二度と同じ演奏はできない。
こんにちは!または初めまして!
小学校教員歴19年目のヒデと申します。
現在の勤務校は4校目。
初任校5年、2校目5年、3校目6年、そして現任校3年目です。
実は初任校から3校目(の途中)まで小学校の吹奏楽少年団の指導をしてきました。吹奏楽連盟の理事もさせてもらい、どっぷりと吹奏楽の世界に浸かっていた時期でもあります。
現在の勤務地には小学校の吹奏楽少年団が一切無いこともあり、今はすっかり足を洗っていますが、時に懐かしく思うこともあります。
そんな吹奏楽漬けだった時期に、子ども達によく言っていたことを踏まえて、少し記事を書いてみようと思います。
♪「音楽はカタチのない芸術。二度と同じ演奏はできない」

絵画や彫刻など、様々な「芸術」がこの世界にあります。
こういった芸術と舞台演奏がメインの「音楽」との決定的な違いは何か。
僕は物質的な「カタチ」があるかどうかだと思います。
絵画や彫刻はなど「カタチ」として残るものは、ずっとその姿を保ち続けることができます(経年変化などは考えないものとします)。
しかし吹奏楽のような演奏音楽はどうでしょうか。
「音」はすぐに消えてしまいます。
カタチを残すことはありません。
CDなどの「音源」に残すことはできますが、その場の空気感やホールでの響き、演奏時の緊張感などは記録できません。
そして二度と「同じ」演奏をすることは絶対にできません。
中高の部活などと同じで小学校の少年団も、メンバーの入れ替わりが必ず一年に一回あります。
メンバーが変われば同じ演奏はできません。
そして同じメンバーでも、一回目と二回目は心境も違いますし緊張感も違います。
ですので、指導をしていた頃は何度も何度も
「音楽はカタチのない芸術。二度と同じ演奏はできない」
と子ども達に言い聞かせていました。
♪「だから、一回の演奏で音符一つ一つに魂を込めるんだ」
野球でよく「一球入魂」と言いますよね(野球以外の球技も?)。
僕はそれをもじって「一音入魂」と子ども達にスローガンのように伝えていました。
二度と同じ演奏はできないから、一回一回の演奏で「最高!」と思える演奏をしなさい、と。
♪小節が進むにつれて
全てを込めて挑戦するコンクール、6年生と一緒に演奏できる最後の定期演奏会など大きな場面。僕が教えていた子ども達はよく、曲の最後の方で涙ぐんでいました。
「楽譜の小節が進むにつれて、曲の終わりが近づくにつれて、大変だった練習や思い出がぶわーって出てきて泣きそうになる」
そう言う子が多かったですね。
「先生がいつも言ってた『二度と同じ演奏はできない』がホントだな、って」
♪学級経営に重ねてみると
正直、あの頃の僕の指導はとんでもなかったと思います笑
今同じことをすると絶対に問題になる💦
何本も指揮棒を折ってきました・・・
それはさておき笑
この経験、今の学級経営にも生きています。
小学校もクラス替えがあったり、担任が変わったり、転校する子がいたり。
当然子ども達自身も成長をするので全く同じ日々はくることはありません。
同じ学年を繰り返すこともありません。
一日一日は楽譜の小節のように過ぎていきます。
残り20日、20小節を全力で子ども達と演奏(勉強)していきます笑
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