「もったいないから使い切る」は、本当に節約なのか?
「もったいないから、使い切ろう」
私は、そう思うことがある。
家にあるものを使わずに捨てるのは、もったいない。
だから、残っているものを見ると、
「せっかくだから使い切ろう」
と思ってしまう。
でも、最近ちょっと考えた。
「もったいないから使い切る」って、本当に節約なのだろうか?
かゆみ止めのパッチを使い切ろうとした
先日、家にあったかゆみ止めのパッチを使った。
かゆみに効いていたので、最初は普通に「これは使えてよかった」と思っていた。
ところが、そのパッチの有効期限を見ると、なんと2015年 4月。
かなり古いものだった。
「もう古いし、残しておいても仕方ない」
そう思った私は、残っていたものをどんどん使った。
かゆみが引いてきたところにも、
「まだ残っているし」
と貼った。
あとから考えると、そこまで貼る必要はなかったと思う。
そして、使い切ったあとに、
「10枚くらい、余計に使ったんじゃないかな」
と後悔した。
「捨てるのがもったいない」が、別のもったいないを生む
ここで気づいた。
私は、
「捨てるのはもったいない」
という気持ちから、
「使い切ること」を目的にしてしまったのかもしれない。
でも、本来は逆だった。
必要だから使う。
それが本来の使い方だったはず。
「残っているから使う」ではない。
これは、物を捨てられなかったこととも、少し似ている気がする。
「まだ使えるかもしれない」
「せっかく買ったんだから」
「もったいない」
そう思って物を残していると、いつの間にか家の中に物が増えていく。
そして今度は、その物を管理するために時間や場所を使うことになる。
節約は「使い切ること」ではない
今回のことで、私は少し考え方を変えたいと思った。
節約って、
「一つ残らず使い切ること」ではない。
必要なものを必要な分だけ使い、必要のないものは買わない。
そして、家にあるものを把握する。
それも立派な節約なのだと思う。
たとえば、100円のものを「もったいないから」と必要以上に使ってしまったら、100円を大切にしたつもりで、実は使う必要のなかったものを消費している。
もちろん、買ったものを大切に使うことは大事。
でも、
「使い切ること」と「大切に使うこと」は、同じではない。
「もったいない」の意味を変えてみる
これからは、
「もったいないから使おう」
だけではなく、
「もったいないから、必要なときに大切に使おう」
と思いたい。
そして、
「もったいないから買わない」
「もったいないから増やさない」
「もったいないから、今あるものを把握する」
という考え方も持っていたい。
今回のかゆみパッチは、もう使い切った。
「10枚余計に使ったかもしれない」と、まだ少し後悔している。
でも、その後悔から、
「使い切ることを目的にしない」
ということを学んだ。
そう考えれば、あの10枚も、ただの「もったいなかった」で終わらない。
次に同じことをしないための、経験になったのだから。
もったいないから使い切る。
それは、本当に節約なのだろうか?
私はこれから、少し立ち止まって考えてみたい。
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