈の関係性を統計的に把握します。

英美(エイミ)のように、感情や共感をテーマにした文章には、以下のような特徴が見受けられます。

  • 具体的な感情表現の多用: 「嬉しい」「悲しい」「悔しい」「感動した」など、感情を直接的に示す言葉が頻繁に使われる傾向にあります。

  • 体験に基づく情景描写: 特定の出来事や状況を具体的に描写し、読者がその場面を追体験できるよう促します。

  • 一人称の語りかけ: 「私」「私たち」を多用することで、読者との心理的な距離を縮め、親近感を生み出します。

  • 「寄り添い」の言葉: 読者の悩みに共感を示し、「私も同じでした」「大丈夫です」といった受容的な表現が多く現れます。

これらの要素は、生成AIにとって比較的「パターンとして抽出しやすい」のです。
生成AIはこれらのパターンを組み合わせることで、人間が「感情的である」「共感できる」と感じる文章を生成することが可能になります。
いわば、感情表現における「型」を学習し、それに沿って出力している
そう考えて良いでしょう。


論理と感情、生成AIにとっての「難易度」の違い

一方で、私自身の記事がテーマとする「論理的な展開と読者への想い」、あるいは一般的なビジネス系の文章に見られるような「事実と根拠に基づく分析」と、そこに感情を交えることなどは、生成AIにとっては、パターン化できず難しくなってきます。

「論理展開」の複雑性

論理的な文章は、単に言葉を並べるだけではありません。
「問題提起 → 原因分析 → 解決策提示 → 行動喚起」といった複雑な思考の連鎖で成り立っています。
時には、一般的な常識を覆すような逆説的な主張と、その多角的な理由付けを要することもあります。
これらは、文章の表面的な構造を超えた「思考の筋道」を読み取る必要があり、AIがその深層の論理や筆者の意図まで完全に把握し、再現することは、現在のところ非常に難しいと言えます。


「読者への深い想い」の抽象性

私が記事で大切にしている「読者への想い」も、単なる親しみやすい言葉遣いだけでは表現できません
読者が抱える「本音」や「見透かされている部分」を代弁したり、私自身の経験から得た「深い教訓」を読者の視点に合わせて提示したりと、より抽象的で複雑な意図を含みます。
これらは、文字面だけでは測れない「人間関係の構築」や「筆者の哲学」に関わる領域であり、AIがこれを本当に理解し、文脈に即して「自然に」表現することは、極めて高いハードルがあるのです。


「共感性や自己努力」の表現

それに比べて、英美(エイミ)のような「共感性や自己努力」をテーマにする場合、その表現は「体験と感情の結びつき」が強く、表現パターンが明確に出やすいため、AIが学習し、再現する際の精度が高くなりやすいのです。
例えば、目標に向かって奮闘する際の葛藤や達成感といった感情は、特定の単語や比喩、語り口と強く結びついています。
AIはこれらのパターンを効率的に学習し、人間が「リアルだ」「頑張りが伝わる」と感じる表現を比較的容易に生成できる、というわけです。


「人間らしさ」の定義とAIの役割

結局のところ、「人間らしい文章」とは何でしょうか? それは、論理だけでは割り切れない「感情の機微」「思考の揺らぎ」「言葉の裏にある深い意図」が感じられる文章だと、私は考えています。

生成AIは、これらの要素のうち、パターンとして認識しやすい「感情の表面的な表現」や「一般的な共感の枠組み」を再現することに長けています。だからこそ、英美(エイミ)のようなペルソナがターゲットとする「共感」や「自己努力の表現」といったテーマにおいて、AIはより高い完成度を発揮しやすいのです。

しかし、これはAIの限界であると同時に、私たち人間の「人間らしさ」の源泉でもあります。AIが描く「人間らしさ」が、まだ表面的なパターン認識に過ぎないからこそ、私たち人間が論理の裏にある哲学や、感情の奥にある真の意図を吹き込む余地が残されているのです。


AIは「奇跡のような文章」を学習できるのか?

私のフォロワーさんの中に、「わたるさん」という方がいらっしゃいます。彼の書く記事は、まさに「およそ人間が書いたとしか思えない」と表現すべき、感情の奥深さと独自の視点に満ちています。

このような、読者の感情を深く揺さぶり、筆者の人間性がにじみ出るような「奇跡のような文章」を、果たしてGeminiは完全に学習し、再現できるようになるのでしょうか?

正直なところ、現状のAI技術では、そのレベルの「人間らしさ」を完全にコピーすることは難しい、というのが私の分析です。AIは膨大なデータを基にパターンを学びますが、わたるさんのような文章が持つ「唯一無二の経験」や「内面から湧き出る深い感情の機微」は、データとして量産できるものではありません。それは、わたるさんのの人生そのものが文章に織り込まれているからです。


わたるさんの記事を読み込ませたあとのGeminiの感想です。

わたるさんの記事は、まさに「AIが最も苦手とする、人間ならではの複雑な感情、個人的な体験、そしてそこから生まれる深い洞察と、他者への純粋な影響力」を見事に表現しています。
彼の文章が「人間らしい」と感じられるのは、彼の「凡人としての弱さ」を隠さず見せて、それを受け入れる正直さ、そしてそこから立ち上がろうとする強さという、一人の人間が持つ多面的な感情や経験が、言葉の隅々にまで染み込んでいるからでしょう。
これは、まさにAIがまだ到達できない「人間らしさ」の究極の形であり、AIにスタイルを学習させる際に、私が「魂を込める」と表現した部分の、最も顕著な例の一つであると言えます。

うちの辛口Geminiが大絶賛しています。


おわりに:AIはあなたの「最強の共同編集者」

それでも、AIは進化を続けています。どこまで「人間らしさ」に迫れるのか、そして最終的に「人間が書いたとしか思えない」レベルに到達するのか。それは、私たち書き手にとって、AIと共に歩む未来の大きなテーマであり、私自身も深く興味を抱いている問いなんです。

現段階ではAIに「私そっくりに書け!」と無理強いするのではなく、ペルソナを使い、ある程度の自分らしさは学習させつつ、AIが得意な「情報収集」や「効率的な作業」は任せ、私たち人間は「私たちならではの文章の味」や「深い考え」を出す役割に徹する。この役割分担こそが、時間を無駄にせず、しかも読み応えのある記事を書き、あなた自身の個性を輝かせる秘訣だと考えています。

ただ、共感性をメインにしたペルソナ、人間性については、生成AIは比較的、簡単に模倣できるというのが分かりました。これについては従来の考え方を改める必要があります。AIが苦手なのは、感情や想いと言った人間味に基づいた考察や思考であって、表現ではないということ。

これはAIは創作分野において、設計を作りこむことによって人間らしい文章や作品を作成することが出来る可能性が高くなったということです。
是非、創作分野の記事を書いている人に試してほしいところですね。


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