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60代から先のキャリアプラン:「壁」はゴールへの道標 ~ コーチング的な困難との向き合い方

コーチングのテーマとなることが多い「重要だけど緊急でないこと」の典型は、
キャリアプランです。特にシニア年齢を迎える時期への漠たる不安が多いことを知り
そんなお悩みに向き合ってみました。株式会社ドリームパイプラインの安藤秀樹です。

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セカンドキャリアを進めていると、必ず壁に当たります。
思ったように仕事が来ない、発信を続けても反応がない、家族の理解が得られない、体力が追いつかない・・・様々な形の壁が現れます。

このとき、多くの人が「やっぱり無理だったんだ」と諦めてしまうか、あるいは壁を無視して「もっと頑張れば何とかなる」と力任せに突進するかのどちらかです。
コーチング的な思考では、壁への向き合い方が少し違います。

コーチングでは「壁はゴールへの道標である」という考え方をします。
壁が現れるのは、あなたが本気でゴールに向かっているからです。
何もしない人には壁も生まれない。壁は、前に進もうとしている証拠です。

そして壁に当たったとき、まず問うのは「この壁は何を教えてくれているか」ということです。
「仕事が来ない」という壁は、「あなたの存在がまだ知られていない」か「提供しているものと求められているものがズレている」か「アプローチの方法を変える必要がある」という何らかのメッセージを持っています。
壁を「失敗の証拠」ではなく「情報」として受け取る。
この視点の転換が、壁を乗り越える力を生みます。

もう一つのコーチング的アプローチは「壁を分解する」ことです。
「仕事が来ない」という大きな壁を、「誰に伝わっていないのか」「どんなタイミングで伝えているのか」「競合との違いが明確になっているか」という具体的な問いに分解する。
大きな壁は、細かく分解すると「解くべき問題」に変わります。

AIを使った壁との向き合い方もあります。
「今こういう状況で行き詰まっています。
この状況を、コーチング的な視点で分析してほしい」とAIに話しかけてみてください。

AIは感情なく客観的に状況を整理し、複数の視点や可能性を提示してくれます。
一人で考えているだけでは見えなかった出口が、見えてくることがあります。

壁は、ゴールに近づいているサインです。
諦める理由ではなく、立ち止まって考えるきっかけとして、壁を活かしましょう。

壁を乗り越えるためのコーチング的アプローチに、もう一つ有効なものがあります。
「過去の壁を振り返る」ことです。

これまでのキャリアを振り返ってみてください。
「あのときは最悪だと思ったが、今振り返ると転機だった」という経験が、必ずいくつかあるはずです。
プロジェクトの炎上が、新しいスキルを身につけるきっかけになった。
異動で嫌な思いをしたが、その経験が後に大きな武器になった。失注したことで、真のニーズを掴むことができた。

こういった「過去の壁の乗り越え経験」は、現在の壁に向き合うときの最強のリソースです。
「あのときも乗り越えられた。今回も必ず方法がある」という確信の根拠になります。

また、過去の壁の乗り越え方を分析することで、「自分はどんなアプローチで壁を乗り越えてきたか」というパターンが見えてきます。

「一人で悩むより誰かに相談した方が突破口が開いた」
「状況を書き出して整理したら解決策が見えた」
「いったん手放して別のことをしていたら自然とアイデアが浮かんだ」
等々・・・ あなた固有の「壁の乗り越えパターン」を知ることが、次の壁への備えになります。

壁は避けられません。しかし、壁への向き合い方は変えられます。
「この壁は何を教えているか」という問いを持つことが、壁を成長の素材に変えます。
あなたがこれまでのキャリアで乗り越えてきた壁の数だけ、あなたは強くなっています
次の壁も、必ず乗り越えられます。その確信を、ぜひ忘れないでください。

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