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副業で年商700万円。水草とエビで稼いでいた頃の話

今から10数年前の話です。私は不動産会社で働きながら、趣味の延長で水草の育成販売とビーシュリンプの養殖販売をしていました。
年商はだいたい700万円くらいで、利益は500万円ほど。不動産の仕事もあったので本業にするつもりはなかったんですが、誰かに任せて事業化するのはありかなと考えていました。


1. 趣味から始まった熱帯魚とビーシュリンプの世界

子どものころから生き物が好きで、小学校でメダカを飼い始めたのがきっかけ。高校の時にバイト代で熱帯魚の設備を揃え、リース会社に就職したのも熱帯魚水槽のレンタルというニッチな分野でした。
最初に飼育したのはグッピーとコリドラスで、水槽は60センチと30センチを複数使っていました。

リース会社にいたころ、ビーシュリンプが熱帯魚店に出回り始めて、飼ってみたら簡単に増やせたんです。最初はうまくいかず全滅も経験しましたが、当時は飼育方法が確立されておらず、レッドビーシュリンプの選別個体が1匹1万円とか。
「売れるかも」と思ったのはこの頃で、水草もヤフオクで買っていたので売れると思っていました。

2. 副業としての成長と工夫

最初に売ったのは南米系のトニナSPという水草。1本3000円を5本、ヤフオクで販売しました。
水草はヤフオク、ビーシュリンプは最初は店買取や掲示板が多く、徐々にヤフオク中心になりました。
販売の動機は良い設備や珍しい水草が欲しくて、その購入代金を得るため。設備が充実するにつれて、トリミングして捨てる水草がもったいなくなり、本格的に販売を始めました。月5万円はすぐ超えて副業化を意識するようになりました。

売上が低いのは夏場と冬の寒い時期で、特に夏は発送が難しく直接買取のお店だけの時もありました。月の売上最高は102万円。お店の買取先は8店舗に増え、安定した収入になっていました。
また、水草のセット販売を工夫して、珍しい品種の3本・5本売りから、11種や15種セット、CO2添加不要の水草セットなど商品開発も進めていました。

3. 忙しい日々の中で工夫した管理方法

不動産会社の休みは週1回(水曜日)だけで忙しい毎日でしたが、飼育部屋はエアコンで温度管理し、水槽を複数に分けて選別を楽に。
水道水を直接入れて飼育に適した水にする専用の水槽を設け、週1回の水換えで十分管理できるように工夫していました。
こうして少ない時間でも効率よく副業を進めていました。

4. 東日本大震災と副業終了、その後の展開

しかし、東日本大震災が大きな転機に。揺れで水槽の水が大量にこぼれ、もし電源対策が不十分なら感電や火事の危険もありました。
震災後は熱帯魚・水草ブームが急速に冷め、市場が縮小。多くの店が閉店し、副業の継続は難しくなりました。
震災から1か月ほどでほとんどの水草やエビを処分し、趣味に戻しました。

副業で得た売上は、その後に不動産会社を起業する際の資金になりました。
この経験は、自分でやってみる大切さや、効率化、経営の基礎を学ぶ貴重な機会になりました。
これから副業を始める人には、好きなことを活かしつつ、環境の変化にも柔軟に対応しながら自分のペースで続けてほしいと思います。

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中野英仁 いつも記事を読んでくれて、ありがとうございます。みなさんからのチップは、今後の情報発信の大きなモチベーションです。私の活力の源である水草水槽の維持費に使います。もっと役立つ情報をお届けできるように頑張ります。