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超時空要塞マクロス ― 地球統合軍の迎撃

数年前に作ったマクロスのジオラマの写真をAIで処理して、動きをつけてみた。なぜジオラマを作っていたのか、生成AIをどう使って動画を作成したのかは、前回の記事で紹介しているので、興味があればそちらを参照してもらえればと思う。

プラモデルやジオラマ、そして映像の制作については前回の記事で触れたので、今回は「超時空要塞マクロス」の思い出を書いてみたい。

自分が小学3年生くらいの頃、ガンダムが流行っていたように思う。ただ、その頃は家庭環境が不安定で、親の離婚であちこち住む場所をたらい回しにされていたので、テレビアニメを見ることができず、当然のことながら流行りのアニメの話にもついていけなかった。

ガンダムというアニメがあることは知っていたが、なぜ戦闘ロボットなのに青、赤、白、黄色の原色で彩られているのか、人型なのは分かるが、なぜカメラのはずの目が人間のように二つ必要なのか。子供ながらにそんな違和感を持っていて、その当時はあまり興味を持てなかった。

話が脱線するが、私はかなり捻くれた性格だったのか、小学一年生くらいの時は、ウルトラマンシリーズにも疑問を持っていた。常識も何もわからない宇宙の星に降り立った生物が、話し合いをするわけでも裁判を受けるわけでもなく、いきなり全身タイツみたいな変な奴に一方的に正義を突きつけられて殺されていいのか、と。

脱線ついでに、「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まるスーパー戦隊シリーズにも違和感を感じていた。ウルトラマンと違って敵に世界征服的な悪意があるとは言え、5人で寄ってたかって倒そうとするのは、もはやリンチじゃないかと。

あまり共感されない考え方かもしれないが、小学生の低学年ながら、当時流行していた子供向けのアニメや番組に、あまり興味が持てなかった。

小学校も何度も転校させられ、行く先々で流行りが違う上、テレビを見せてもらえなかったので話についていけず、すぐに苛められる側になった。小学5年生の頃、「中森明菜」と書かれた筆箱を持っている同級生がいたが、それがアイドルの名前だとも知らず、四文字熟語だと思っていた。キン肉マン消しゴムのような幼稚なものが流行っている理由も、よく分からなかった。

話が脱線しまくっているが、そんな小学5年生の頃、初めて毎週の放送を見ることができたのが、「超時空要塞マクロス」だった。細かく設定された戦闘マシーンや、当時はまだ珍しかった光や影をしっかり描いたオープニングのアニメーションに釘付けになった。

リアルな設定に興味があったので、人気アイドル歌手のミンメイが歌うシーンや恋愛シーンは、子供ながらに少し気恥ずかしくて、あまり見たくなかったのを覚えている。

こうした背景もあって、プラモデルのジオラマを作る時は、とにかくリアリティを追求したかった。

大人になってからガンダムのストーリーの面白さを知り、あの非現実的な世界観にリアリティを与えるという作業も面白く感じるようになったのだが、その話までしてしまうと収まりがつかなくなるので、今回は割愛する。

超時空要塞マクロス― 地球統合軍 デストロイド トマホーク
MBR-04-Mk.IV デストロイド トマホーク

詳しくは前回の記事で紹介しているが、撮影のためだけに組んだ即席ジオラマを撮影、それを画像処理して仕上げたりしていたのが数年前。今回は、その画像をさらに生成AIに読み込ませ、構図や形はそのままに、さらに質感や空気感にリアリティを出すようにプロンプトを書いて再生成したもの。

超時空要塞マクロス― 地球統合軍 デストロイド トマホーク
MBR-04-Mk.IV デストロイド トマホーク

ジオラマは撮影のためだけに背景や小物をセットしている。ベースとなっているのは、かなり古いジオラマキット「超時空要塞マクロス 1/100 アーマード・ファクトリー/ジオラマベース」という商品を二つ使い、さらにその他のキットやLED等を組み合わせて作っている。

超時空要塞マクロス― 地球統合軍 デストロイド ディフェンダー
対空用デストロイド・ディフェンダー
超時空要塞マクロス― 地球統合軍 デストロイド スパルタン
攻撃用デストロイド スパルタン

「超時空要塞マクロス」のオープニングで有名なシーン、ファイター(戦闘機)形態の VF-1 バルキリーが、エレベーターで甲板に上がってくるシーンも、実際のプラモデルで再現して撮っている。ただ、生成AIがこれだけ発達してくると、もはや元の写真すら必要ないのだが…

超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー
超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー
超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー

建物や標識なども、Nゲージ(鉄道模型用の規格)のビルを改造したものを30本くらい持っていて、必要に応じて並べて即席ジオラマを組んで撮影した。だが今や生成AIで簡単に描けてしまう。

超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー
超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー

上の画像も、実際に即席ジオラマを作って撮ったものを、生成AIでリアリティを加えている。映画「ブレードランナー」を思わせる背景のビル群は、生成AIによる追加。この画像を元に、もっと被写体に近づいて、見上げるようなアングルに変えるように指示すると、以下のような画像を生成してきた。

生成AIはなんでも出来ちゃうから凄いが…
武器(手に持っている銃)が全く違うものに置き換えられているなど、変なこともしてくるので、油断はできない。

超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー
超時空要塞マクロス― 地球統合軍 VF-1  バルキリー

こうして作った画像を元に、動画生成AIで動かしてみると、驚くようなクオリティで返ってくる。今後、映画の世界はどのように変わっていくのだろうか。


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