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その「責任感」は、あなたを守る盾ではなく、心臓に突き刺さるナイフだった。

今日もお疲れ様です。 帰りの電車の中、あるいは真っ暗な部屋のベッドの上で、この画面を開いていますか?

もしあなたが今、ふとした瞬間に涙が出そうになったり、職場の誰かを怒鳴りつけたくなってしまう自分に自己嫌悪を感じているのなら、少しだけ時間をください。

これは、あるアニメの話であり、あなたの心の話です。

検索窓に「はたらく細胞の ホルモン」と打ち込んだ人がたどり着く、あまりに残酷なアニメ『はたらく細胞BLACK』の第5話。

そこには、私たちの職場で起きている「悲劇」そのものが描かれていました。

敵と味方の区別がつかなくなる「責任感」という病

物語の中で、免疫細胞である「キラーT細胞」たちが暴走します。

本来守るべき味方の細胞を、「お前は敵だ!」「サボるな!」と攻撃し始め、その結果、円形脱毛症のように身体(現場)がボロボロになっていく。

見ていて胸が締め付けられるのは、彼らが「悪意」で暴れているわけではない、という点です。

彼らは誰よりも真面目で、責任感が強かった。

「この身体を守らなきゃいけない」


「休んでいる暇なんてない」


そんな強迫観念に近いストレスが、彼らの視野を奪い、正常な判断力を奪い、ついには仲間を傷つける「凶器」へと変えてしまったのです。

これ、どこかで見た光景ではありませんか?

あなたの職場にいる、いつもイライラしている上司。 あるいは、後輩の些細なミスが許せず、つい強い言葉を使ってしまった時のあなた自身。

性格が悪いわけじゃない。意地悪をしたいわけじゃない。

ただ、余裕がないだけなんです。

過剰な責任感と終わらない業務というストレス環境が、真面目な人ほど「暴走したキラーT細胞」に変えてしまうのです。

「ロボット」に心を殺される前に

アニメでは、暴走した現場を鎮圧するために「ステロイド」という薬が投下されます。 それは感情を持たない無機質なロボットとして描かれました。

ロボットは、暴れる細胞たちを容赦なく制圧し、活動を強制停止させます。

「もう働かなくていい」と告げられたキラーT細胞が流した涙。あれは、一生懸命戦ってきた自分自身を否定された絶望の涙でした。

現実の組織でも同じことが起きます。 現場が限界を迎えると、上層部は「人事異動」や「プロジェクト凍結」といった、ステロイドのような強行策(リセット)を行います。

確かに炎症(トラブル)は収まるかもしれない。でも、そこには「あんなに必死にやったのに」という、現場の虚無感だけが残ります。

劇薬で無理やり黙らされる。 そんな結末を迎えるまで、あなたは戦い続ける必要なんてないんです。

マジで、聞き分けの良い「細胞」になんてならなくていい

ここで、あなたに伝えたい本音があります。

本当に、もう自分を責めるのはやめよう。

あなたが今日、仕事に行きたくないと思ったのも、誰かに冷たく当たってしまったのも、あなたが弱いからじゃありません。

あなたが「使い捨ての細胞」として扱われる環境に抗おうとしている、正常な反応なんです。

「逃げたら負け」だなんて思わないでください。

組織(身体)がブラック化して、あなたという細胞を殺そうとしてくるなら、そこから逃げることは立派な「生存戦略」です。

アニメの細胞たちは、身体から出ることはできません。 でも、人間である私たちには「足」がある。 環境を変える権利があるんです。

あなたがあなたらしく、息ができる場所へ

ステロイドなんていう劇薬を使わなくても、笑顔で働ける場所は必ずあります。

挨拶や雑談で「オキシトシン(安心)」が分泌され、チームで何かを達成して「ドーパミン(喜び)」を分かち合える。 そんな当たり前の「健康な職場」は、外の世界にちゃんと存在します。

だから、どうか自分を壊すまで戦わないで。 「異常なし」という診断書を盾に、無理やり戦場へ戻ろうとしないで。

あなたの心と体が、一番大切です。


今日まで生き延びてきたあなた自身を、どうか抱きしめてあげてください。

noteでは書ききれなかった、職場崩壊を防ぐための具体的な「脳内物質マネジメント」や、自分の心を守るための実践的なノウハウは、ブログの方に置いておきました。 もし今、心がヒリヒリしているなら、覗いてみてください。

あなたの周りにも『暴走しちゃってるキラーT細胞(上司)』はいますか? 伏せ字でこっそり教えてください(笑)

▼【さらに具体的な処方箋はこちら】

【はたらく細胞BLACK】職場崩壊の引き金は「ホルモン」だった。暴走する上司(キラーT)を止めるための「劇薬」と「処方箋


※本記事は映画『はたらく細胞』のエピソードを元にした、筆者独自の考察とエッセイです。

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