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お祝いの日に作るローストビーフ丼


実家は、離れた家族それぞれの誕生日に、おめでとうメールが飛び交うような家族です。いまでも。


誕生日、入籍記念日、結婚(式)記念日。

結婚してからわたしは、祝いの日をこれまで以上に大切にするようになりました。


なぜかというとそれは、入籍の日を決めるときに夫が言ったから。


「どちらかの誕生日でもいいけど、せっかくだから、記念日をもうひとつ増やそうよ」


そうして、私と夫の誕生日の間の日に入籍して、ふたりの新しい記念日ができました。


そんな大切な記念日に作る私の定番メニューは、ローストビーフ丼です。


最初は2016年の夫の誕生日。
生まれて初めて、ローストビーフを作りました。

はじめてにしては、よくできてる

奥に見えているのは、プリンを巻いたロールケーキ。ふたりのお気に入り。
ワイングラスは、木曽の丸嘉小坂漆器店さんの『すいとうよ』。


なぜローストビーフを作りはじめたのかは、もう覚えていないんですが、おそらく夫が牛肉好きだからじゃないかな、と。
日頃の献立に、牛はなかなかお目見えしないので、特別感が際立ちます。


この年の入籍記念日は、まだベーカリーレストラン サンマルクがあったので、予約をして記念日メニューのコース料理をいただきました。

その時のランチョンマット。かわいい。


翌年は夫の希望で、誕生日のお祝いを兼ねて焼肉へ。

2018年の入籍記念日に、初めてローストビーフ丼が登場します。
実家へ帰省した折、有名なローストビーフ丼のお店へ行ってとても美味しかったので、丼仕立てに落ちつきました。

入籍記念日の祝い膳

この年から、2021年以外、入籍記念日の夕食はローストビーフ御膳が定番になりました。
2021年は、実家の母が親戚からいただいた鯛を真空パックで冷凍にして送ってくれたので、それを焼きました。

鯛の尻尾がないのが残念


そして今年。

2025年入籍記念日
ローストビーフ丼御膳
いい感じにできました

入籍記念日にローストビーフ丼を作りはじめて8年になります。
改めて振り返ってみたら、最初にローストビーフを作ってから、10年目でした。

はじめは血が滴るような赤い仕上がりだったのが、いまではほんのりピンクぐらいの火入れ具合になってきました。
いくら牛肉でも素人料理のローストビーフ。
温度計があるわけでもない。
半生は危ないな、という意識の変化です。

ローストビーフは、できあがってから半日から一日冷蔵庫で寝かせるので、余裕をもって前日には作っておきます。
そうすれば当日の支度は、ご飯を炊いて副菜と汁物を作るだけ。楽ちん。
汁物はお吸い物の方が特別感が出て、余力があれば副菜に茶碗蒸しを作れると、祝い膳らしさが増す。
そんな学びもありました。
でもムリはしない。
その日の体力と気力に任せます。


それでも。
明日は入籍記念日♪と心はずませながら買い物に行き、料理をする。
その特別な時間が楽しい。
ともすれば日常の忙しさに紛れてつい忘れてしまいがちな記念日を、ちょっとだけ特別な夕飯で彩る。
丁寧な暮らしでもなんでもなく、わたしが楽しいからやる。
だからいつか、作らなくなる日が来るかもしれません。


そうそう。
わたしの誕生日はというと、プレゼント的に

"家事をなにもしない日"

にしています。

休日なら、ゆっくりモーニング。夕飯は外食かスーパーでちょっといいお寿司を買ってくる。
外食もファミレスとかびっくりドンキーや、サイゼリヤで。
とにかく"家事をしない、自分の時間をすごす"のが、私にとっていちばんのご褒美。
そんな誕生日です。


(1435字)

#33日ライラン

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