風の終わる場所
いつの間にか知らず
失う事に 寛大さが増してしまって
生きたい 行きたい場所まで見失っている
無機質な部屋での暮らしは
時々 寂しく
時々 救われる
コンクリートの壁
不規則なカーテンドレープ
ベッド横のポカリスエット
半分 開いた扉の向こう側は 湿度が高い
明日の天気を 下駄を飛ばして 裏表で決めていた
そんな時代に生きてみたかった
丁寧に生きる事は難しい
許せない事が多い日々が続いて
人の綻びを探してしまう
もっと身軽で居たはずなのに
絡みつく縁は 世界の広がりを妨げる
ฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅ
たまたま生き長らえて居る事を忘る勿
安全な日々の惰性で気も緩み
突然 消えていった あの人達の事を
忘れていることに気付く
夜になり ベッドに寝転がり それから
もう 何もない
ฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅ
時間が多くないのよ
だから なるべく嫌な感情を持ちたくない
そんな事に時間を使いたくない
この感覚を誰かと共有したいのに
いちばん言いたい 伝えたい言葉は
いちばん言えない 伝えられない言葉
叶うまで 叶わないだけ
ฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅ
渋谷から池尻大橋まで歩いた
あの夜を 何でか思い出す
心斎橋から南森町まで歩いた時も
柏崎の街から海辺まで歩いた時も
全部 全部 夜の真ん中だった
気付かず もがいてたのかも知れない
今日に至る為に
そして これからも もがくんだ きっと
いつか晴れた日の為に
ฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅฅ
宇宙に遍く存在すると言われてる
ダークマター
あれ【意識】だったらいいなぁ…
もし そうだったら
空から見守るとかってセリフ
嘘じゃないもんね
