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高松100年コミュニティ構想【実践編】⑱また一つ、追い風が吹いた

前回は、クラウドファンディングの準備を始め、AIと一緒にページを作っていったお話を書きました。

その少し前、高松市へ子ども食堂の補助金を申請していました。

申請する前には、一度、市役所を訪ねて担当の方からお話を伺っていました。

必要な書類をそろえ
会則を作り
活動内容を考え
役員を決め
申請書を提出しました。

「たぶん大丈夫だろう」

とは思っていました。
でも一方で、

「本当に対象になるのかな」

という気持ちも、少しありました。


一通のメール

そんな中、高松市子育て支援課の担当の方から、一通のメールが届きました。
子ども食堂の申請について、

交付決定となりました。

という連絡でした。

「よかった。」

まずは、そう思いました。

ただ、不思議と「やったー!」という感じではありませんでした。

この頃は、本当にいろいろなことが、ものすごいスピードで同時に進んでいました。

内装
外構
立ち上げメンバー
LINEグループ
クラウドファンディング
そして、子ども食堂の準備。

一つ終われば、

「次は何をすればいい?」

そんな毎日でした。
ですから、交付決定の連絡をいただいたときも、

「よかった。では次へ。」

そんな感覚に近かったように思います。

 お金以上に、うれしかったこと

もちろん、補助金をいただけることは、とてもありがたいことです。
子ども食堂を続けていくには、食材だけでなく、さまざまな費用がかかります。
でも、私にとって、それ以上にうれしかったことがありました。

私は最初から、

補助金がなければ「えんのわ」をやらない

とは考えていませんでした。
補助金があっても、なくても、やる。
それは決めていました。
だからこそ、交付決定の連絡をいただいて感じたのは、

「お金が助かる」

ということだけではありませんでした。
これまで自分たちで考え、準備してきた事業について交付決定をいただけたことで、

「進めてきた方向は、間違っていなかったのかな。」

と、少し背中を押してもらったような気持ちになりました。

 みんなにも報告

早速、立ち上げメンバーのLINEグループにも、高松市から届いたメールを転記しました。

そして最後に、

「いろいろ進めていきます。
 皆さん、よろしくお願いします」

と付け加えました。
リアクションはありました。
でも、コメントはありません(笑)。

少し前には、クラウドファンディングのページを見てもらおうとLINEに送ったものの、こちらも特にコメントはありませんでした。

何か大きなことが決まれば、もっとみんなで盛り上がるのかなと思っていましたが、意外なほど淡々としています。

でも、それでいいのかもしれません。

それぞれのできる範囲で関わってもらう。

全員が同じ熱量で走る必要はありません。

「えんのわ」は、今日も淡々と前へ進んでいます。

また一つ、追い風が吹いた

振り返ってみると、この頃の私は、立ち止まって喜んでいる時間さえなかったように思います。

次は何をする
その次は何をする

分からないことが出てきたら調べる
必要なら誰かに聞く
そして、また動く

そんなことを繰り返していました。

補助金が決まった
だから、「えんのわ」を始めるのではありません。

もう、始めると決めて動いていました。

その途中で、

また一つ、追い風が吹いた

そんな感覚でした。

そして、補助金をいただくことになれば、当然、お金の管理も必要になります。

個人のお金と一緒にしてはいけない。

「えんのわ」専用の銀行口座を作ろう。

そう考えました。

でも、銀行口座を作るなら――。

まず、ハンコがいる。

次回は、そんな話です。


※個人のライフワークとして、2026年8月時点での私の考えとリアルタイムの記録です。数年後に読み返した時、自分自身がどう考えていたのか、そして地域がどのように変わっていったのかを楽しみにしています。


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