バームクーヘンをこぼす息子を注意しなかったら、思いがけない理由があった
こんにちは、ひでまるです!
今回は、5歳の息子と朝ごはんを食べていたときに、少し考えさせられた話を書いてみたいと思います。
子どもの行動って、大人から見ると意味が分からないことがありますよね。
「なんでそんなことするの?」
「それ、今やる必要ある?」
「いやいや、普通に食べてよ」
そんなふうに思うことがあります。
でも、子どもの行動には、親から見えていない理由が隠れていることもあるのかもしれません。
バームクーヘンをわざとこぼしていた息子
ある日の朝、5歳の息子と一緒に朝ごはんを食べていました。
息子はバームクーヘンを食べていたのですが、その食べ方がいつもと少し違いました。
ボロボロ。
ポロポロ。
床にバームクーヘンのかけらが落ちていきます。
最初は、「まあ、こぼれちゃったのかな」くらいに思っていました。
でも、見ていると明らかにいつもの食べ方とは違いました。
どう見ても、わざとこぼしているように見えます。
親としては、もう口から出そうになります。
「そんな食べ方しないよ」
「行儀が悪いよ」
「何をわざとこぼしてるの?」
正直、今すぐ注意したい気持ちがありました。
でも、明らかにいつもの食べ方とは違ったので、
「もしかして、何か理由があるのかな?」
と思いました。
そこでそのときは、少しだけ様子を見てみることにしました。
注意する前に、少しだけ見守ってみた
いつもの私なら、すぐに声をかけていたと思います。
でも今回は、危ないことをしているわけではありません。
床にバームクーヘンのかけらが落ちているだけ。
掃除すればいい。
そう思って、少しだけ見守ってみました。
すると息子は、ある程度バームクーヘンをこぼしたあと、急に席を立ちました。
そして押し入れの方へ行き、ごそごそと何かを探し始めました。
私はますます意味が分かりませんでした。
「え、いったい何をしているんだ…?」
と思いながら、息子に聞いてみました。
「なにかしたいの?」
すると息子は、目をキラキラさせながら言いました。
「掃除機でバームクーヘンを吸ってみたいんだ!」
息子がやりたかったのは、掃除機だった
正直、最初に聞いたときは、
「へ?」
と思いました。
なんでバームクーヘンをわざとこぼして、掃除機で吸いたいのか。
大人の私には、すぐには分かりませんでした。
そこで、
「どうして掃除機で吸ってみたいの?」
と聞いてみました。
すると息子は、こう言いました。
「昨日、パパが僕のバームクーヘンのカスを掃除機で吸ってくれたでしょ?」
「掃除機で吸うのがすごいと思って、自分でもやってみたかったんだ!」
それを聞いて、私は思わず笑ってしまいました。
そういうことだったのか。
私から見ると、ただわざと食べ物をこぼしているように見えました。
でも息子の中では、昨日見た掃除機の動きが印象に残っていて、
「自分でもやってみたい」
という気持ちがあったのです。
そのあと息子は、掃除機でバームクーヘンのかけらを吸って、満足そうな顔をしていました。
そして何事もなかったように、また朝ごはんの続きを食べ始めました。
子どもの行動には、見えていない理由があるのかもしれない
私は毎日子どもと一緒にいます。
それでも、子どもの考えていることは、聞いてみないと分からないのだと思いました。
親はつい、子どもの行動だけを見て判断してしまいます。
食べ物をこぼしている。
変な食べ方をしている。
言ったことと違うことをしている。
その行動だけを見ると、すぐに注意したくなります。
でも、その奥には、子どもなりの理由や「やってみたい」が隠れていることもあるのかもしれません。
今回の息子も、ただふざけて食べていたわけではありませんでした。
昨日見たことを覚えていて、自分でも試してみたかった。
ただそれだけだったのです。
理由を知ると、伝え方が少し変わる
もちろん、何でも見守ればいいとは思っていません。
危ないことは止める必要があります。
誰かに迷惑がかかることなら、ちゃんと伝える必要があります。
今回のように、食べ物をわざとこぼすことも、そのままでいいわけではありません。
食べ物は大切にすること。
行儀よく食べること。
そういうことは、ちゃんと伝える必要があると思います。
ただ、先に理由を知れたことで、伝え方は少し変わる気がしました。
「なんでそんなことするの!」とすぐに止めるのではなく、
「そういう理由があったんだね。でも食べ物はわざとこぼさないようにしようね」
そんなふうに伝えることもできるのかもしれません。
危険ではなく、誰かを大きく困らせないなら、すぐに止めずに少しだけ見守ってみる。
「この子は何をしたいんだろう?」
そう考えるだけでも、子どもの行動の見え方が変わることがあります。
そして、子どものやりたいことの背景が分かると、親も少し心が軽くなります。
「なんでそんなことするの?」が、
「そういうことだったのか!」
に変わるだけで、親の気持ちも少しやわらかくなるのだと思います。
最後に
子どもの行動は、大人から見ると意味が分からないことがたくさんあります。
でも、その奥には、子どもなりの理由や小さな挑戦があるのかもしれません。
今回のバームクーヘンも、私がすぐに注意していたら、息子の「掃除機で吸ってみたい」という気持ちは分からないままだったと思います。
もちろん、いつも見守れるわけではありません。
私もまだまだ練習中です。
でも、子どもの行動にイライラしたときに、ほんの少しだけ、
「この子は何をしたいんだろう?」
と考えてみる。
それだけで、親も子どもも少し楽になることがあるのかもしれません。
この記事が、子どもの行動につい口を出したくなった日に、少しだけ立ち止まるきっかけになれば嬉しいです。
子どもの行動だけを見ると、つい注意したくなる場面があります。
そんなときに、私が「イライラした心を少し戻すために意識している考え方」を、有料記事にはなりますが、まとめています。
同じように子育ての中で悩んでいる方に届けばと思いながら、心を込めて書きました^^
▼子育てのイライラが減った、私を助けてくれた考え方

このnoteでは、仕事や働き方、子育ての中で感じた悩みや、少し心が軽くなった考え方を書いています。
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